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創元から1月刊行予定のマルク・ラーベ「17の鍵」面白そう!
久々のドイツミステリ邦訳だし、安心の酒寄先生だから期待できる!
楽しみ!!!

green.dti.ne.jp/ed-fuji/topics

主要な作品、というか全集読んでいるので、安倍公房作品再読したくなる展覧会だった。でも紹介されてたミステリだという「石の眼」だけは読んだ記憶がないから優先して読みたい。

昨日、神奈川近代文学館で開催中の安部公房展に行ってきました②(内容に触れます) 

さらに、パッケージ化されていないため視聴困難で、貴重なシンセで安部公房が作曲した戯曲「仔象は死んだ」のダイジェスト版、新潮社が昔実施していた著者の肉声による新刊本紹介の録音を約三分にまとめて留守番電話で読者に聴かせるというテレホンサービス【作家自作を語る】で「密会」と「方舟さくら丸」について語ったものが聴けたり、クロスボウやモデルガンなどの着想を得るために使ったと思しき謎の私物の激レア展示もあり。

最後に箱根の別荘の書斎を再現した展示があり、ここと、映画の「箱男」で使われた【箱】だけ撮影可能でした。

展示エリアはそこまで広くないのですが、第一エリアから密度が濃く、生原稿を思わず読みふけってしまい、二時間超ほど滞在したものの、一回の鑑賞だけでは消化できないほどの情報量で、まだ観ていたかったです…。

本当に充実した内容だったので、安倍公房の作品が好きな方は是非行ってみてください。

12/8まで開催になります。

昨日、神奈川近代文学館で開催中の安部公房展に行ってきました①(内容に触れます) 

まず最初に列挙された各国に翻訳された本の数々が圧巻。

生い立ちから晩年までをエリアごとに順に追っていく内容となっていて、主要な小説はもちろん、戯曲や映画、生前未発表の作品とワープロの原稿も含め、夥しい推敲がされていて思考の痕跡が辿れ、さらに著名な作家などとの私信も展示。

川端康成からの手紙もあり、毛筆にくずし文字、巻物だったのでびっくり…。
ドナルド・キーンが作品を英訳したときに疑問点を安部公房が回答したものは写真撮りたかった…!

初期は創作の原点ともなった戦後の過酷な引き揚げの影響等で困窮していたのもあり、原稿だけでなくノートに殴り書きされていたのが、段々状況が改善されるにつれ読みやすくなっていったのが印象的。

他にも、玄人はだしだった写真や愛用のカメラ、愛好していた車の変遷、「密会」創作時にインスピレーション湧かせるため使用したらしい私物の盗聴器、晩年に導入したワープロに私物のEMSやKORGといったシンセ、未完の小説「飛ぶ男」フロッピーなど初展示。

ところで、日付変わってしまいましたが、昨日はいまの時期としては異様な暖かさだったからか、桜が咲いていました…。(写真下手ですみません…)

ついでに英国で15万部超の大ヒットを記録したという、ケイティ・ブレント「男を殺して逃げ切る方法」、タイトルからすごく気になる。

comingbook.honzuki.jp/?detail=

ついにトーマス・ベルンハルトの自伝五部作で未訳で残されていた最後の作品が出る!!!
楽しみ!!!

hanmoto.com/bd/isbn/9784879844

一昨日のハン・ガンさんに関するフェイクニュース、ゲンロンが運営する人文ウォッチで背後にいると思われる人物含め詳しい事情が書かれています。
是非ご一読ください。

webgenron.com/articles/jinbunw

ドイツ菓子のマイスターを取得したドイツ菓子店MuttisKuchenもいいかなとか考えていたんだけど、昨年は買えなかったから、今年はいつものところで買いたい。

muttiskuchen.com/product/index

いつの間にかいつもシュトレン買ってるケーキ屋さんが予約開始していたので明日予約しなければ。

台風24号と25号の予報円が日曜日に重なるからひょっとして合体するのかもと焦ったけどそんなことはないようで良かった…。
でも連続で来るなら被害が大きくなるかもしれないから困る…。

jma.go.jp/jma/kids/kids/faq/a4

(昨日、あのような投稿をしてしまったので、はやめに感想を書きたかった)

ハン・ガン 「ギリシャ語の時間」読了。(結末に触れます) 

意図せずとも暴力性孕む言葉に耐え切れず声を喪失した女性と、親しい人たちとの過去の悔恨と失われつつある視力に未だ戸惑う男性がギリシャ語を介し分かち合えぬ孤独と共に交差する。

男性は記憶の中の忘られぬ青を基調にビビッドな色彩がいまはもう見ること叶わぬこと儚むがごとくリリカルに一人称で書かれるのに対し、女性は凛とした清冽さ醸し出す三人称で書かれ、緩慢なる拒絶を基本とし、言葉発せた頃には墨の濃淡溶けだしたかのような思考滲むが、現在は閉じられた言葉が思考をも阻害し身振り手振りで感情心情推し量るしかない…。

後半、二人はあることきっかけに急速に近づいていき、暗闇に照明が当たる舞台劇のような場面で堰を切ったように男性は過去の出来事吐き出し解放されるも、女性は言葉に耐えるのみで、どこまでもすれ違うディスコミュニケーション。

それでもわずかに生まれたつながりは埋まらぬ溝を止揚し、詩のような文章の羅列のなか、光も差さぬ暗い海底に封じ込められていたがごとく亀裂が入った言葉が地上めがけて浮上し迸る、かぼそい明かりが見える先の開けたラストだと信じたい。

かなり難解でしたが素晴らしい作品でした。今年のベスト本の一作になります。

@kakotky お気遣いありがとうございます…!以後本当に気を付けます…。

ソローキンの「吹雪」に続く三部作の二作目、「ドクトル・ガーリン」を翻訳中と翻訳者の松下隆志さんが投稿!!!

x.com/TakashiM2/status/1855966

昨年出版された三作目の「遺産」はすぐ発禁になり、Freedom Lettersという亡命出版社から出版されていて、ロシア政府によって禁じられた21世紀最初の大きな長編とのこと。

x.com/TakashiM2/status/1855438

三作目を無事出版するためにも、二作目の「ドクトル・ガーリン」発売したらぜひ購入をと松下さんが投稿されているので、皆様是非どうぞ!!!

@kakotky 衝撃的なニュースだったのでつい脊髄反射的に反応してしまいました…。ご心配をおかけして本当にすみません…。次からは続報を待って信頼性があるか確かめてから投稿しますね…。

すみません、フェイクニュースだったようです…。韓国の岩波にあたる出版社のニセアカウントで、イエロージャーナリズムのようなゴシップニュース流すアカウントだそうで、他の媒体は取り上げていないのに、つられて反応したのは軽率でした…。反省します…。

今日はベースの日なので、いちばん好きなベーシストの青木智仁さんのベストワークスの一作を紹介。
DIMENSION結成前の増崎さんのソロアルバムなのだけど、実はDIMENSIONのトーンより好き。
もちろん青木さんのスラップもえぐくて最高!!!

youtube.com/watch?v=m0rMTnahIe

ドムドムハンバーガーのタイトーくじで当たる商品、どれも欲しいけど、丸ごと!!カニバーガーぬいぐるみが欲しすぎる!!!
でもラス1のくじでしか当たらないとか当たる気がしない…。

taito.co.jp/taitokuji/item/000

聴きながらこの短編を読んでいた。N・K・ジェミシンが「オメラスから歩み去る人々」へのアンサーとして書いた作品。こちらもいろいろ考えさせられる…。

lightspeedmagazine.com/fiction

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