kanageohis1964 @kanageohis1964@fedibird.com

「右派」とか「保守」とかごたいそうなくくりで連中を語るのが間違いのもとで、「他人のｼﾓの話にひたすら執着する異常者」くらいでじゅうぶんじゃないすかね

　五輪選手がＳＮＳで誹謗中傷を受けているとラジオでやっているのだけど、要は居酒屋のおっさん野球談義的なものが選手に直接送れてしまうという構造が問題なのだろうな。

　しかし、まぁ、問題は問題なのだけど政治家、作家、アイドルありとあらゆる著名人が誹謗中傷を受け続けてきたし、なんなら先日の蓮舫じゃないけど、メディアもいっしょになって誹謗中傷に荷担したりしてきたのに、なぜ急に五輪選手の誹謗中傷を取り上げ出したのだろうか？未来の自民党員を守れ！！

2024年7月の日本の平均気温は、平年を2.16度上回って観測史上最高を記録。去年の記録を0.25度も上回ったのか。そりゃ命に危険がおよぶ暑さになるはずです。

JKRをはじめとして、トランス排除に囚われ先鋭化している連中こそが、オリンピックに出場している多様な強い女性の存在を否定し排除煽動するなど、「女消し」を行なっている例が観測されていますね。

女性スポーツは1930年代より「女性としては桁違いな能力」「男性的過ぎる外形」の女性選手たちに対する「本当に女性なのか？」という嫌疑と共にあり、いまだにその歴史を繰り返している。

1948年イギリス女性陸上競技組織「女性のみが女性競技に参加可」として女性であることの医師の証明が必要となり、以降は全選手を全裸にしての目視検査や、性染色体検査など、選手達の人格を毀損し人権侵害となる屈辱的な検査が用いられ、多くの女性選手たちがスポーツから排除され、メダルも剥奪されてきた。

そうした酷い歴史のうえで、現在はテストステロン値の検査に落ち着いているわけ。

まず、歴史を知り現在地を知らなければ、ヘイターらは自分らがやっていることが何なのか理解できないのでは。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sptgender/15/0/15_98/_pdf/-char/ja

健康保険の資格証明書って……ほぼ保険証だねえ。しかもICの入ったプラスチックカードになるのか。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/kochi/201702280964/R6santei.pdf

悲しいことに、博士論文を指導しているアラブ系の留学生2人は、キャンパスに戻って来ないことに。2人ともキャンパスで体験した差別と大学がIslamophobiaには全く対処しないことにショックが大きい。一人は大学院セミナー中に、イスラム嫌いのヒンズー至上主義のインド人留学生から罵倒されるも、担当教員も学部長も何もインド人学生へのアクション取らず。教員はセミナーをアラブ系学生だけを「隔離」し、3時間のセミナーを隔離組と残りに半々に充てることで対処。teaching assistant をすれば、学生らから、不当な苦情を受けたり。Oct7以降、イスラエル支持の学生からの脅しや嫌がらせなどもあり、身の危険を感じたのが理由。

私は彼らが晒されている状況に愕然とし、とにかく彼らが安全であるように同僚に働きかけたりする二学期間でした。これからはリモートでしか指導出来ないけれど、2人とも自国では経験したことのない差別で精神的なダメージも大きいので、私も心配のタネが減りました。でも、淋しいなあ。

日本のみなさんも、日本に勉強や仕事で来てくれている外国人を、偏見による差別・暴力から守ってください。

　というわけで、筆者の立場からすると、「フランス革命は悲惨を避けて通ることはできなかった」という結論となる。しかし、大衆の熱情が爆発して悲惨をもたらすというのと、「どうせそうなるしかないんだよ」と自覚的に悲惨に開き直るのは全然別物だろう。なので、やはり、私たちはこの結論よりも問いの方を引き継いでいくべきな気はする。「悲惨を避けつつ、社会を変革することは可能か」。……というか、そもそもこの社会、変わりようがあるんだろうか？　もう一度悲惨な破局を迎えないとどうにもならない気ばかりする今日この頃である。ちゃんちゃん。

（了）

　フランス革命のもたらした悲惨、劇薬の劇薬たる側面はこの点に由来する。大衆の願望は、当時勃興しつつあった資本主義の生み出すベクトルと真っ向から衝突する。それゆえ、妥協はきわめて困難であり、結果的には破綻した。しかし、その過程で生み出されたさまざまなアイデアがその後の世界に大きな遺産をもたらしたことも否定できない。
　「劇薬なしにフランス革命は可能であったか」。そう問うならば、「可能だったかもしれないが、その遺産はもっと少なかっただろう」ということになろう。
　他方、明治維新においては、大衆だけでなく新興ブルジョアたる商人階級も未成熟なまま西欧列強の脅威と対峙した。その結果、危機感をもって社会変革を担えたのは、知的にも実力的にも武士階級をおいて他になかった。そのために流された血も少なくて済んだが、ただし、明治維新が「基本的人権を尊重する」という契機を著しく欠いた政府しか生み出せなかった原因もここに求められる。なかなかうまくいかないよね。

　大事なポイントは、革命の担い手としての階級的成熟だ。イギリスの場合、産業革命を経て強国となっており、貴族たちも才覚あるものは新興ブルジョアへと脱皮しはじめていた。つまりは、既に旧体制の破壊を済ませ、反革命勢力もあらかた淘汰されており、新興ブルジョアは大衆の助力なしに革命を実現できる力を持っていた。ゆえに、自由（とりわけ経済的自由主義）に傾いた新秩序を打ち立てることになる。
　これに対してフランス革命では、産業経済的にはイギリスに遅れをとっていたフランスにおいて、独力での革命遂行が困難な新興ブルジョアは、時に反革命勢力と妥協を試みたり(91年体制）、大衆との連合を試みたり（93年以後）、両極の間を揺れ動く。最終的には、著者も「ブルジョア（の利益に資する）革命」と評価するのだが、しかし、一度でも大衆との連合を経た革命はイギリスよりもずっと平等主義的理想＝大衆の希望に引っ張られた遺産を残すことになった。ロベスピエールの提唱した生存権のアイデアは、一度革命後に廃れてしまうものの、第二次世界大戦後に再び日の目を見ることになる。これが現在に至る人権原理の基盤となっていることは言うまでもなかろう。

遅塚忠躬『フランス革命　歴史における劇薬』（岩波ジュニア新書、1997年）

　2024年のパリ五輪開会式の演出でマリー・アントワネットの首が飛んだ、という話を聞き、なんとなく気になりながらちゃんと読んだことがなかった本書を手に取った。
　よく知られているように、フランス人権宣言をはじめとする後世に続く人権思想の一里塚となった人類史上の偉大な成果であるとともに、その過程で独裁と恐怖政治による数多の犠牲者をも出した。実際、フランス革命200年の1989年頃には「こんな流血の事件を祝えるか」との意見もあったらしく、五輪であっけらかんと王妃の首を飛ばして見せる2024年とは随分違った雰囲気だったのね、とも思った。
　劇薬が必要とされた背景（すなわち、旧体制の行き詰まり）、劇薬の効果（新興ブルジョアの利益に適う新体制と副産物としての平等主義的理想）、そして劇薬のもたらした痛み（独裁と恐怖政治）へとスムーズな説明でいちいちちゃんと頭に入ってくる感じ。以上を踏まえて、イギリス（名誉革命）と日本（明治維新）と比較してみせるあたりは、なるほど、おもしろかった。

ハリス氏支持率、対トランプ氏でバイデン氏上回る勢い－選挙戦一変か

おおおおお！😆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-23/SH2TGET1UM0W00