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富永太郎の「四行詩」

>琺瑯の野外の空に 明けの鳥一つ
>阿爾加里性水溶液にて この身を洗へ
>蟷螂は眼光らせ 露しげき叢を出づ
>わが手は 緑玉製Isisの御膝の上に

の最終行、(ボードレールの影響だろうけど)エメラルドタブレットとイシスの秘儀を聯想させて、錬金術とヘルメス主義の影響を窺わせる
早逝しなければもっと大きな詩人になっていただろうな

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