日経の記事を読んだら、あれ、思っていたのと違う感じ?となったけど、ロイター読むと、気になる、と思う。媒体ごとのまとめ方があるとはいえ、与える印象が違いすぎる。
ロイター
https://jp.reuters.com/world/us/QZDOQCYYWRKQPKMXYGZQBWFFPY-2024-10-14/
「経済賞委員会のヤコブ・スベンソン委員長は「国家間の所得格差を是正することは、現代における最大の課題の一つだ。3氏は、それを達成するための社会制度の重要性を実証した」と述べた」
「アカデミーは「法の支配が脆弱で、国民を搾取するような制度を持つ社会は、より良くする成長や変化を生み出さない」とした」
日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1414B0U4A011C2000000/
「冷戦期の東西ドイツや北朝鮮と韓国のように、もともと同じ国家であっても導入した社会制度の違いによって経済成長に大きな差が出ることがある。アセモグル氏ら3氏は01年に発表した論文で、欧州諸国がアフリカなどの植民地で実施した政策の違いが、これらの国々の経済発展に与えた影響について分析した。明治学院大学の岡崎哲二教授は「制度と経済発展の因果関係を、データによって初めて説得的な形で明らかにした」と研究の意義を説明する」
経済学賞は忘れてしまいがち。と思っていたんだけど、国家間の格差を説明する研究みたいなので、俄然興味がわいてきた。「They provided an explanation for why some countries are rich and others poor」とある。
https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/2024/press-release/
前に友達に教えてもらって入れてたBe My Eyesという目が見えない人を音声で手伝うアプリ、初めて着信があった!!うまく手伝えるか緊張したけど、なんとか利用者さんのしたかったことは達成できたみたいでよかった。
https://bemyeyes.com?utm_source=android_app&utm_campaign=sighted&utm_medium=share_app_post_call
20年前くらいからわりとよく行っているボローニャ国際絵本原画展、やっぱり行って良かった。色んな国の人が色んな視点で様々な技法で描いた絵を見られて視野が広がった。
自分に刺さったのは、カフェの店長と船の船長の夜一人になった時の寂しさと居場所が呼応する絵本(中国)と、カウンセリングにかかる人の話(ウクライナ)。「孤独」「居場所」はわりと今のテーマなのだと思う。
上からの視点や子どもの視点から見た絵って、今自分が見ている風景と違うので面白い。
イラン、中国、ウクライナ、の人の絵が多いように思った。
大谷美術館は庭園も素敵だし、行くまでの道もいいし長閑で本当に行ってよかった。
現行の健康保険証の新規発行を12月2日に停止する国の方針について、「現行保険証を残すべき」との回答は84・6%に上った。「延期すべき」が6・5%、新規発行停止に「賛成」との回答も5・1%あった。
「マイナ保険証」トラブル7割超 10割請求事例も 静岡県保険医協|静岡新聞DIGITAL
https://news.at-s.com/article/1573779
神経の異常でまぶたの開閉が自由にできなくなったり、極度のまぶしさで目が開けられなくなったりする「眼球使用困難症候群」の患者が昨年以降、障害年金を相次ぎ不支給とされていたことが12日、社会保険労務士や医師への取材で分かった。判明した範囲では、受給していた人の70%が支給停止となり、新規の申請でも認められない例が続いていた。
厚労省は共同通信の指摘を受け、「取り扱いにばらつきがあった」と事実上、判定の誤りを認め、審査を担う日本年金機構に対応を改めるよう10日付で通知。「(不支給となった)過去の事案については再審査する」としている。
障害年金、相次ぎ不支給 「眼球使用困難症候群」の患者|47NEWS(よんななニュース)
https://www.47news.jp/11616864.html
【画像で見る】 ガザ地区の1年 戦争で生活が激変 - BBCニュース
"ノーベル平和賞の受賞が決まった日本被団協代表委員の箕牧智之さん
「ガザがね、子どもが血をいっぱい出して抱かれている。80年前の日本と同じ。重なりますよ。」"
https://x.com/PalestineEmb/status/1844907598522482721?t=A7IjFf2B0noCOO0jE88BGg&s=09
(備忘)
不登校より子どもの方が大きい。
たしかカライモブックスの方が、水俣のことに触れながら、こういうことをおっしゃっていたと思う。
「戦争は女の顔をしていない」を読み始めたら、最初のパートのタイトルが「人間は戦争よりずっと大きい」だったので、バーっといろんなことを思い出し、感情が揺れた。
学部のとき哲学を専攻していた。指導教授に「人生は真面目なものです。哲学はその真面目さに必死に追い付かなければならない」と学知より個人の生の方がずっと大きいのだと言われたこと。
(ひと)桃井希生さん 北海道警によるヤジ排除を憲法違反と訴え、勝訴した
https://www.asahi.com/articles/DA3S16055122.html
「・・・東京の実家を離れて北海道大学へ進んだが、人間関係に悩んで休学した。「吃音で話せない自分が悪い、なんでこんな自分なんだと思っていた」
孤独のなかで出会った一冊がある。横塚晃一の「母よ!殺すな」。脳性まひ者として、障害児を殺した母親に同情する世論を真正面から批判し、健全者の心に潜む障害者差別を糾弾していた。
そうか、私の生きづらさは社会に原因があったのか。人生に「天変地異」が起きた。
2019年の参院選。札幌駅前で安倍晋三首相が街頭演説をした。目の前で男性がヤジを飛ばし、北海道警の警察官に連れて行かれる。見ているだけでは後悔すると思い、勇気を振り絞った。「増税反対!」。警察官に取り囲まれた。
20年に北海道を相手取り提訴。今年8月、ヤジ排除を「表現の自由」の侵害とする判決が最高裁で確定した。
いま、1人でも入れる労働組合「札幌地域労組」の書記次長として、困り事を抱えた労働者を支援している。不公正を放置せず、連帯して声を上げる。はやく、ゆっくり。身近なところから社会を変えていく」
日常生活のこと多め。メンタル面など、ぼやきあり。文の練習の側面もあり。フリーランスで翻訳や校閲やリサーチなどのお仕事してます。いろいろあって人生初の就職検討中の氷河期世代(どうやら)。