オリンピックの女子競技で、性別をめぐるトラブルが発生しているらしい(詳細は知らない)。おそらくそれがらみで、研究者が、染色体で性別を判定することが実はけっこう難しいことについて、Twitterでわかりやすく説明してくれている。
史実で一条帝は『源氏物語』を読んでいるので、ドラマでも「桐壺」を読んで、愛しているからって自分が求めすぎて相手の立場をなくした、としみじみ思うのだろうか。まひろも、相手に多くを求めすぎて道長とはうまくいかなかった、と言っていた。そして、「桐壺」では、更衣が亡くなった後になって、人々が彼女の人柄のよさをしみじみ偲んでいるので、殿上人たちも「桐壺」を読んで、定子個人が悪かったわけじゃなかった、と思うのだろうか。 #光る君へ
『光る君へ』では、まひろ/紫式部とききょう/清少納言が友人で、著作に影響を与えるほどの仲ということになっているので、『源氏物語』の「桐壺」、帝がひとりの女性をルール違反までして寵愛したせいでかえって彼女を追い詰めて不幸にした、という話、清少納言に完全に喧嘩打っているようなものだと思ったけど、なるほど、ききょうのほうが先に戦闘モードに入っちゃったから、という設定なんですね。「左大臣が定子を追い詰めて早死にさせた」という攻撃に対する反論になっている。
でも、あの状況のききょうに、定子の「影」の部分も知りたい、というのは、まひろ、無茶を言うなあ。 #光る君へ
紫式部と清少納言を、すごくうまく表現していると思う(少なくとも『光る君へ』のふたりを)。
動植物に興味があり、ときどき美術館やスポーツ観戦へも行く、お散歩カメラ若葉マークの人。どうぞよしなに。