憲法9条どこ行った?
殺傷兵器の輸出を解禁することで自民・公明が合意 密室の協議で大転換 国会抜きで指針改定へ 次期戦闘機:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/315485
政府は「永住許可取消し法案」を隠れて成立させようとしています!English in reply /やさしいにほんご は した
(当事者不在の)有識者会議ですら議論されていない、十分な立法事実* 不明と思われるもので、恐ろしい法案です。
詳細 https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/houan213.html
現行の技能実習制度に代わる、新たな外国人雇用の制度「育成就労制度」の導入で永住者が増える見込みがあるので、取消し事由を法案に入れる、それが「共生社会のためになる」わけがありません。
共生社会に必要なのは、差別の禁止と平等な権利です。
必要な制度は、入出国管理以外の外国籍を持つ日本の住民の権利を支える制度です。
国会に必要なのは、人権意識と腐敗の処分です。
すでに共生している私たちの声を届けるために抗議をします。
3/18(月 Mon)1:00-2:00PM
自民党本部前
メトロ永田町駅
情報保障:
UDトーク、やさしいにほんご、Japanese&English communication
車椅子の件(うちの母の話)
母は亡くなる前もうずっと車椅子だったんだけどさ。入退院くりかえしてたんだが退院したある日「何か食べたいものとか無い?」と聞いたらグラタンが食べたいという。父と一緒だとそういうのはまず食べないからね。
んでバリアフリーまたは車椅子でもいけそうな店ってないかなーと調べたんだけどちょっと難しいそうだし母も誰かの面倒になるの嫌だからという。結局どこにでもあるファミレスならということで連れて行った。まあ表向き喜んでくれたので良かったけど、ちゃんとした店に連れて行ってあげたかったなとも思う。
車椅子の人でも人並みに楽しみに触れられるのが当たり前だと思うし、少しでもそういうときの障壁が少ない社会になってほしいと思うよ。ペケッターの「ずうずうしく要求するな」みたいなのをみると心が痛い。
イオンシネマの件、記事を読んでから当人の投稿をペケに見に行ったのだけど、ぶら下がってるコメントや引用投稿の殆どが、車椅子なんだから車椅子席を使え・自分で介助を連れてこいというもので衝撃だった。
どうやったら車椅子ユーザーの人達もリクライニングの座席を利用できるかという方向の話は無い。
なんでも既存のルールに一切疑問点や不備を感じることなくただ従うのが当たり前で、いかにルールを暮らしやすい社会のために変えていくかと考えることを拒否している。
ただただ思考停止が蔓延する世界。
ヤフコメ見たら、障害者=わがまま、という馬鹿げたイメージに取り憑かれた人が多いことに恐怖を覚えた。
昔は障害者=純真で努力家みたいな、馬鹿げてるけど「悪意なき」マイクロアグレッション程度だった。ネットが本来不要な怒りを解き放ったんだ。
車いすユーザーは、お出かけ先で「介助されて当たり前」なんて思ってないです。だいたい恐縮しまくって心折れてます。もし思ってる人がいたら、たぶん超少数派です。
あなたが事故や病気で車いすユーザーになったら?
あなたが心折れなくて済むようにするのが社会のつとめ。
各地で人手が足りないのはわかる。めちゃわかる!
なら例えば、車いすが越えられない段差を埋めるスロープを(当事者に聞いてね)。補助金が出るかもしれないよ。 #改正障害者差別解消法 で合理的配慮が義務になるからね。
この「配人みたいな人」の発言は、あくまでも車椅子利用者で障害当事者の中嶋さんの側からこの劇場を利用しない方がよいと思っているとの意思表示を引き出す形式になっているのよね。イオンシネマの側が利用を拒絶しているわけではないし、介助を拒否しているわけでもないし、利用を遠慮してくれと求めているわけでもなくて、あくまでも中嶋さんの方からこの劇場を利用しない方がいいと思っているとの意思表示をさせる形になっているわけ。そしてこれに同意してしまうと「介助を受けて劇場を利用することは、当事者が積極的に望んでいることではなく、むしろそうしないことを望んでいる」という証言として利用され、段差のある劇場で車椅子利用者の介助をすることは「合理的配慮」に該当しないと介助をしたくない事業者が突っぱねる言い分を提供してしまう構造になっているわけで、私は今回の出来事はかなり計画的なものだと疑っている。
イオンシネマの車椅子介助拒否の件、ちょっとだけ気になっていたことを書いておく。X(旧Twitter)なのでリンクははらないけど、出典・引用元は明治しておくと、中嶋涼子さんの問題提起をされた投稿を参照。以下、引用すると「今まで何度もその劇場に一人で見に行って映画館の人が手伝ってくれてたのに、今日は見終わった後急に支配人みたいな人が来て急に『この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思うのですがいいでしょうか。』」とある。
これまでの経緯、今回のタイミング、そして中嶋さんの証言による「支配人みたいな人」の発言内容から、私はこの発言がぱっと出のものではなくて計画の上で発言も慎重に考えられたものだと受け止めた。場合によってはネットで問題になることも予見しただろうと思う。
結局これは4月から施行される改正障害者差別解消法で全事業者に求められる「合理的配慮の提供」をめぐる〈駆け引き〉なんだと受け止めている。そんな駆け引きを引き起こしていることが問題なんだけど。
続く。
絵を描きます。