「東京創元社 短編SFはおもしろい!」という電子書籍の100円均一セールが主要電子書籍サイトで行われています。わたしの作品では「皆勤の徒」短編版と「黙唱」が対象です。3月7日まで
松樹凛さんの初作品集『射手座の香る夏』(東京創元社)をお送りいただきました。第12回創元SF短編賞受賞作を含む4篇収録。解説(松樹さんへのインタビューも)は飛浩隆さん。私が特に好きなのは、イタリア南部で少女が9つの影を持つ少年と出会う幻想小説「影たちのいたところ」2月29日発売
『本の雑誌』2024年 2月号、大森望さんの「新刊めったくたガイド」がWebでも公開されています。『奏で手のヌフレツン』を取り上げていただきました。
https://www.webdoku.jp/mettakuta/omori_nozomi/20240214080000.html
チョン・イヒョン著 斎藤真理子訳『優しい暴力の時代』(河出文庫)を頂きました。単行本で読みましたが、優しい暴力の時代を生きる市井の人々を描いた粒ぞろいの作品集ですばらしいです。作者唯一の自伝的作品という「三豊百貨店」はとりわけ忘れがたい。
この前夕食のお皿に、スパイシーな香りが漂う甘食みたいな形の初めて見る食べ物がのっており、なんだろうとおもったら、サモサそのものの味がしてすごく美味しかった。ポテトやチーズにクミンをたっぷり使った具を餃子の皮二枚で挟んで焼いたらしい。
とりしまです。Dempow Torishima 絵と小説をかきます。最新刊は長編『奏で手のヌフレツン』。著書に『皆勤の徒』(英訳版、仏訳版も)『宿借りの星』『オクトローグ』『るん(笑)』、高山羽根子さんと倉田タカシさんとの共著『旅書簡集ゆきあってしあさって』。SFマガジンで「幻視百景」連載中。