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私がボルヘスを好きな理由って本に対する向き合い方、書物に対する姿勢がとても真摯だという点にあるのよね。

x.com/honnoinosisi555/status/1

しかし リンカーンがヴァンパイアハンターになる小説の邦訳版は、なぜラノベみたいな表紙なのだろう……と思ったら、始めからラノベジャンルとして売り出していたのね。日本ではそういう売り出し方だったのを全然知らなかったわ :blobcatlaughsweat:

『ヴァンパイアハンター・リンカーン』
セス・グレアム=スミス 著
THORES柴本 イラスト
赤尾秀子 訳
新書館
shinshokan.co.jp/book/b568620. [参照]

あと映像作品にイエス・キリストが魚片手にゾンビと戦う、トンデモスプラッタB級ホラー映画があったよね……と「キリスト ゾンビ」でググったら、『Fist of Jesus』がちゃんとトップに出て来て安心した。

いや、安心してはいけない(人にも薦められない)。

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『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は日本より海外の方がウケるだろうなと思っていたけれども、やはり英語圏で売れているのね。

米・英方面は歴史上の偉人に突拍子も無い設定を入れ込んで、エンタメとして楽しむ文化があるよなとは思っていたけれども……リンカーンがヴァンパイアハンターになったり、ヴィクトリア女王がデーモンハンターになったり、ヘンリー8世が狼男になったりとか(表紙がややスプラッタなので隠します)。

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KADOKAWAのホームページが見られない間に、シャーロック・ホームズと伊藤博文という奇妙で奇跡なコラボレーションの文庫完全版とまさかの続編が発売されていた。チェックせねば :blobbonegreencheck:

「松岡圭祐による傑作歴史ミステリ『シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版』『続シャーロック・ホームズ対伊藤博文』が本日2024年6月13日(木)発売」
prtimes.jp/main/html/rd/p/0000

カフカ没後100年であちらこちらから新刊が出るのは嬉しいけれども、そんなに集中して各出版社から出されてもカフカばかりにお金はかけられない問題。

海外文学の面白さを簡潔に表して下さっていて :totemo_sorena: しか言えない。

x.com/bookworm_hon/status/1800

歴史探偵のお陰で :misskeyio2021: の独り言が激しくなってしまったわね…… :ufufu:

ゲゲゲの女房ならぬ、ヘルン先生の女房ですか。

小泉八雲が熊本の五高赴任時は、校長が嘉納治五郎で同僚には秋月悌次郎も居たはずだけれども、登場してくれる事をちょっとだけ期待してもいいのかしら。

来年秋から放送の朝ドラは「ばけばけ」 小泉八雲の妻がモデル
www3.nhk.or.jp/news/html/20240

旧版:300ページ → 増補改訂版:352ページ。書き下ろし新章があるとの事で、物凄く増補されている……。

19世紀ヨーロッパの身体的女性観を医学、文学、絵画、服飾、マナー本など、様々なアプローチで解き明かして行く良著です 👩

『〈女らしさ〉の文化史 性・モード・風俗』(増補改訂版)
小倉孝誠 著
中公文庫
chuko.co.jp/bunko/2024/06/2075

今宵はエッシェンバッハ指揮のブルックナー🎵

クラシック音楽館
『N響 第2008回定期公演』
6月9日(日) 午後9:00〜午後11:00
nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJK

本日はロックの日らしいので、フィンランドメタルを聴くわよ(2ヶ月振り)。

彼らはカンテレ・メタルの開拓者 VALKEAT。カンテレ(kantele)とはフィンランドの民俗弦楽器で、叙事詩『カレワラ(Kalevala)』(日本で言う古事記みたいなもの)でも語られる、フィンランド人の魂の象徴みたいな楽器なの。

メンバー6人中2人がカンテレ奏者で、ジャンルはフォーク・メタルだけれども、昨年発売されたアルバム💿ではシンフォニック色が強くなって来たわね。この :youtube: 公式MVの曲とか……

VALKEAT - Tribe (Official Music Video)
youtube.com/watch?si=LWw5arPfU

Vo.ミーカが少年ぽさのある可愛らしい声をしているので(それが駄目というメタラーも居るけど)、メタル特有のデスヴォイスが苦手な人も聴き易いわよ。

「ルドンの眼差しは記憶の眼差し。生命が初めてものを見た時の起源の記憶」

「目に見えない動く力、独自の内面に見えるものを見ている。命の源泉を見えないものに還元している」

「(白黒の表現を)暗く陰湿なヴィジョンには見えない。日が落ちた夜の闇の世界の中でも、暖かい陽の光を浴びてきたような、安らぎみたいなものを感じる」

「描かれる木は大地と天を繋ぐ存在、光と闇、生と死、相反する二つを表しているように感じる」

「ルドンの黒には全ての色彩が隠れている。今は明かりが多過ぎて見えなくなってきているものを、繊細なルドンは感じ取って来た」

「晩年の色彩豊かな作風を不思議には思わない。白黒の時代から(色が)見えていた。それが表現できるようになっただけ」

「ルドンが見えないものを見えるよう表現したように、僕は聴こえていないものを引き出せる作曲家になりたい」

……いやはや、凄い回でした。

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先週から日曜美術館の「私と○○」シリーズの再放送が始まったけれども、武満徹さんがルドンを語る凄い回が来たわよ……。

おとなのEテレタイムマシン
『日曜美術館 「私とルドン」 武満徹』
6月8日(土) 午後10:00〜午後10:50
nhk.jp/p/ts/NL2MGZPNVN/episode

ゴシックカルチャー編か。文学に踏み込んで行くみたいだけれども、幻想文学の方面も含めて語られるのかしら。

世界サブカルチャー史 欲望の系譜
『シーズン4 21世紀の地政学 ゴシック編 第1回』
6月7日(金) 午後10:30〜午後11:00
nhk.jp/p/ts/GLP33Y7513/episode

全方位カバーできているが故に特殊版元扱いされている国書刊行会に :ufufu:

独立系出版社だと書肆侃侃房は専門書も良い所突いていて好き。

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海外文学に興味があるけれど、何をどう選べばいいのか分からない……そんな方向けのとても良いブログ記事です。既に海外文学が好きな方も、レーベル解説編は次の一冊を探すのに役立つかも。

海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【基礎編】 - ウラジーミルの微笑
vladimir.hatenablog.com/entry/

海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【レーベル解説編】
vladimir.hatenablog.com/entry/

文庫化となった途端、装丁がダサ……もとい、シンプルになっちゃう所とかもあるからね(どことは言わない)。

明らかになったガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』文庫版の装画が :utsukushii: :sutekisugiru: :saikou:
twitter.com/shinchobunko/statu

更には筒井康隆さんの書き下ろし解説、初回出荷限定の金スピン(紐しおり)、新潮さんの本気度が窺える……。

[参照]

ニコニコしているサイエンスのほうで、伝説のプラナリア回の集大成みたいなものを生放送するみたい。出演者:プラナリア で :t_nffufu:

切っても切っても終わらないプラナリア!200時間研究の永久保存版〜基礎生物学研究所〜【前半】
8/17(土) 18:00~
live.nicovideo.jp/watch/lv3452

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