高山宏「アリス狩り」シリーズ第2巻読了
なかでも「目の中の劇場」と「悪魔のルナパーク」が特に面白い
後者で扱われてるように倦怠から生まれる機械崇拝とSF小説という精神史的流れはゼロ年代を延長された世紀末と考えると適当する感じがする

この本面白そう

>「将来の夢」「やりたいこと」を聞かれたとき、なんとなくやり過ごしていませんか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すための道標がここにある

hanmoto.com/bd/isbn/9784480684

さっき知った医療・福祉・介護などをテーマにした文学賞
第三回も予定されてるらしいので興味ある人は是非

opsolbook.com/hanashoubu/hanas

書泉で限定復刊の「中世の旅」シリーズ、予約明日までだったので急いで注文した
shosen.tokyo/?mode=grp&gid=285

こないだたまたま見かけて注文した同人誌届いてた。斎藤昌三のいもづるを彷彿とさせる感じでよさげ

前回に引き続き、いい記事だった

本が読めない32歳が初めて芥川龍之介を読む日 | オモコロ omocoro.jp/kiji/385809/

令和の黄表紙の皮を被った現代の神話と見せかけた読む暴力だな?天才の所業?これは〈かたり〉に関心の向きは必読の書だ?

今更な感はあるけど「サラ金の歴史」読み始めた。めっちゃ面白い

読書感想文 


パヴェル・チェフ/ジャン゠ガスパール・バーレニーチェク、髙松美織゠訳:ぺピーク・ストジェハの大冒険。サウザンブックス社、2023年

クラファンの返礼品で届いた一冊。チェコ語は出来ないけど、チェコ文学好きなのでチェコの漫画が翻訳されて出版されるのは望外の喜び。
これぞ辺縁の想像力といった感じのメタレプシスとファンタジーで構築された傑作。キャラクターの可愛さと背景の迫力が魅力的。
児童文学(特にエンデとか)が好きな人は買って損はない。読めば必ず「ぺピ~~~ク!!!!エルゼヴィーラ~~~!!!!アアアーーーーーー……」ってなる。

読書感想文 


萩原眞一:イェイツ―自己生成する詩人。慶應義塾大学出版会、2010年

回春手術(シュタイナハ手術;精管結紮)をイェイツとフロイトが受けていたというのすら知らなかった。
それはそうとイェイツにとって自己生成というモチーフが重要な位置を占めていることを詩人の作品におけるアンドロギュノスの変奏を指摘しつつ論じていて面白かった。
再生、回春は仙華思想や錬金術にも繋がってくるテーマだし、東洋思想や黄金の夜明け団との関連を書いてある本が欲しいなぁといった感じ。

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