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の次期総長の座をめぐり争われていた裁判(記事参照)の地裁判決が出たようです。請求棄却だそうで、とても残念
tokyo-np.co.jp/article/220715

はなかさ さんがブースト

もちろん性的マイノリティのカップルに育てられる子どもが家族関係に悩むことはあり得る。しかしこれは異性カップルの子どもであっても同じはず。当然子どもの権利や意思は守られなければならない。でも問題は、行政が異性カップルの子には確認しないのに、同性カップルの子にだけ毎年関係性を問うという規定自体が、行政が「婚姻した異性カップルとその子ども=ふつうの家族」という規範を強化し、それ以外の家族のあり方を劣位に置き「あなたたちはふつうの家族ではない」と毎年子どもに突きつけることになる点では。市の担当者の「年1回の届け出の機会を通して、相談や支援につなげたい」というのが目的なのであれば、やるべきなのは毎年子どもに関係性を問いただすのではなく、性的マイノリティのカップルやその子どもがいつでも相談できるような窓口や、支援のためのアウトリーチを行うことではないのだろうか。

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さいたま市のパートナーシップ・ファミリーシップ制度、全国で唯一「毎年1回子どもの意思を確認する」とする規定について、5歳の子を育てる女性カップルが市の担当者と意見交換。「異性婚の人に毎年同じように聞いているのなら分かるが、私たちだけに聞くのは差別的」同意。Mさんは「同性カップルに育てられている子どもは不幸なんじゃないか、嫌な思いをしているのではと無意識の思い込みがあるのではないか」と指摘。市の担当者は「子どもの権利を考え、導入した。すぐに改正することは考えていない」と。異性婚カップルの子どもには毎年確認しないのに、同性カップルにだけ聞くというのは合理的な理由はなく差別的。子どもの権利と言うが、Mさんが指摘するように、異性カップルの子には親子関係を問わず、同性カップルの子にだけ毎年「本当に家族か」と問うのはむしろ「子どもの尊厳を損なう」のでは。→
nordot.app/978137475119906816


『前衛』2023.1からの孫引きだが、これはヒドイ……。こういうときに女性信者を動員してるあたりもまた

「霊石愛好会は、『つぼや多宝塔を授かり、感謝している』という人たちの会で、各地の集会には会員の女性らが、『ガンバレ!霊感商法』の鉢巻き、たすき姿で参加」「はっきりしているだけで現職国会議員10人が祝電を寄せている」(「朝日」一九八七年七月二六日付)

はなかさ さんがブースト

Mastodonはデフォで検索機能ないけど、検索されたいならハッシュタグ使えよと思うのでそんなに不便はない

見られたくない投稿を掘り出されるよりは、ハッシュタグを付けてやろうと思えば拡散できるという仕組みの方が静かに暮らしたい人には優しい

はなかさ さんがブースト
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→ だから、トランスフォビアが巻き起こった時、クィア系のフェミニストたちには、コミュニティとしての基礎体力がなかった。びっくりするくらいあっさり持っていかれた。

とはいえ、イギリスは基礎体力あったんじゃないの?なんでああなってるの?というのはあったりするんだけれど、あちらの状況の分析はできない。

実感として日本では基礎体力がなさすぎた、と思っている。

2000年代に「フェミニズムは古いよね、クィアはまあ面白いけどさ」と言っていた類の男性研究者たちも、2010年代に「フェミニズム再ブーム!」に乗って急に意識高い系の発言が増えた言論人たちも、全然あてにならなかった。

地味に基礎体力をつけていかないと(なんかエキササイズアカウントみたいになってきた)。

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はなかさ さんがブースト

→ 「こういう状態」に関する知へのニーズに応えることの重要性と同時に、「こういう状態」を許容してしまったのはどのような「知へのニーズ」がなかったからなのか、より正確に言えば、それがないことにされたり、掘り起こされ損ねたりしてきたからなのか、それを考える必要が、少なくとも特定の世代や特定の領域の専門家には(そして私はその両方に被っているので本当にこれは自戒を込めての話だけれども)あるのではないだろうか。

そう思って、今年は大学院ではずっと80年代のフェミニズム本質主義論争の頃の論文を読んでいる。嫌になるくらい話がその時代で止まったままというかそこからすら逆行して今に至っていて、参加学生から「こういう議論はこの後展開されなかったんですか」と聞かれる。

…ごめん、アカデミックな流行から落ちちゃったんだよ。女性性なるものをどう考えるのか、とか。本質主義とか。身体の物質的地位とか。そういう話が。

ちゃんと続けていくべきだったのに。

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はなかさ さんがブースト

→ 「2022年現在、トランスジェンダーの置かれている現状についての正しい知識や、トランスたちが政治的に求めていることを社会正義の視点から論じた文章を欲している人たちはとても多い。大半はシスの人たちだが、そこには間違いなく、大きな知へのニーズがある。」

この部分、私も完全に同意するし、高井さんがそこに注目を促すのはまったく正しい。

ただ「こういう状態になったから」「トランスの現状についての知識を」というのは対処療法として正しいのであって、それと同時に、少なくとも私たちの世代は(高井さんたちの世代とは違って)「こういう状態」がなぜ生まれてしまったのかを考える責任があると思っている。

そして、フェミニストとしては、現在トランスフォビアに動員されているような議論に80〜90年代のフェミニズム理論が(少なくとも英語圏では)きちんと反論してきたのを、研究者をはじめとした言論に関わるフェミニストたちがきちんと継承してこなかった、あるいは紹介すらしてこなかったことにも、その一端はある、と思っている。

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はなかさ さんがブースト

[
元も子もないことを言えば、この社会はデフォルトでトランス差別的に設計されていて、多くの人にとってはトランスジェンダーなどどうでもいい存在なんだろう。だから、トランスの権利擁護やトランスの経験に根ざして正面から社会正義を訴えるような本がたくさん売れるなんて、誰も考えない。むしろ、トランスの存在を馬鹿にしたり、その政治的要求を「過激だ」と揶揄したりするような言説の方が、人々の受けが良いと考える人が出てくる方が自然だ。

 でも、待ってほしい。ヘイトや冷笑主義に魂を売る前に、出版社には踏みとどまってほしい。日本にはまだ、『トランスジェンダー問題』がきちんと売れる土壌がある。知的なニーズがある。もちろんこんな分厚い本が読めるような生活上の余裕がある人は限られているし、そうした余裕は社会からますます切り詰められている。それでも、まだこのが売れるだけの需要が、ちゃんとある。」

そうなんだよね。

それと同時に、もの凄く苦い世代的自戒も込めて、それだけじゃないんだ、とも思う。

yutorispace.hatenablog.com/ent

政治家や右派文化人の第一の罪は、やっぱこういうとこだよなぁ。統一教会問題に限らずだけど

有田芳生『改訂新版 統一教会とは何か』第 Ⅲ 章  統一教会元信者の手記
"本当にこれでよかったのだろうか。この道は正しかったのだろうか。この問いはつねに自分のなかにあるが、未熟な自分には確信がなくても、こんなに多くの人が統一教会にいて、筑波大学の学長である福田信之をはじめとする多くの学者や、中曾根康弘などの政治家たちも真の御父母様のもとに来ているじゃないかと、不安な心をなだめた"

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たぶんだけど「日本スゴイ」論は、それを主とした論ではなく、なにか別のものを正当化なりする従の論として働くときが一番やべーのではないか

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はなかさ さんがブースト

毎日新聞のこの記事の主張はわかるし、とりあえず日本ではまずはこういう形で問題を改めて確認しておくことが必要だという判断も理解できる。
mainichi.jp/articles/20221219/

ただ、個人的にはNYTのこのPodcastで言われていることに注意を向けておきたいと思う。
nytimes.com/2022/12/19/podcast

つまり、最初から色々な問題が指摘されていたにもかかわらず、今回のW杯はカタールにとってもFIFAにとっても「大成功」だったし、だから今後もこのパターンが追求される可能性は高い、と。

特定の人権擁護を利用して別の側面でのマーケットの暴力を隠蔽することへの批判、例えば五輪とゲイライツの主張が一緒に推進されることへの批判などはもちろん今でも有効。ただ、今回のW杯が「成功」したのだとすれば、それが示しているのは、暴力を隠蔽しなくても人権擁護なんて黙殺しても商業的な成功はもちろん可能だしそれで構わない、という態度への方向転換がはっきりはじまっているということなのだろうか、とちょっと重い気持ちになっている。

日本の産婦人科医が時代遅れの掻爬法を続けていた要因のひとつに、「日本人は器用だから掻爬法でも無問題さ!」という、神話に依拠した「日本スゴイ」論があったのでは、という話を聞く

もちろん女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツを認めない、というのが核心部分で、「日本スゴイ」はそれを正当化する論理でしかなかったわけではあるが

はなかさ さんがブースト

あらすじだけだと、悲惨な現実を描くことで反戦を訴えてるようにも見える皮肉

"母さんは「暮しといふものは濡手拭と同じこと、引つぱつたのでは何も出ないが、絞ればタラ〃〃チヤラ〃〃〃」といくらでも余分の出るものであります」と言い、娘の嫁入り衣装もあつらえず、結婚資金は債券に変えたと表明"

が、大真面目に「これで軍事費が増大しても無問題!」と思ってつくったんやろうなぁ…

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母さん部隊長
i-repository.net/il/meta_pub/G
"当時、軍事費のため国家予算は膨張したものの、モノは限られていたためインフレの危険が高まっていた。それを避けるには、資金が消費に回る前に国民に貯蓄させて回収する必要があった。そのために節約と貯金に婦人を動員する目的で作成された紙芝居である"

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小金井市議会が「敵基地攻撃能力保有の撤回と対話の外交を求める意見書」を可決しました。意見書の本文はこちらです。
city.koganei.lg.jp/shisei/gika

2007年刊の高校政治・経済学習マンガ
『大学受験らくらくブック 政治・経済―点につながる!流れがわかる! (新マンガゼミナール)』

「ええー?ミサイル増やしちゃうの?」は名言だったんだな、と

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