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しかし、読める/まだ読めないの区別はなんなんだ。単純に出版年月じゃないみたいだし、あとで別のところから出たかどうかでもない気がする(ざっと見の感想)。

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メモ、魂に刻んだが、魂は忘れるのでここにも刻む:

ラジオでハッチポッチステーション
5月3日(金・祝)午前10時05分~11時50分 <ラジオ第1>

nhk.jp/p/hotchpotchradio/rs/NY

連休前の耳鼻科は地獄のように混んでいた、と書いてから「地獄って混んでるだろうか?」と立ち止まったが、「どう考えたって混んでいる」と結論。

同居人氏が「スーパーで安かった」と買ってきたドイツパンをひと切れもらい、食べながらBlueskyをのぞいたら関東にあるパン屋のアカウントにフォローされていて、見ると最新の写真が土日限定のドイツパンだった。

本屋に並んでいた新潮文庫の新刊『決定版カフカ短編集』(頭木弘樹編)の帯に

《『変身』『城』『審判』を超える物語がここに。》

とあって、そういうことは『審判』(中野孝次訳)を復刊してから言いたまえよと強く思われたことだった。
(『決定版カフカ短編集』の訳はどうなってるのか気になっていたが、タイトルから予想された通り、新潮社『決定版カフカ全集』からのセレクトだった)

ちくま文庫も『カフカ・セレクション』3冊を復刊するなら今年だと思うし、なんなら『審判』(飯吉光夫訳)も出し直してくれたらうれしい。

ブログを書いた。第一部「昔の人たち」の4篇め、「昔あった話」(柴田元幸訳)。今回はちょっと引用しただけで、今後もこれくらいでいいんじゃないかと思った。ここまで154/859ページ進み、次から第二部になる。

(65)『ポータブル・フォークナー』を読んでいる[5]:
outofthekitchen.blog.fc2.com/b

映画版「カラオケ行こ!」を配信でやっと観た。綾野剛が「紅だーッ!!」と絶叫するたびに猫の複数名が耳をそばだてたりテレビに尻を向けたり前足で顔を隠したりしたので、あれが何ものかであったのはまちがいない。

それはおそらく、わたしが本文を途中から隠す書き方をしたからだと思います。

たまに通る路地に単身者用っぽいアパートが背中を向けて建っていて、窓が通行人に丸見えだから大半の部屋はそこに洗濯物は干してないんだけど、1階の1室だけ、Tシャツやジャージなど男物の衣類を堂々と干していた。 

わたしがそこを行き来するようになってからの丸5年以上、雨の日も風の日もつねに何かしら出してあり、台風でびしょ濡れのまま放置していたのも1回や2回ではなかった。量にしても種類にしても女の人が防犯で用意しているものとは思えず、いつも「すごいおおざっぱな男子学生」を想像して通りすぎていた。
この4月、その部屋の窓から洗濯物が物干竿ごとなくなり、カーテンも取り払われていた。人はこっちに断りなく次のステップに進むからおどろく、と神妙な気持になった自分の勝手さにおどろく。

スマホの警報に猫も人間も飛び上がった。うちは体感で震度1と2の間。

ブログを書いた。 第一部「昔の人たち」の3篇め、「赤い葉たち」(柴田元幸訳)。これはすごい。すごいんだけど、すごいと感想がくどくなるのは考えもの。別のやり方はないだろうか。ここまでの進捗は129/859ページ。

(64)『ポータブル・フォークナー』を読んでいる[4]:
outofthekitchen.blog.fc2.com/b

「猫」の言い換えとして「腹時計の壊れた人たち」が使われる家。

何年も前に買ったクレ5-56、永久になくならないんじゃないかと思いながら使い続けてとうとう使い切ったので、次の5月56日はクレ5-56記念日だな。

寝てる本人たちは気付いていないがまわりは「似てる…」と思っているのかもしれない

書けたところまででアップする、くらい手軽にやりたいんだけどむずかしいのな

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ブログが書けなかったけれどわたしは元気です

集英社文庫『カフカ ポケットマスターピース01』の「作品解題」にある数行のおかげで、それまで読めなかった「巣穴」が読めるようになった話。

twitter.com/do_dling/status/14

《このテクストの語りは、現在時制の用い方に特徴があるとされる。たとえば、「ときおり巣穴の外に出ることにしている」のように習慣的な意味で用いられていたはずの現在形が、いつのまにかリアルタイムのできごとを報告する現在形に移行しているのである。そのため読者は、自分がどこにいるか分からない方向喪失の感覚を味わう。》p.768

こう指摘されてから実物を見て「ここで移ってる」「ここもそうなってる」と気づくと、急に読めるようになったんでした。
それまではいともたやすく作品の放つ魔法に引っかかっていたということ。

正体を明かされたために魔法がはんぶん解けたのはよかったのか、それはいまも気になってます。

「山本弘なかりせば」との講釈を聞き、おのれの無知を思い知るなど

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