のぞくだけ、のぞくだけ、と唱えながら行った古本市で、常連らしき客へのレジ係の挨拶が「今日は神保町に行ってると思ってましたよ」
ブログを書いた。第八章。ピンチョン判事が登場してボロクソに悪口を書かれる。『白鯨』に寄り道した部分は完全に無駄だったかもしれないけど構わない、という話。ここまでの進捗は117/283ページ。
(40)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [9]:
http://outofthekitchen.blog47.fc2.com/blog-entry-858.html
年に数回、蟻の群がわたしの部屋にだけ入ってきてまた去っていく日があって、今日がそれだった。
入ってくるのは窓の隙間からなのか、天井のどこかからなのか、どちらでもない別のところからなのか、わからなくて気になるが、むしろ出ていくことのほうが不思議に思えてきた。
なぜ1匹残らず出られるのか、入口と出口はいっしょなのかどうか。いっしょじゃないよりはいっしょであるほうがまだましに思う。
同居人氏が富山まで行って帰り、
・いちばん印象的だったのは深夜の駅前で警官と争うヤンキーの一団で
・お土産の「かのこ姫」がとてもおいしい
https://www.kanokomochi.co.jp/item/kanokomochi.html
ここから、“夜は盛り場で警官と揉めるヤンキーたちが、朝になると工場に入ってしっとり柔らかく口内でほろほろ溶ける繊細な和菓子を作っている”図が頭から離れなくなってしまった。
物語の力はかくも強い。わたしが弱すぎるのか。
榎本俊二「ザ・キンクス」第7話を読んだ。
https://comic-days.com/episode/3270296674401745298
すごい面白いし、ひと月前にやはり面白く読んだ第6話(絵がうますぎる)の見え方がまた変わる。
https://comic-days.com/episode/3270296674401745295
なんであっちを第6話にして、こっちを第7話にできるんだ…
今日の昼はこのイベントに行った。コロナ禍の前はもっと大きい古本市だったけど、ささやかなほうが今はありがたい(勝手)。
https://jtcafe.exblog.jp/29714919/
ミーハーなので「文豪弁当」なるものを買った。帰って食べたら期待以上においしくて、もうひとつ買いに戻るかちょっと考えた。
ブログを書いた。やっと/予想通り、クリフォードが登場する。獄中に30年、彼は魂にダメージを受けたのだとかいいながら、語り手の人格分析は容赦がなかった。ここまでの進捗は101/283ページ。
(39)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [8]:
http://outofthekitchen.blog47.fc2.com/blog-entry-857.html
岩波文庫からJ・L・ボルヘス/内田兆史・鼓 直訳『シェイクスピアの記憶』!
ボルヘス唯一の未訳短篇だった「シェイクスピアの記憶」がついに邦訳されるんですか……。本作に関する記事を昔書きました。
近所の交差点に歯医者の大きな看板が立っており、院長が微笑む写真の下に「二つ目信号右折」と書いてある。ぜったい違うとわかっているし最初から誤解したこともないのに、見るたびにどうしても、一対の目を持ったモンスター信号を思い浮かべる。その場合「一つ目」「三つ目」と言っても「二つ目」はわざわざ言わないかもな、とか思う。
趣味は引用