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組織内だといつまでも「若手」でついうっかり若造気分でいたりもするのだが、もう結構しっかり歳をとっているので塩梅が難しい。

相対的に年長であることの恐ろしさ。

安いプライドばかり立派になって、愚痴や不平ばかりになっているのではないか。

白熱したイベントは、あれこれと脱線しすぎて直後であっても何を話したか覚えていない。それでも遅くまで残ってお喋りしてくれる参加者の方々がいらっしゃって、その方々から伝わる余熱からよかったんだなと感じ取ることになる。今回はそんな風でした。アーカイブぜひ。
twitcasting.tv/book_lighthouse

柿内正午 さんがブースト

〈新規イベント〉2024年7月13日(土)本屋ighthouseの夏祭りwith柿内正午と青木真兵

18時からはトークイベントもやります〜٩( ᐛ )و

books-lighthouse.com/portfolio

次の土曜日は千葉・幕張の本屋lighthouse で夏祭り! お昼から軒先で本を売っています。流しそうめんははたして実現するのか。18時からは青木真兵さんとトークイベント。他のテキストに触発されて書くことについて、つまりよく読んで書くということについて語り合います。25歳以下は無料です。

来月は本屋lighthouse で夏祭りやります。どなたか流しそうめんのノウハウをお持ちの方は店主の関口さんまでご連絡を。

books-lighthouse.com/portfolio

6月6日(木)の夜は、ルチャ・リブロの青木真兵さんと大阪市中央公会堂でおしゃべりします。当日はおやつなど持ち寄って、気ままにわいわいやれたらなと考えていますので、平日の夜ですがふらっとぜひ〜 ご予約・詳細はリンクよりどうぞ。 fiction-talk.peatix.com/view

今週末25日(土)はBOOK DAYとやまと同時開催のZINE and Originalbook Marketに「零貨店アカミミ」の屋号で出展します。当日は友田とんさんのトークもあるみたいです。たのしみ! 午前中はもしかしたら新刊『二人のデカメロン』の共著者・青木真兵さんもブースにいるかも?

『ニッポンの書評』から『定本 批評メディア論』へと読み進めながら、改めていま文芸時評を行う意味について考えている。

時評や書評というのは元祖ファスト教養というか、切り抜き動画的な利便性を期待される商品であるということに最近になってようやく気がついた。

LISTEN というサービスを知った。音声配信ができて、フォローやコメントといったコミュニティ機能もある。なにより配信する内容が自動で文字起こしされるので検索性も低くない。

ツイートの代わりにこちらで、じっさいに部屋の片隅でぶつぶつ呟いてみることにする。

listen.style/p/kakinai

自分の吐く文字数の増加に春を感じ取る。

愚痴やぼやきに立場は関係ない。ひとりひとりのものだ。インターネットは暗い場所、ひとりひとりの場ではなくなったのかもしれない。でも、じゃあどこで。

なにかの次元での競争だとか自慢だとかポジション取りとかではなく、ただただ素朴に吐きたい弱音や泣き言というものがある。

書かないと考えられないから何かしら書きたいのだが、自分の場合、このような書く=考えるは、手元のメモのようなものではうまく動かず、多少それを外に出している感覚がないといけないらしい。誰ともなく誰かに向けてぶつくさ独り言を言っていたいという。迷惑な話だ。

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特に震災前のTwitter は「ここにある文字列のどれもこれも、別にあなたに話しかけてるわけじゃない」という場であり、エアリプへの不安は自意識過剰などといなされたものであるが、いつしか「あれもこれも、ほかならぬあなたに言ってるんだ」というようなことになってしまった。そういう雑な印象がある。

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伝達のために書くというよりも、考えることと書くこととが分ちがたく結びついている。書いていく行為が残す文字列が、事後的に考えめいたものになっている。伝達のためにはこのような思考とほとんど統合で結ばれた文字列を整理整頓する必要がある。

僕にとってSNSとはものを考える場であって、情報を伝達する場と捉えることがどうしてもできない。だから文字をとりあえずてきとうに並べてみながら何かが考えられるのを待つという段階でそのまま投稿してしまう。

たとえばTwitterと呼ばれていたところが、そのような伝達されるには粗すぎる文字の散らかりを許容するものだと感じられた時期もあった。いまではすっかり広告の場で、考え終わったもの、思考が情報に整えられきったものたちだけがそれなりの顔をしていて、ラフな思考の痕みたいなものまで、整備済みの意味を励ます情報として取り込まれてしまう。情報と、それをいい加減に支える気分のようなものとしてだけ文字列が機能する場で、だらだらと散漫な文字の散らかしをすることはできない。

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