ドヴォルザーク:悪魔とカーチャOp.112
ブルノ・ヤナーチェク・オペラ劇場/イジー・ピンカス(指揮)
ドヴォルザークが晩年に「もうオペラしか書かん」と宣言した後の1曲めのオペラ。抜粋でも演奏されることが少ないので全曲盤を聴いて初めてどんな作品なのか知った次第。
直前に交響詩を何曲か書いているけれど、それがオペラ作曲の下準備だったことが、特にオーケストレーションの端々に窺えるのが面白い。組曲とかを編んでコンサートで取り上げても面白いんじゃなかろうか。
あーあ。ってか2日程度休校にしても全然足りないだろ。
>相模原の市立中、新型コロナの影響で臨時休校 新型コロナ | カナロコ by 神奈川新聞
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-993503.html
藤沢市藤澤浮世絵館さんはTwitterを使っています: 「〈見ているだけで楽しい鳥瞰図!〉 「WEB版浮世絵館だより」5月号を公開します。 今号では吉田初三郎研究家の益田啓一郎氏にご寄稿いただいた記事も掲載!初三郎式鳥瞰図の魅力に迫ります。 https://t.co/4MO3WaTz0K ★過去のたよりは藤澤浮世絵館公式サイトですべて閲覧できます。 https://t.co/TtKjAk1EQR」 / Twitter
https://twitter.com/fujisawa_ukiyoe/status/1663468362494808064
内山雄人さんはTwitterを使っています: 「「異次元の親バカ」は別にして 総理として余りに凡庸で苛烈な言葉も吐かないから 恐ろしさが目立たないが… やっている事は戦後史の中で "国民にとって最も厳しく危険な総理"と 認定したい。 しれっと増税も戦争もやる それ位 国民を見ていない。 #妖怪の孫 https://t.co/SaIZEDPCQk」 / Twitter
https://twitter.com/taketwu/status/1663034180081696768
『この世界の片隅に』の憲兵の扱いに対する一応の擁護と、全然擁護しないところ3
そして何より生活に関してはきちんと取材がされ、出版が許され、知名度を持った『この世界の片隅に』の最大の役割は「批判される」ことだ。
「すずのこのシーンの憲兵の扱いはおかしい」というブログは、まさに当時をリアルを表現するための足がかりだ。
だから国家権力はそれ以前に見せない、消す。関連するもの全てを消すことが最も効果的な言論統制だ。
また、全く取材をしていない創作も無意味だ。批判したくても全てファンタジーで逃げられてしまう。
『この世界の片隅に』の作劇をベストだとは全く言わない。しかし、これすらなければ、ひょっとしたら私たちは「日本が戦地になった」ことすら消されてしまうかもしれないのだ。
『この世界の片隅に』は批判されることで大いなる礎となる。その淡い作画、カケアミで表現されるノスタルジックな風景、棘のような恋の心を楽しみつつ、その背景を調べ、ファンタジー度合いを調べて批判することが最も美味しい『この世界の片隅に』の需要の仕方だ、と思う。
『この世界の片隅に』の憲兵の扱いに対する一応の擁護と、全然擁護しないところ3
戦争を描いた漫画はいくつもある。
戦中の浅草の見世物小屋と長崎、おぞましくも美しい作画の『トミノの地獄』、
沖縄の集団自決と飢餓、日本兵に襲われる少女を描く『cocoon』、
ペリリュー島で不衛生と飢餓、病に脅かされながら日本が降伏したことも知らず潜伏生活を送る『ペリリュー 楽園のゲルニカ』、
戦中の軍国をSFディストピアに展開する『光る風』、
『この世界の片隅に』は、戦争漫画のゆるふわの亜種に過ぎない。
しかし、他の戦争漫画はグロ漫画のカテゴリに入れられている。『はだしのゲン』の「こんな漫画を子どもに見せますか?」という右派のキャンペーンにも明らかなように、戦争漫画自体をおぞましいものとして見せないようにする動きがある。
徹底的に漂白された『この世界の片隅に』だけが、アニメ映画にもなりNHKで特集を組まれている。
戦争漫画が日の目を見ることが難しい。それゆえに『この世界の片隅に』のファンタジー性がファンタジーとしていられない問題はある。
『この世界の片隅に』の憲兵の扱いに対する一応の擁護と、全然擁護しないところ3
岡山育ちで戦中をこどもとして過ごした亡き義母は『この世界の片隅に』を楽しく読んでいた。憲兵の描写に文句を言っていなかったので、そういう幸福なケースの上澄みを取った作劇なのだろう。
そして生活の仕方、電気の通わない家事のやり方のノスタルジーを大切に反芻していたように思う。
『この世界の片隅に』は生活史であり、思い出から邪悪なものを取り除き漂白したものだ。
憲兵の恐怖は生活の一部だったはずだ。生活史として片手落ちで、その欺瞞は批判されるべきだ。
優しい思い出しか見たくない、傷を負った当事者たちはそうだと思う。しかしその恐怖は今の日本に再来しようとしている。消すことは私たち人民に損失だ。
ただそれでも私は『この世界の片隅に』を読むなとは思わない。危機感の説得力を圧倒的に欠くためその点を除外して読む必要はあるが、その柔らかな線と搾取の物語、生活史の取材力を評価する。
そして、戦中の資料と教育を排除する日本政府を糾弾する。『この世界の片隅に』がゆるふわファンタジーでいられないのは教育のせいだ。
『この世界の片隅に』の憲兵の扱いに対する一応の擁護と、全然擁護しないところ2
ただそれでも、作劇上、すずはあそこで殴打されて心を折られるわけにはいかなかった。
すずは戦争に最後まで騙されたキャラクターだ。戦争と共に歩んでいると思いこみ、理不尽や貧乏、姪の死も耐え、「生活こそが己の闘い方」として兵士と共に歩んでいる気分になっていた。
そんなある日の荒れたラジオの玉音放送で、それら全てが嘘だった、共闘ではなく搾取と利用だった、それを思い知らされ、自分の愚かさと大切な失ったものを思って激昂する。
彼女は「戦争をしている側」の人間で、物語は「終戦をきっかけに裏切られ続けていたことに気づく」ことがハイライトだ。あの時点で憲兵に叩きのめされて目を覚ますことが作劇上できないのだ。
この作劇法を擁護する気はない。ゆるふわ主婦を終戦前に叩きのめしたのが現実の戦時のリアルだ。
しかし出版を祝う。それによってその当時の家事や風俗、生活方法を知ることができた。
『この世界の片隅に』の憲兵の扱いに対する一応の擁護と、全然擁護しないところ
『この世界の片隅に』はゆるふわ戦争物語である。それは間違いない。
先に結論から言うと、そうでないとこの日本で出版することができないから、だと思っている。
『はだしのゲン』が図書館から排除されそうになったり右派から攻撃を受けている。
先日購入した『コムニスムス』という漫画、カンボジアのポルポト政権をテーマにした漫画だがweb連載時は「ポル・ポト」「オンカー」「クメール・ルージュ」という語が使用できなかったそうだ。『神様の家で育ちました〜宗教2世な私たち』は、宗教団体の圧力で天下の集英社が連載停止、文春が引き取って出版に至った。この国は表現規制が「在る」。
それにしても。。このブログを見て感じいった。特高の恐ろしさは尋常ではない。『この世界の片隅に』がこの事実を湾曲していると言われても仕方がない。
https://vergil.hateblo.jp/entry/2020/08/22/083835
最近の自称若者の保守的政治意見みたいなのを読んだけど、昔の自分に生き写しだなあ。一番感じたのは国の防衛がどうこうばっかりで自分の主体的な欲求と社会への要望がゴッソリ抜けていて傍観者になっているところなんですよね。なんか解離してる。北朝鮮の主体思想というのも中身は一切知らないけど4文字の短い標語としては良いのかもしれないとか最近思い始めた。
そうか、テレビだけ見てたら「自民党はいろいろ問題あるけど北朝鮮が攻めてきた時戦う気概がある政党は自民党だけだから」って思うかも。わたし、竹島問題で石原都知事支持してたんですよ。なんだかんだで日本も防衛のために戦う力は持つべきと思ってたんですよ。いまは外交は戦う一択ではないと思ってますけども。やっぱり東日本大震災でツイッター見てて世の中の裏表を知るようになったのかなあ。なんで変わったんだろう。
今日の過去記事再放送は #東海道 が酒匂川を渡る地点の渡しと架橋の歴史について。これも旧東海道の渡し場だった地点の検証の一環ということになります。
箱根以西の旧東海道の渡し場についても同様の検証作業をしなければいけないところですが、全くの未着手です。
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その1) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-137.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その2) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-138.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その3) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その4) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-140.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その5) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-141.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(その6) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-142.html
【旧東海道】その13 酒匂川の渡しと酒匂橋(まとめ) https://kanageohis1964.blog.fc2.com/blog-entry-143.html
人生に「正解」のない世の中だけど、これはアカンと言うアウトな選択肢は存在するのだよな。選択をミスったときのリカバリは昔より難易度高くなってそうだし。
#人生
/ “「どうして息子が」闇バイトの果てに… | NHK | WEB特集” https://htn.to/2b4F6dQFAF
日本は負けたんだよ、バブル崩壊後の30年以上に及ぶ自民党政府の無能無策で。ネトウヨどもはまずそれを認めてから出直しな。
https://twitter.com/m16a_hayabusa/status/1663533143884976130?s=46&t=sc3SyfqL9U9vWNAqOvXGTQ
委細はブログ「地誌のはざまに」を御覧ください。#江戸時代 の #相模国 の地誌・郷土史がメインです。
元twitter(ペケッター)には今でもフォロー・フォロワーのツイートを確認したりリアタイしに行ったりしていますが、現在はFedibirdの方がメインになっています。ブログの更新時のアナウンスにも使いますが、どちらかと言うとそれ以外の話題(クラシック音楽や社会問題など)が多めです。
朝方には気に入った野鳥や野生動物の写真をブーストしています。