ボストン1947(1947 Boston)見たよ
絵は電車の窓から走る青年たちを見るギジョン。
クライマックスのシーンがハラハラ、どうなるかわかっていてもドキドキした。イムシワン演じるユンボクが実はハジョンウ演じるギジョンのことが大好きっていうのも熱い。そこもっと見たい。
当時の風景を再現したCGや美術もすごい。映像が綺麗。
しかしやはりもっと長くてもよかったんじゃなーいと思いもする。
なぜかというと、映画自体は、スポーツの国民・民族の団結を誘発させる面と、個人が感じる競技の喜びといった両義性を消化しきれてない感じもしたから。
全ての困難はレースのシーンに向けての盛り上げ…なんだが、記者会見的なシーンが繰り返される(資金集めとユニフォームの国旗への抗議)のは少し流れが悪かった。韓国での事前評で新派(泣ける演出)を減らしたので思ったように泣けなかったという意見があったようだが、ランニングタイムを減らすためにちょっと削っちゃったのが良くなかったのかしらと思った。短くしちゃったからなのか単にパクウンビンの無駄遣いに見えたのも良くなかった。
国際大会でのスポーツは国威高揚と密接に関わるが、個人やチームの頑張りは応援している国民もしくは移民たちのアイデンティティの尊重や自信にもつながり、
ソウルの春(12.12: THE DAY)見たよ。
絵は軍用車の上に上がり真っ直ぐ前を見つめ、光に照らされるイテシン
いや〜すごかった。
現実はもう少し複雑だろうけど、まずはチョンドゥグァンの独裁を目指す絶対悪と、軍人としての職務範囲を守り独裁を許さない清廉なイテシンの対比で見せたところが分かりやすいのがすごい。ドゥグァンは冷徹・人懐っこい・激怒といった表情がクルクル変わるが、テシンは時折見せる涙や熱さを抑えた表情で、役者は徹底的にキャラクターを対比して見せている。最後のドゥグァンの高笑い、めちゃくちゃ演劇的だけど恐ろしくて震えるわ。
現実の複雑さを見せているのが脇を抑えるキャラクターで、反乱軍、鎮圧軍(政治家たち)はドゥグァンとテシンに必ずしも賛成するわけではなかったり、かと思えばすり寄ったり、諦めたりと、右往左往していて、これが人間の、戦争とか、争いとかに対峙する時のリアルなんだろうなぁ。
後で一緒に見た人と話してて確かに、と思ったのは何も知らされない民間人側の視点が全くなかったり、政治家側の思惑が見えなかったのは、スッキリしては見えるけど事態が簡単に収拾したように見せすぎるのかもしれない。
イテシンの副官役だったナムユノさん良かった。
仕置人DJ(Duvvada Jagannadham )見たよ〜
中盤にあるソングシーンSeeti Maar をYoutubeで見ててとても好きだったのですが、やっと全編見れた〜。
しかしマジで変な映画…アイディアもまぁ平凡な感じだけどアッルアルジュンの台詞回しとかバラモン仕草の再現は非凡だわ〜と思いながら見てると、ところどころにおかしいところが出てきてクライマックスにそれがつながって、え、いいの?となったwそれが結構面白かったのでいっか〜という感じw
社会批判はないけど茶化しの風刺が結構多かったから、いろんな層から文句出なかったのかなぁとか思ったけど、映画の中でも古い価値観と新しい価値観を折衷させるみたいなシーンがあったから、そこら辺はバランス取れてたりするのかもな(まぁそんなに真面目な映画でもないし…)。
絵は悪者モブを倒した後腕時計を見るDJ。
モンキーマン(Monkey Man)見たよ〜。
デヴパテルの新しい身体的魅力が存分に味わえた!
インドの架空の都市で繰り広げる復讐劇だが、主人公の復讐の対象を見る目と、復讐の目的が変化していく。また、インドというよりはなんとなく一般的アジアイメージがバイオレンス風味と相まって雰囲気アクション映画といった作風を確立しているのが面白い。神の否定ではなく、ハヌマーン神と猿モチーフを重ね合わせた上で、為政者の宗教を利用している行為と対比させている点で、インドの人々の心に宿る宗教心というものも美しく描いている感じ。
一度負けたり、階層を変えてアクションシーンが展開されるのはアジア的アクション映画を踏襲しているが、敵のアクションの個性がちょっと弱くて見せ場が弱いではある。
絵は主人公が胸を開きその胸から光が漏れているシーン。
二次創作やおい好き、映画見て絵とか漫画描く人です。