最後に捻りがある、と聞いていたので、夢オチとかクライマックスの展開は実は劇中劇とか誰かの妄想とかなのかなぁとか色々考えて身構えていましたが、想像と全然違っててびっくりしちゃった。この捻りはちょっとネタ的に見えちゃうと一気に冷めてしまうのですが、私は色々考えさせられちゃって、なかなか興味深かった。最初に見えていたテーマである既得権益を掌握するラーヤラシーマの政治家=ギャングに抵抗する部分と、捻りの部分が繋がるところがあるからか。
3時間近くある大部分が悪役プレジデントとの戦いに費やされているので、最後の捻りにどうせ繋がるんだったら前半もっと削れたのでは…と思わなくもなく、ちょっとテンポが悪かったかな。
音楽はRangamma Mangammaが良かった。
ラームチャランも可愛かったり怖かったり、良かったです。