CZ
わかったのだけども、りったんさんルートは、苦手とする「話をしない/させない/聞かない」展開と、立場上身動きの取れない主人公視点がかなりストレスになってしまったらしい
むやみに動き回る装備ぬののふくも困るけど、さいおんじとらのすけくんルートの場合は、抜け出したせいで撫子さんが現状を思い知ったり、組織のまとまりのなさが伝わったり、理由や結果が描かれていてよかった
りったんさんの騙されていた展開はよかったから、もう少し組織側と(油断させるような)やり取りや、撫子さんとの会話があればなあと思う
十代前半のまま時の止まった幼馴染み二人の恋愛も、十の年齢差を一気に埋める成長を冷静さで表すという描写もよかったので、今のところはかなり信頼できる物語という印象です
CZ
現在地:さいおんじとらのすけくん残留?未来?エンドだけは見ました
さすがにあのさいおんじとらのすけくんを蔑ろにはできず、素直に選択しての独占欲の塊犬エンド
政府は不穏でなんとか会の問題も解決せず、りったんさんと時田くんは行方不明だし、世界もそのまんまということで、盛大な親子喧嘩一時休戦みたいなラストでしたが……
長がくそくそくそ親ランキングを塗り替えたものの、息子とあまりにもそっくりなので一概に責めるわけにもいかず……(実子を憎み蔑みながら弟を産ませている時点でくそくそくそくそくそやろうに違いないのだけど)
撫子さんは元々退屈そうに生きていて、それを見透かしたように自分の側へ誘ったさいおんじとらのすけくん、蓋を開ければとんでもなく強欲な女の子と、噛みついた獲物は逃さない男の子が残った
(もしこれが撫子さんの本来の姿に近いのだとするなら、理解していると思っていた幼馴染み……となる、留守の部屋まで使われて……)
撫子さんは曲げず、折れず、萎れない、本当に植物のような生命力あふれる女の子だった
そんな彼女を「気の強い女が好き」なさいおんじとらのすけくんが「強がらなくていい」と言ったり、強い加虐心を抱く彼が、服従を示したり(足の甲)するところが最高だと思う
CZ
現在地:なんとか会、さいおんじとらのすけくんのご実家だった(やっと分岐)
なんとか会組の個別ルートは、人質になるところから始まるらしい
さいおんじとらのすけくんの「鬱陶しい」は「(口うるさくて)鬱陶しい」であり「嫌なら関わるな」は「(お前が)嫌なら関わるな」である……
誤解されることが多く、真実を訴えるよりは誤解させておく(かかる火の粉は払う)どうせ理解されないから、という生き方になるのはわかる
でもやっぱり、暴力的な性質についてはまだ謎のまま
先を読めば変わるかもしれないけど、理解者を得ないまま二十年経ってしまった〈若〉と、まだ幼さを残すさいおんじとらのすけくんとでは、恋愛面はだいぶ違ってくるのではないかという予想……
ところでピアノは結局彼が弾いているのか……?
CZ
現在地:時間かかる……!
シーンスキップをしたところで……(未だに共通ルート)
さいおんじとらのすけくんに「嫌なら関わるな」と凄まれた翌日、下校時に誘うと満更でもないみたいな反応をされる
彼の二面性はどこから来ているのだろうか……
〈若〉の冷徹さのようなものを、そういう身の振り方で生き延びてきたのだろうと捉えていたけれど、幼い時から既に、他者への攻撃に躊躇いがない
むしろ若のほうは人のよさそうな喋り方もするから、落差がとんでもない
いい人なのかなと思っていたけど、どうも雲行きが……2020の人たちにいろいろ支障があるのは(治安が治安なので)理解できるけど、さいおんじとらのすけくん2010の時点で雲行きが
ところで撫子さんが他の人と親しくすると、りったんさんとの間にはどんどん距離が生まれるので、彼が「離れていくんだろう」と思っていたのはこういうことなのだなと感じた
このような距離感で、まだ「女として見て」はいないはずだから、それでももし彼女を失ったらああなるのか……
CZ
現在地:最初からざっと読み返していたらその量に力尽きたところです
ちょっと気になったけど…………時田終夜って実在するのか?
キング先生様は戸籍をどうのこうのして未来の姿のまま過去に現れて、過去には海棠鷹斗がいる、ということは彼はりったんさんのように時間跳躍(だったっけ? 違うかも)をしている
時田くんの場合は撫子さんと同じ、2010年へ意識が飛んでいる(体は2020年にある)ので……元々2010年に眠ったままの体があるということ?
まあまあ面影を残す他のメンバーと違って彼が劇的にびふぉーあふたーをしているのは、そもそもいれものが違うのか??
まだまだ謎だらけだなあ、楽しい
(ところで何であんなにみんな服装が変わるんだろう、世界観????)
CZ
キング大先生様のありがたい特別授業のねらいが何だったのかはまだわからないけど、結果的にりったんさん(に限って)は、彼の協調性のなさがすべてに影響していて、先生の言った通りになっているなあと思いました
りったんさんの目的が、撫子さんの事故を阻止することただひとつだったにしても、彼女の身の安全は第一に考えなければならなかったし、そのためにはもう少し環境を整える必要があった(ここがもう「〈私〉を見ていない」になってしまうのだけど)
撫子さんとはもっと(情報を絞るにしろ)話し合っておく、殿若コンビとは(いずれ決裂したとしても)一時的協力体制を築いておく、長や会のメンバーを見極めておくとか……
十代で時間が止まっている自己犠牲精神の不器用な人だから仕方ないのだけど、挑むものが大きいほど、やっぱり味方は必要なのだよね……
だからこそ、CZの仲間を嫌いじゃないと思えた2010りったんさんはよかった
それはキング大先生のおかげということになる……
CZ
教訓:感想は全部読んでからまとめよう
未来のりったんさんとの噛み合わなさとか、それらを自分たちにとっての幸せへ着地させたNo.13とか、違和感のあった12歳と22歳の恋愛を、同じ人間と呼べるのかという疑問を、すべて拾ってくれたエンディングNo.12
別れたりったんさんがどこかで事故を防いでくれた再構築後の世界なのか、それとも遭うはずだった事故に遭っていない(cvウサギ)影響で元々世界は崩壊しない予定だったのか、よくわからないし、こちらはこちらで不穏さが残るけれど(父親同士の不仲ってなに)
何にしろずっと2010りったんさんを心に残して読んでいたので、一緒に大きくなって一緒に歩いていく姿は嬉しかった
大切なものを失う経験をしていないからか、結局あんまり素直になっていないところもよい(大学生で結婚するのかという疑問もありますが)
でもなんとなく、この二人は悲恋が似合う気がしてしまうな、なぜ……
CZ
現在地:たぶんりったんさんの終盤、たぶん
いや、あの……何と言ったらいいか……
途中からぽっかーんとしてしまって、ぽっかーんとしてしまったまま恐らく佳境を迎えていて、さすがにこのまま進めるのはまずいかなと思って改めて読み直すことにした、のだけれど
何度も喪失を味わい続けたりったんさんが、傍にいる撫子さんが目に入らないほど追い詰められていることはわかった
それでここからどう心を交わしていくのか、距離を縮めていくのかと思っていたのに、次の場面にはもう気持ちを伝え合っていて、どこか読み飛ばしたのかとあまりにも驚いてしまった
そのまま未来へ戻って、会に拘束されて、取引だと言われて、逃げて、隠れて……いや隠れている時に触れ合わないでくださいと思ってしまい……
危機感がなさすぎてびっくりしちゃって、そりゃあ長も「お坊ちゃん」とか揶揄するよな、と……
また改めて読みます、部屋に逃げ込んだあたりから改めて読みます(あの辺りはかくれんぼを示しているのだとはわかっているけれども)
あと、さいおんじとらのすけくん……
彼が上の(割と乱暴な)命令を引き受けるとき、絶対に何も喋らない(「……」)ところに希望を見ているのだけど、どうなの……信じたい……
CZ
現在地:りったんさんに対して(わたしが思っている)本音をまっすぐに伝えて迎えるバッドエンド
面白いよCZ
ぜんぜん選択肢がわからない、今の(ちょっとイライラしている)本音を選ぼう……からの、思いの外喋る、すんごく喋る、そして辿り着く答え(ED11)の流れ、完璧だった、わたしに主人公の器はない
こちらが2010りったんさんへ思いを残しながら眺めていた態度の悪さを、見透かすようなりったんさん2020の言動、ちょっと背が震えました
ほんのちょっぴり「うーん、りったんさん早く読んでしまいたいな……」の気持ちが芽生えていたので……
特別授業の意味はわからないにしても、一月過ごしてやや慣れつつあった彼らと、今向き合っている彼らは〈違う〉人間であること、記憶や経験が変われば同じ人間とは呼べなくなること、そしてそれはお互い様であること、刺すように伝えてくる幼馴染みルートは、やはり最初に読むに相応しいと思います
同じか似ている(と思われる)時田くんも楽しみになってきた
CZ
現在地:殿先生の粋な計らいで脱走をする
食べない撫子さんを心配して訪ねてくるとか、脱走(ではない)をしても痛い目に遭わせないとか、そもそもりったんさんが問題なく会話するとかで、それぞれの難しい立場はあるにせよ、なんとか会(名前……)側の三人は割と信用できるのでは……(殴りたい心はある)
りったんさんが「神賀」と「鷹斗」を呼び分けているけど、ウサギかカエルは以前「友達なのに」みたいなことを先生へ言っている……から、たぶん「神賀」=「鷹斗」=りったんさんの「友人」で合っているとは思う、思うのだけども
撫子さんが事故に遭ったのって2020年の体だけではないのでは?
未来へ吸われた撫子さんの体も一度事故に遭っているのでは?
何回か移しているのでは……?
確実に成功すると言い切れないものに懸ける? 治験とか臨床試験とかあるし……
あとわけがわからなくなってきたけど、夢(現実)の撫子ちゃんが撫子さんになっていて、かつ透けていて、でも触れられたのは何故なのか、教えて量子……
地下にある体、量子がなんとかかんとかで同調する、夢(現実)に現れる、透ける、触れる(わからん)
CZ…………
もろもろ仕方がないのだろうと想像はしますが、りったんさんが人々のやりがちな「何も伝えずに自分だけで動き、お前のためだと言う」を選ぼうとしており、恐らく撫子さんがそれを許す(なんなら感謝もする)未来になりそうで、というより彼に限らず、事情を把握した撫子さんが彼らを許す道が決まっているような気がしてこわい
こちらは彼女の視点でしかものを見ていないのだから、彼らの思いや立場や過去などを理解しようとしなければならない、の、だろうな~ということは、わかっているものの……
たとえば誰かと歩み寄って関係が変化したとして、他の人々にとっては撫子さんは人間ではなく、既に物扱いされたことには違いないので、彼女の気持ちや傷や孤独の行方はその誰かに委ねるしかないところが、うーん……
撫子さんは理解しようと努めるだろうしきっと理解してくれるけど、それで君たちはどうなの、というのが、たぶん、おそらく、今のわたしの心です
CZ
現在地:全員殴りたい
崇高な精神をお持ちでたいへんご立派でいらっしゃる
仇敵に関わる不審な存在なんて、人間と思えないのも仕方ありませんね
そう、仕方がありません
無事なの本気でなかばくんしかいなくない……? 期待はしないけど……
捉え方としては「世界線が違う」というやつでよいのだろうか、起こりうる一つの可能性みたいなやつ
中1で撫子ちゃんが事故に遭い、その5年?後に海棠鷹斗がCZ計画を実行するも、世界が崩壊してしまう……で合ってるかな、たぶん違います
事故なら既に遭いかけたけど、それももしかして量子の変化とやらが影響しているのだろうか、時期が早まったとか
キング大先生様が時間を停滞させたのは、今の自分だけが彼女を得るためなのか、それとも過去の自分が彼女を失わないためか……たぶんぜんぜん違います
とにかく全員他人ということはわかりました
他人ということはわかった、でも時田くんにはがっかりしちゃったな、彼は唯一記憶を共有している立場だと思うのだけど……自分のルートだと態度が変わるのかなあ……