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のぞくだけ、のぞくだけ、と唱えながら行った古本市で、常連らしき客へのレジ係の挨拶が「今日は神保町に行ってると思ってましたよ」

「何がホームカミングデーだ、おれの通ってた小学校と中学校は廃校だぞ」

いまより20歳若かったら、わたしもブログを書くんじゃなくてポッドキャストで喋っていただろうか…と数秒考えてみて、「いまやってないんだから若くてもやらなかった」と結論

ブログを書いた。第八章。ピンチョン判事が登場してボロクソに悪口を書かれる。『白鯨』に寄り道した部分は完全に無駄だったかもしれないけど構わない、という話。ここまでの進捗は117/283ページ。

(40)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [9]:
outofthekitchen.blog47.fc2.com

家が古いので仕方ないから(われわれが引っ越したらきっと解体・建て直しになる)、慣れるしかないつもりでいる。こういう心がけはいけないと言われてもな。

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年に数回、蟻の群がわたしの部屋にだけ入ってきてまた去っていく日があって、今日がそれだった。
入ってくるのは窓の隙間からなのか、天井のどこかからなのか、どちらでもない別のところからなのか、わからなくて気になるが、むしろ出ていくことのほうが不思議に思えてきた。
なぜ1匹残らず出られるのか、入口と出口はいっしょなのかどうか。いっしょじゃないよりはいっしょであるほうがまだましに思う。

きのうのアトロク2(2023/10/23)でブルボンの特集を聞き、今日いつもと違うスーパーに行ったら、菓子売場から離れた台にルマンドとバームロールと他社の飲物なんかが置かれて「4割引」シールが貼ってある。別に賞味期限が近いわけでもなく、念のため菓子売場を見にいくと、同じにしか見えないものが割引きなしで置いてあった。
不審に思いながら4割引きのを買って帰り、不審に思いながら食べた。

同居人氏が富山まで行って帰り、
・いちばん印象的だったのは深夜の駅前で警官と争うヤンキーの一団で
・お土産の「かのこ姫」がとてもおいしい
 kanokomochi.co.jp/item/kanokom

ここから、“夜は盛り場で警官と揉めるヤンキーたちが、朝になると工場に入ってしっとり柔らかく口内でほろほろ溶ける繊細な和菓子を作っている”図が頭から離れなくなってしまった。
物語の力はかくも強い。わたしが弱すぎるのか。

水仕事のあとでなんか指先がピリッとする…と思ったら、早くもあかぎれだった。
半袖で出かけられた時期からあかぎれのできる時期に移るの、今年が最速ではないか。

榎本俊二「ザ・キンクス」第7話を読んだ。
comic-days.com/episode/3270296

すごい面白いし、ひと月前にやはり面白く読んだ第6話(絵がうますぎる)の見え方がまた変わる。
comic-days.com/episode/3270296

なんであっちを第6話にして、こっちを第7話にできるんだ…

中也のそれ(みつばのおしたし)はどうなんだ、という気はちょっとした。

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今日の昼はこのイベントに行った。コロナ禍の前はもっと大きい古本市だったけど、ささやかなほうが今はありがたい(勝手)。
jtcafe.exblog.jp/29714919/

ミーハーなので「文豪弁当」なるものを買った。帰って食べたら期待以上においしくて、もうひとつ買いに戻るかちょっと考えた。

どうも昨晩から今朝にかけて盛大に寝違えていたみたい、と気づくのが今。認めたくなかった。

ひさしぶりにiPadのKindleで本を読みはじめたら、メモがなんかおかしくなっている。
書いている最中も数秒単位で自動保存がおこなわれ、そのたびに未確定の文字列が平仮名のまま確定されたり丸ごと消えたりといった繰り返しでキーッとなっている。
こんな不都合が仕様のはずはないので(こんな不都合が仕様のはずはないので)(こんな不都合が仕様のはずはないので)、iPadが古いせいで変になっているだけか、Kindle側の設定でまともな状態に変えられるんじゃないかと信じたいんだけど、こういうのを信じさせてくれない昨今だとも思う。どうなんだろう。

ブログを書いた。やっと/予想通り、クリフォードが登場する。獄中に30年、彼は魂にダメージを受けたのだとかいいながら、語り手の人格分析は容赦がなかった。ここまでの進捗は101/283ページ。

(39)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [8]:
outofthekitchen.blog47.fc2.com

do_dling さんがブースト

岩波文庫からJ・L・ボルヘス/内田兆史・鼓 直訳『シェイクスピアの記憶』!
ボルヘス唯一の未訳短篇だった「シェイクスピアの記憶」がついに邦訳されるんですか……。本作に関する記事を昔書きました。

hanfpen.hatenablog.com/entry/2

スーパーへ行って帰る道、先週からキンモクセイの香りが鼻を刺すほど強いのと、おとといあたりから大規模な工事のため下水の臭気がうっすら漂うのを、足し合わせないよう意識して注意を分散させようとしている。意識している時点で負けになる戦いがある。

すこし前からあんまり本を買わないようにしようと思い立ち、まあまあそれは守れているのだが、そうしているあいだ図書館から読めない冊数を借り出して延長したあげく読まないまま返しにいくのを繰り返しており、なんというか、知っていた自分の愚かさの知らなかった断面を見せられるようで新鮮な気持。

その二つ目信号を右折した歯医者にわたしは通っている

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近所の交差点に歯医者の大きな看板が立っており、院長が微笑む写真の下に「二つ目信号右折」と書いてある。ぜったい違うとわかっているし最初から誤解したこともないのに、見るたびにどうしても、一対の目を持ったモンスター信号を思い浮かべる。その場合「一つ目」「三つ目」と言っても「二つ目」はわざわざ言わないかもな、とか思う。

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