痛めつけられてる側であるにもかかわらず言ってしまう、ですね。予測変換タップミス!
むかし家にあった『サッカークリニック』という指導者向け雑誌にもこんなことが書いてあった記憶がある。日本の子どもたちはコーチに言われたプレーをするのは得意だけど、「いまのプレーはどういう理由から?」とか「こういう局面ではどうするといいと思う?」というような質問にはまったく答えられない、と。逆に、外国の子どもたちはコーチに言われた通りのプレーをするのは苦手だけど、上の質問をすると積極的に自分の意見を言うらしい。もちろんこれはすべてに当てはまるものではない。しかしこのような傾向があることは、自分がサッカーをやっていたからこそ体感してもいる。確かに私(たち)は「間違ったプレーをしないこと=コーチに怒られないこと」を意識していた面が大いにある。
@gucchi_penguin 勉強でも散々言われました。「何で出来ないんだ」「こんなこともわからないのか」……「出来ない」から、「わからない」から学ぼうとしているのですが。
怒られることへの恐怖心を馬鹿にしてはならない。政治や社会のことに対してノーリアクションな者が多いのも、おそらくこれが大きな理由。正しいことをしないと怒られる、だからなにもしないのが最も安全。学校、家庭と、幼い頃から「間違えると怒られる」教育を受けてきがちなこの国の住人たちは、そう簡単にこの呪縛を解くことはできないのでしょう。