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ファンテ「犬と負け犬」をよみ終えました。これもよかったです。英語のタイトル「My Dog Stupid」の意味は5章で明らかになります。それにしても Stupid とは。文章が「満ちみてる生」よりもさらに丸くなった印象。語り手の名前はヘンリ・J・モーゼスで、それなりに裕福で4人の子どもたちはそろそろ成人を向かえつつあります。ヘンリーや奥さんのハリエットからも人種差別的発言が少なくないですが、それでも何というかファンテは人間のすべてが好きなんだなと感じます。ヘンリーが犬を飼うことへの想い、犬と家族の関係のリアルさが魅力かなと思っています。

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視直径アップレットのバグフィックスをしました。
対象となる物体の直径が距離より大きい時に、虚数の解を求めなければならなくなるバグを修正しています。

github.com/ttrace/Angular-Diam

四国の実家へ移動中。仕事もしつつ、ボルヘスとファンテをゆっくり読んでいます。いいです。

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A bit of 'street' art on the wall of an abandoned mill along a trail beside the Leça River near Matosinhos, Portugal. #SilentSunday

今月買ったり借りたりした文学の本をおそるおそる書きだす。8冊。むさぼるようによんでいますが、ぼくは基本よむのが遅いので、すぐによめるはずはありません。たぶんこれで来月か再来月あたりまで安泰のはず。

デイゴ・レッド
伝奇集
フェルディドゥルケ
ねじまき鳥クロニクル第2部
ステパンチコヴォ村とその住人たち
重力の虹
犬と負け犬
ねじまき鳥クロニクル第1部

とくにファンテの作品にハマっています。あとボルヘスに衝撃を受けています。すごいです。よみはじめで勘ちがいしてる可能性も大ですが(笑)。

「デイゴ・レッド」が届きました。ぼくにとって現時点で翻訳されている最後のジョン・ファンテ。短編集です。「犬と負け犬」を半分くらいよんだところなので、こちらはあとまわし。でも我慢できずにちょっとよんでしまいました。最初は「僕」と母さんの話しから始まっています。家事に追われてつかれたように見える母さんと、母さんの長持ちの底にある結婚直前の母さんの写真。いい感じです(笑)。たしか訳者の栗原さんの最初の翻訳作品。うしろにある解説も力が入っているように見えます。こちらも楽しみです ( ͡° ͜ʖ ͡°)b

ボルヘス「伝奇集」も少しよみました。学術的なようで散文的にも見える文章でしょうか。文献も引用されていますが、すべてが実在のものかどうか、たぶん嘘もある??。期待以上だと思います。ぼくの勘ちがいの可能性もあります(笑)。

今朝、ボルヘスも届きました。読む速度を超えてますので、たぶんどれかを積んどくにしますだよ。

今、ファンテとピンチョン、ドストエフスキーと村上春樹をよんでいます。ゆうべからゴンブローヴィッチもよみ始めました。よみたい気もちに流されるままよんでいるので、うまく理解できているか自信ありません(笑)。相性がいいかなと感じるのはファンテ。よみ始めてすぐ絵が浮かび声が聞こえてくることが多いです。ゴンブローヴィッチはよみはじめたばかりですが似た感じ。ドストエフスキーにも文章が頭に入ってきやすい感覚があります。村上春樹さんは物がたりづくりと文章づくりがうまいなぁと感じることが多く、ピンチョンには、とにかくしがみついている感じ(笑)。多過ぎる気がするので、二冊くらいに減らしたいですが、できるかなぁ。

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アメリカのSNAP予算は1,000億ドルを超えてたのか。人口が三分の一の日本なら、300億ドル―― 4.5兆円ぐらいはあったほうがいいということか。向かうべきは子ども食堂よりこっちじゃないかな。
ちなみに生活保護は3.8兆円だけど、補足率はまだ低いし、家賃や光熱費も込み込みだからなあ。

ファンテ「犬と負け犬」の5章。最初の山場でしょうか。犬に名前が与えられ、主人公ヘンリーと息子のジェイミーは犬を捨てるために海岸へ向かいます。たぶんそれなりに豊かになった人たちがくらす街では一軒に1-2頭、ドーベルマンやジャーマンシェパード、ボクサーなど犬が飼われており、主人公の秋田犬はこの犬たちの一部と対決します。その描写がすばらしい。

ファンテ『犬と負け犬』。5章まで進みました。今のところ、これまで読んだ他の4冊と文章の雰囲気が大分違う印象です。犬は大変下品でファンテらしいです( ͡° ͜ʖ ͡°)b

さぁ、今夜からは「犬と負け犬」。

ジョン・ファンテ。これまでに読んだ作品。

「塵に訊け」
「バンディーニ家よ、春を待て」
「ロサンゼルスへの道」
「満ちみてる生」

どれもよかった。ほんとよかった。

読み終わったとき、道行く人みんなに握手してまわりたいくらいによかった。

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ジョン・ファンテ「犬と負け犬」が未知谷から届きました。これももちろん栗原俊秀さんの翻訳。個人的に五冊目のファンテです。英語のタイトルは「My Dog Stupid」なんですね。好きな感じの英語です。「My Stupid Dog」ではなく「My Dog Stupid」。ファンテの声が聞こえる気がします。これを「犬と負け犬」という日本語にしたのも、いいなぁと。翻訳されたファンテは、これを入れて二冊なので、もったいない気がして読むペースを落としています。

文学を久しぶりにそれなりに読むようになり、iPhoneを開く時間、SNSをよんだり書いたりする時間が、一気に減りました。今のところですが、iPhoneを開くよりも文庫本を開いた方が何倍も楽しいからだと思います。

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