チェズと義兄の話
専業主夫になったチェズレイの義兄スピンオフ見たい。実は義兄はサティアに身内として親しみを持ってたし、亡くなった後も墓参りに行きたかったけど、長年タチアナの監視があって無理だったのがタチアナが逮捕されて初めてサティアの命日に一人で墓参りに行ったら偶然チェズレイ(とモクマさん)に出会って、過去と今とを回想するやつ……義兄から見たチェズレイの子ども時代と、今の幸福に満ち溢れたチェズレイ見比べてどんなことを思ったのかなぁって。きっと不憫だな、とは思いながらも、自分自身も幼かったのもあってチェズレイに手を差し伸べなかった義兄、誰にも頼らず「女子どもは逃がす」と義兄たちとは手を取らず逃すことを選んだチェズレイ、専業主夫の道を選びとったことに少なからずサティアの影響(楽しそうにチェズレイと遊ぶサティアが忘れられなくて子どもが生まれたら大きくなるまでつきっきりでそばにいたいと思った)があったとしたら、チェズレイは「この世に自分とモクマさん以外にもまだ母を想ってくれている人がいた」と顔を綻ばせて母の墓の前でかつて結ばれなかった手を取り合うのかな……と。
チェズと義兄の話(補足2)
その直後、いい雰囲気をぶち壊す感じでモクマさんが二人の若造の肩を抱いて「よーし!今夜は兄弟が心通わせあっためでたい日だ!街に戻ってお祝いしようか!!」って言い始めてチェズレイに「あなた、ご自分が飲みたいだけでしょう……それにもう出発の時間です」って呆れられるけど、後日義兄から最高級ウィスキーが送られてきて、実は奥さんが北国随一のウィスキー蒸留所の資産家の娘だったので、モクマさん大喜びで「これからもよろしくねぇ💕」ってウィスキー瓶に頬擦りするエピソードまで欲しい……
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