塚本晋也監督の「ほかげ」、U-NEXTで見た。
女が暮らす家の壁に残る、空襲の焼け跡の質感が印象に残った。戦争が人々の心に残した爪痕のメタファーでもあると思う。
終戦後もなお戦争による恐怖や後悔に喘ぎ苦しむ人々を孤児の少年が真っ直ぐに見つめる。
「斬、」や「野火」から続く、監督の切実な反戦への思いに胸が熱くなった。
#動画感想
「ツバメ」の井上涼さんのアニメーション、さっき偶然見れた。みんなのうたのページはアニメーターのコメントが載ってて読んでて面白い。アニメの中ではツバメが人々の日常の間を飛び回って、人々が生活の中で落とす色とりどりの石を拾って虹の橋をかけようとする。オスカー・ワイルドの「幸福な王子」が思い出された。#動画感想
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN202402_06/
「福田村事件」感想
虐殺場面ももちろんそうだが、退役軍人たちの言動が耐え難くて視聴後に気分が酷く落ち込んだ。100年前の日本は、SNSでヘイトスピーチが拡散する今の時代にも重なる部分があると思った。
大きな権力に従って生きていれば、戦時中に要求されるような倫理的に異常な振る舞いにも自責の念を感じないで済む。澤田智一や村長のように自責の念を感じる人間は生き残っても一生心の傷に苦しめられるのだろう。
澤田が朝鮮語で話す場面、三・一独立運動についてのことだというのはなんとなく分かったんだけれど、字幕をつけるか、日本語で繰り返して欲しかった。
関連する史実に基づいた映画で思い出したもの。
「マルモイ」
日本統治時代の朝鮮人への同化政策に対抗して朝鮮語辞典を作ろうと奮闘するソウルの人々の物語。
「金子文子と朴烈」
関東大震災前後を舞台にしたアナキスト(無政府主義者)の朴烈(パクヨル)と、朴に共鳴した日本人女性アナキスト金子文子を描いた歴史映画。(wikiより)
同時期の朝鮮人虐殺をテーマにした作品で、岡田索雲さんの漫画「追燈」も思い出した。再読しようと思う。
https://www.amazon.co.jp/追燈-アクションコミックス-岡田索雲-ebook/dp/B0B2VS52TR
KKP「うるう」の動画を見ながらかいた走り書きのメモと好きなところなどのスケッチです。コバケンの見えないものが見えてくるようなパフォーマンスが好きです。
これから見る予定でネタバレが嫌な方は見ない方がよろしいかと思います。(台詞とポーズのメモがあるため。)
動画はスタジオコンテナのチャンネルで、能登半島地震被災地支援のチャリティーとして5/30まで公開とのことです。
↓動画のリンク
https://www.youtube.com/watch?si=6jDlbO2LJjT3ocrx&v=afmRXszcJgE&feature=youtu.be
#動画感想
東京グランギニョールによるパフォーマンス「マーキュロイド」の動画。無表情の学生服の男たちが機械のように揃えて鳴らす足踏み、キュイキュイと金属を削る音に飛び散る火花、工場の轟音のような電子音楽。YMOっぽいと思ってたら、ライチ光クラブでは坂本龍一や細野晴臣の楽曲が使われてたと知り、そんなの最高すぎるじゃんと思った。幻の作品の一部を味わうことができて幸せだ。#動画感想
https://youtu.be/o9mwxdCXMdc?si=exdpo0tgC56_k11a
PIXARの短編アニメーション「Geri's Game」老人になった頃これだけ孤独を楽しめる境地でいられたら最高だろうなぁ。小林賢太郎のポツネンっぽさを感じた。#動画感想
https://m.youtube.com/watch?si=xnZeSzOrkvP3_hHN&v=uMVtpCPx8ow&feature
NHK教育テレビでやってた砂絵のアニメーションA.E.I.O.U。めっちゃ好きだった。#動画感想
https://youtu.be/A_ighLADtZU?si=GhkMMS3edfqw4ULm
映画「王になった男」見た。
チョ内官がドラマと同じ俳優さんなので脳がバグる。映画は王の代役のハソンによる下品めのギャグが多く、本物の王との品の違いが分かりやすい。ハソンと都承旨の関係性がボケとツッコミっぽい。#動画感想
https://youtu.be/8FLlLjRYR2Q?si=KXAWc_anj8t_tjSJ
ムービング見てからリュ・スンリョンが気になりすぎて仕方ないので出演作をぼちぼち見ていこうと思って、「ポイントブランク」を見始めた。記憶喪失の殺し屋?みたいな役。傷跡にアルコールをぶっかけてワイルドに消毒する場面があり、とても元気が出た。あと自分は入院着フェチなので、その点でも満足度が高い。
#動画感想
https://youtu.be/tKNACTVZZec?si=JuUj0uaPpEIKPGJS