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エドワード・ケアリー著 古屋美登里訳『B:鉛筆と私の500日』(東京創元社 7月18日頃発売)をお送りいただいて大躍りしています。ケアリーさんがコロナ下で毎日スケッチを描いてはSNSに投稿されていて、それをTL上で拝見するのが楽しみでした。それらのスケッチ(なんと500点…!)にエッセイを加えたのがこの本なのです。

家畜に押す焼印を、自分の体に押したりはしない、という意識だとしか思えないな。

ジム・トンプスンをいろいろ読み返している。

酉島伝法 さんがブースト

WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所 & Sansan株式会社の『未来の「奇縁」はヴァースを超えて』をお送りいただきました。藤井太洋さん、高山羽根子さんと参加しました。
短編群だけでなく、プロトタイピング入門キットのような内容になっています。(切りとって使えるカードつき!)
7/28発売です。

ハーラン・エリスンとジム・トンプスンってけっこう仲がよかったんですね。

酉島伝法 さんがブースト

6日に発売のすばる8月号、『特集:トランスジェンダーの物語』に短編で参加しました。
特集の執筆者のなかで唯一のシスヘテロ男性であり、そのことをふまえた作品を書いたつもりです。かつ、SFを主に書く人間として、未来を描くべきだと考えました。
この特集全体が、当事者を力づける内容になっていることを祈ります。
amazon.co.jp/dp/B0C9F33JK3/

対談で『人外魔境』の悪魔の尿溜に触れたら、稲生平太郎さんも悪魔の尿溜の話をされていて笑った。

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お送りいただいた日中韓三ヵ国の著者による幻想アンソロジー『七月七日』(小西直子訳 古沢嘉通訳 東京創元社)、日下明さん装画+長﨑綾さん装丁がなんとも気持ちよいですね…! 楽しみです。

ケン・リュウ「七月七日」
レジーナ・カンユー・ワン「年の物語」
ホン・ジウン「九十九の野獣が死んだら」
ナム・ユハ「巨人少女」
ナム・セオ「徐福が去った宇宙で」
藤井太洋「海を流れる川の先」
クァク・ジェシク「……やっちまった!」
イ・ヨンイン「不毛の故郷」
ユン・ヨギョン「ソーシャル巫堂指数」
イ・ギョンヒ「紅真国大別相伝」

『ユリイカ2023年7月号』の「特集=奇書の世界」で、円城塔さんと奇書について対談をしています。

酉島伝法 さんがブースト

第14回創元SF短編賞選考経過および選評が公開されましたね webmysteries.jp/archives/32418

「アホウドリの迷信」という短編を忘れられない方は少なくないと思いますが、その著者デイジー・ジョンソンの長編『九月と七月の姉妹』(市田泉訳 東京創元社)が刊行されたんです。暴風みたいな姉のセプテンバーとそれに振り回される内気な妹ジュライとの分かちがたい関係が、ジュライの跳ね回るような言葉で生き生きと不穏に描かれていて、すごくいいです。読んでるうちにかすかに、すこしずつ違和感が増していく手際も見事。依存からの開放の物語でもある。『ずっとお城で暮らしてる』や『悪童日記』なども連想しました。印象的な装画は榎本マリコさん、装幀は岡本歌織さん。

本の山を片付けて久々に現れた棚から『知識の泉』(同朋舎出版)という凄いシリーズが数冊出てきた。特殊加工を駆使したり現物を添えたり、ととにかく凝っていて、本の形をした博物館という感じで楽しい。
全巻買っておかなかったことが悔やまれる。

涼しげで美しい『現代詩手帖7月号』、夏の作品特集「幻想とポエジー」に「転轍機」という幻想詩を寄稿しました。好きな作家や詩人の方々が一斉に集っていて喜びの呻きをあげています。6月28日頃発売。

「ブラック・ミラー」の「ジョーンはひどい人」、自分の日常が勝手に即座にドラマ化されるという「おれに関する噂」的な物語だけど、ドラマ内の自分役と更にその中でドラマ化される自分役のキャスティングに笑う。

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酉島伝法 さんがブースト

名前はあるはず、と探したらこの辺が。球冠、球欠、球台、球面扇形、球面楔形。

「球」と「半球」の中間の言い方はないかと考えていて、出てきたのは「過半球」

グレアム・ジョイス『人生の真実』は、若草物語を奇想寄りに振り切ったような小説。死者や生霊からメッセージを受け取る家長のマーサ、その八人の娘、その間を持ち回りで育てられる子供フランク(農場やコミューンや死体防腐処理業者を転々とする)。ガラスの中の男、ゴダイヴァ夫人――

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