これは面白い
›本研究では、文化人類学で議論されてきた競覇的な贈与(注1)による人々の相互作用を数理モデルで表現し、贈与に対するお返しとして適切な利率と贈与の頻度という二つのパラメータが大きくなるにつれて、社会構造が血縁関係に基づくバンド、同胞意識により連帯する部族、社会階層分化が進んだ首長制社会、安定的な王室を持つ王国の順に遷移することを発見しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP677943_V00C24A9000000/
スピッツのグッズで卵焼き用のフライパン出るの欲しすぎる...
「プリデスティネーション」(輪廻の蛇)無料公開されてたので観たけど面白かった
タイムパラドックスとか可能世界論としてもそうだけど、自己愛と自己受容、ヘルマフロディトスの解体とコスモロジーの崩壊、色々な解釈ができる
感想
立ちしままこおりてゆけるビル群のかなたにまぼろしのユラ紀がみゆる
ぼくはぼくを許せぬ夜にただひとつ灯台だけが立っている雪
暮れなずむ御苑の空のむらさきの水晶系に住める鳥たち
〈赤方偏移〉美しい言葉を読みさして宇宙の一点にある本を閉ず
〈幸福〉になること男はおそれつつ苦きトラジャにカップを汚す
恐竜の全身骨格おさめたるトタンの屋根にふる光粒子
白きものは飲み込みかねていつまでも蠕動している透明な水
きたる世も吹かれておらんコリオリの力にひずむ地球の風に
オートマタの道化師がゆっくり倒立し物語に閉じ込められる身体
凹凸のかすかにいまも陽をはじく恐竜の皮膚の他界の思い出
唇をもつことのなかった竜たちはざらざらの顔で月を食いたり
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そういえば、ドイツ文学専攻らしくジュラ紀じゃなくてユラ紀と表記するのも特徴。関係ないけど、由良君美を聯想してしまう
広大なコスモロジーが表現されている作品も多くて、「赤方偏移」とか「光粒子」とかの作を見ると一首のなかに籠められた時空の拡がりの大きさが胸を衝く感じがする
「〈幸福〉に」の珈琲の苦味と色味に対するシニシズムとイロニーはちょっと面白い
過現未