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勤務先に上がってきた自己啓発系の企画書を眺めてたんだけど、著者がとにかく「超人」という感じのものすごい能力者で圧倒されてしまった。たしかに先天的に大きなハンディを負っているものの、それを補って余りあるすさまじい努力の才能があり、「こんな自分でも人一倍の努力でこれだけのことを為したのだから」みたいなストーリーには全く乗れない…と感じてしまった。
並ならぬ努力ができることはそれ自体が能力だと私は考えています。

モデルケースとして登場する人たちが総じてハイスペックであり、「キラキラ」しているのはそういうものだから仕方がないことなのだろうか。
そうしないと注目してもらえないから戦略として「キラキラ」を盛って、あげく「キラキラ◯◯」と揶揄される、みたいな流れがもしあるのなら、断ちたいけど、どうしたらいいんだろう。
ボロボロの賃貸ややりがいのない賃労働から抜け出せず、電気代の値上げに怯え、休日は無気力に寝て過ごす、みたいな私の生活実感と乖離して見える「あちら側」。でもほんとうは地続きのはずなのになあ。

日がよく差しこむようになったのか、猫様が人間の膝から下りて出窓のそばで丸くなっていた。立春を感じる。

季節の変わり目だからか、あるいは年齢的なものかもしれないけど、猫様は去年の夏からやたらと体を舐めてハゲを作るようになってしまった。
今も洋梨のエリザベスカラーをつけて薬を飲まされたり塗られたりしているんだけど、べつに命にかかわるわけでもない小さなハゲごときで自由を制限され色々強いられているのは良いのか悪いのか、完全に人間のエゴだなと思う。女の子が「体に傷をつけるな」と言われるのと同じことを猫様に強いている。

Fedibird

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