〈記憶翻訳者〉シリーズのスピンオフ短編二編を、ブラウザで読める電子書籍として公開します(期間限定)。
いずれも独立した短編ですが、スピンオフですので既刊をお読みいただいたほうが楽しんでいただけるかなと思います。よろしければ是非ご一読ください。
999の機関室を見た瞬間、鉄道・SL好きだった幼児の心に、SFの種が植え付けられました。
地元的にも、絵に触れる機会は多かったです。
ちょうど書庫整理中でバンクスの『ゲーム・プレイヤー』が見つからず、松本絵を目印に一生懸命探していたところでした……。
https://www.amazon.co.jp/dp/4042886019
現代のお役所SFだとやっぱり(実際に勤務経験がある)三崎亜記が上手くて、『折り紙衛星の伝説』や『名もなき本棚』に入ってる「緊急自爆装置」とか好きですね。
あ、特設サイトにおまけ掌編が載ってるの、いま気づいた。
『名もなき本棚』特設サイト
http://bunko.shueisha.co.jp/namonaki/
心理的リアクタンスを利用した鶴の恩返し型幻想譚? と思って読んでいくと、妻側からこちらに奇想が跳ね返ってくる。終盤の揺らぎが気持ちいい。お役所SFとしても秀逸。
自分の切ったあとの爪を、じっと眺めてみたり。
大木芙沙子「二十七番目の月」
https://virtualgorillaplus.com/stories/nijunanabanmenotsuki/
商用利用とかインフルエンサーの人とかは大変だろうけど、自分はとくにTwitter上ですごく宣伝力や拡散力があるわけじゃないので、今普通にやってることで凍結されたり消されたりするなら、それはそれで仕方ないな。
どうしてもTwitterを使いたいわけじゃなくて、やりたいことがあるだけだから。できる方法を探します。
MLやHPやブログから流れ流れてここまで来たんだから、まあ、なんとかなるでしょう。
創元SF文庫総解説、第3回が更新されました。
今回、私はゴードン・R・ディクスンの《チャイルド・サイクル》を担当しています。
ディクスンは創元がこちらのミリタリー路線で、早川が《ホーカ》や『ドラゴンになった青年』などのユーモア路線と、わりときれいに分かれてますね。
http://www.webmysteries.jp/archives/31100241.html
言うてるそばから2本目上がってた。
新刊SFレビュー番組「これって、SF?」1月号その2です。
私は『アナベル・アノマリー』谷口裕貴(徳間文庫)、杉江さんが『シュレーディンガーの少女』松崎有理(創元SF文庫)を紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=FKD-VTYmazM
というわけで、新刊SFレビュー番組「これって、SF?」1月号その1が公開されました。
杉江さんが『吸血鬼は夜恋をする』伊藤典夫編訳(創元SF文庫)、私が『三体0 球状閃電』劉慈欣/大森望・光吉さくら・ワンチャイ訳(早川書房)を紹介しています。
書評家/おはなしを読む人。 〈SFマガジン〉で国内SF書評連載中。杉江松恋さんのYoutubeチャンネル「ほんとなぞ」で、月例SF書評番組「これって、SF?」に出演中。たまに文庫解説やブックガイド記事なども書きます。日本SF作家クラブ会員。
読み聞かせボランティアとして、地元を中心におはなし会もやってます。