悪意はないのだろうが、こういう言い方は好きではない。
(1)1980年代後半から90年代にかけて、善意からボランティアとかで海外貧困地域に出かけていった人が、よくこういう言い方をしていたのを思い出すから。
(2)〈資本によって生産されたものではない〉人間の労働力が時間売りで貨幣と交換されるという、ホントにお金で売り買いしていいの?的なところを忘れないでほしいな。
(3)人間までも商品化されるにいたった商品経済が全面的に浸透している社会では、遅かれ早から何にでも値札がつくから。もしかすると「お金で買えない」と思っているだけで、もう値札がついてたりするかもよ。
折々のことば:3229 鷲田清一:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S16054304.html
万博会場を下見後、来場辞退なら入場料請求 学校現場からは不満の声
https://www.asahi.com/articles/ASSB42S56SB4OXIE02RM.html
イベントというよりもはや官製呪いのたぐい
「僕は政治は全く詳しくない」というスットボケは健康のために必要な場面があることは否定しないが、そこから「この分野はまったくの素人ですが……」質問を繰り出すのはできるんじゃないかな
店があった頃、ランチタイム終了直後の時間帯に「こっちに異動になったんですよ。」と食事に来た方がいて、とてもフレンドリーで、来るたびに食事後長々と世間話をしたんですよ。いや政治的な話は無くてご自分の身の上話をするのでそれを聞いていた感じ。
で、来店3回目くらいの時に名刺出してきて見たら公安外事課。
「不審な外国人いたら教えてくださいよー。」「嫌だなあ。皆さんの頑張りでここらへんいなくなったでしょー。」「この前○○の前で摘発があったでしょ。あれ、しばらくの間○○の角で張っている私服の警官いたでしょ。バレバレでしたよ。」「それ、言わないでー。」とかやりとりした事もあったよ。
その人、それからは来なくなったかな。
『ひょうご部落解放』2024年秋:特集「トランスジェンダー差別を許さない」に寄稿しました。わたしが書いたのは「トランスジェンダーを排除する社会に抗して」、特集の巻頭に置いて頂いてます。トランスの人たちを排除し、差別を正当化する社会の仕組みを「性別をめぐる情報と状況が一貫している人々だけを想定する社会の排他性」という観点から説いています。『トランスジェンダーQ&A:素朴な疑問が浮かんだら』 の前半部分を発展させた感じです。
わたしの他の執筆者には、飯野由里子さん、井谷聡子さん、渡辺京李さん、仲岡しゅんさんがいます。
特集のタイトルに「トランスジェンダー差別を許さない」を掲げたひょうご部落解放・人権研究所さんの覚悟を、みんなで応援したいと思います。
※ まだ公式のオンラインショップには入っていませんが、いずれ入ると思いますので、関心のある方は手に取ってみてください。
「正義疲れ」ができる人とできない人のちがいについてあらためて考えた
「検察はなぜ消極的なのか。最高検が86年に作成した「再審無罪事件検討結果報告」という非公表資料に、理由が書かれている。
報告書では、死刑が確定していた免田、財田川(さいたがわ)、松山の3事件が、80年代に再審で相次いで無罪になった原因を検証。「裁判所の事実調べに対する対応が十分とは言えない」と総括した上で、元の裁判で出さなかった証拠の提出を再審請求で求められた際の対応をこう記す。
「関連性のある必要最小限の範囲内に限るべきだ」「請求人(弁護側)が不提出記録から有利な証拠を探そうという証拠漁(あさ)りを許すことがあってはならない」」
再審の扉開く証拠開示、抵抗する検察 非公表文書に記された理由とは:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR3H4FL7R3DUTIL00K.html
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。