昨日、神奈川近代文学館で開催中の安部公房展に行ってきました②(内容に触れます)
さらに、パッケージ化されていないため視聴困難で、貴重なシンセで安部公房が作曲した戯曲「仔象は死んだ」のダイジェスト版、新潮社が昔実施していた著者の肉声による新刊本紹介の録音を約三分にまとめて留守番電話で読者に聴かせるというテレホンサービス【作家自作を語る】で「密会」と「方舟さくら丸」について語ったものが聴けたり、クロスボウやモデルガンなどの着想を得るために使ったと思しき謎の私物の激レア展示もあり。
最後に箱根の別荘の書斎を再現した展示があり、ここと、映画の「箱男」で使われた【箱】だけ撮影可能でした。
展示エリアはそこまで広くないのですが、第一エリアから密度が濃く、生原稿を思わず読みふけってしまい、二時間超ほど滞在したものの、一回の鑑賞だけでは消化できないほどの情報量で、まだ観ていたかったです…。
本当に充実した内容だったので、安倍公房の作品が好きな方は是非行ってみてください。
12/8まで開催になります。
午後の紅茶の期間限定の熊本県産いちごティー、今年も売ってたので買ってきました!1本につき3.9円が熊本の復興支援・地域活性化に使われますよ!
https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2024/0411_01.html
「小説ドラゴンクエスト4」、子どものころ読んで本に興味を持つきっかけとなった小説だから、思い入れがありすぎて、一つ一つの場面に泣きそうになりながら少しずつ読んでいてやっと再読完了。
何度も読んだから大体のことは覚えていたけど、小説版はピサロとロザリーの物語なのだと再確認。いのまたむつみさんの挿絵も素晴らしく、とくにピサロが慟哭するイラストはいまだに胸が痛くなる…。
勇者に起きた出来事もちろんマーニャとミネアの身の上とか鬱屈したもので物語の展開も結構シビアだなと。
トルネコ主役の三章は児童文学風、マーニャとミネア姉妹の四章は当時のラノベっぽさがあるのだと気付く。
章ごと一人ひとり個性が描かれ最後に勇者登場なのと、ピサロとロザリーの存在感が強すぎて存在感薄めだとも…。
でも長いお話から精髄だけえりすぐられたエピソードの数々は重要な部分はばっちり描かれていて濃度高く、客観的に見ても本当に傑作なのだと改めて思った。
あとホイミンが人間になることやピサロナイトの因縁は、当時出ていた「知られざる物語」の要素が入っているのだと気づいた。
これらの作品は物語を補完する上で役に立つしドラクエ好きなら余白埋める要素と膝打つ部分がたくさんあるので読んで損はないです。
小説版は5が最高傑作なのだけど探さなければ…。
ロッテのマロングラッセ、やっと見つけたので買ってきました!
中に入っているのはマロングラッセでなくマロンペーストだけど、かなりブランデーの風味が効いているので、それっぽい味がしてなかなか美味しい!個人的にはバッカスとラミーより好みです。
ここではない場所で時折荒ぶる投稿消し常習のリム推奨アカ。主に海外ミステリを読む、ファンタジー熱再燃中な読書好きだけど、絶賛読書停滞中。DVDだけですが、たまに映画も観ます。die ärzteが大好きです!(来日公演熱望!)猫好き、ドイツ好き、Suede、David Bowieのニワカのファンでも有り。茶色の朝になる前に