勤務先に上がってきた自己啓発系の企画書を眺めてたんだけど、著者がとにかく「超人」という感じのものすごい能力者で圧倒されてしまった。たしかに先天的に大きなハンディを負っているものの、それを補って余りあるすさまじい努力の才能があり、「こんな自分でも人一倍の努力でこれだけのことを為したのだから」みたいなストーリーには全く乗れない…と感じてしまった。
並ならぬ努力ができることはそれ自体が能力だと私は考えています。
モデルケースとして登場する人たちが総じてハイスペックであり、「キラキラ」しているのはそういうものだから仕方がないことなのだろうか。
そうしないと注目してもらえないから戦略として「キラキラ」を盛って、あげく「キラキラ◯◯」と揶揄される、みたいな流れがもしあるのなら、断ちたいけど、どうしたらいいんだろう。
ボロボロの賃貸ややりがいのない賃労働から抜け出せず、電気代の値上げに怯え、休日は無気力に寝て過ごす、みたいな私の生活実感と乖離して見える「あちら側」。でもほんとうは地続きのはずなのになあ。
#日記