ようやく『サラール』見ました!面白かったよ! KGFより全然好きだな。三時間を乗り越えたのでとりあえず寝ます。
「シェアケーキ」はNPOと洋菓子店が連携し、困窮する子ども達へ誕生日ケーキを届ける活動です。今月末までクラファン実施中なのでよかったらご支援お願いします
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映画「密輸1970」、何気に字幕がよかったような気がする。独特の言い回しとか慣用句の意味をちゃんとすくい上げて的確に意訳されていた。字幕と音声両方見て聞いていると、そのズレに「ん?」となることがノイズになったりするんだけど、そういうのが無かった。
密輸1970の挿入歌全部入り置いておきます。
https://www.youtube.com/watch?si=RfWmnAw_NuOT8gUW&v=Tl3mMc41EOU&feature=youtu.be
『密輸 1970』映画の時代背景が70年代なだけでなく、映画そのものの色調や演出までオーバーなくらい"70年代ぽい"作りになっていて、パロディの趣すらある。そのさじ加減がまあ絶妙にうまいんだよな。
ケイパーもの(違法な手段で大金を取り合う映画)って小手先だけの頭脳戦みたいになりがちだけど、本作は騙し合いもありつつとにかく肉体派なのが印象的。監督お得意のアクションシーンは言うに及ばず、主人公である海女さんたちの潜水シーンもすごく身体性があって美しい。
あと、台詞に「オヤブン(親分)」など日本語由来の単語が何度か出てくる。"親分"は現代ノワールでも聞いたことあるから今も使われる言葉なんだろうけど、70年代は今より植民地時代の名残も濃厚だったという演出なのかなぁ。この辺はちょっと判断がつかなかった。
『密輸 1970』観た!!
ひゃーーー!すごい!圧倒的!すべてがキメッキメで、もう笑っちゃうほどかっこいい!笑っちゃうほど美しい!笑っちゃうほど痛快!!
リュ・スンワン、映画撮るのが、上手い~~~!!!!
https://www.youtube.com/watch?si=zDLITdFOvxNDuup1&v=O9YDHetg_Hw&feature=youtu.be
例えば「水道民営化」。「外国(企業)に売られる」「あの政治家の娘婿は外資の水メジャー。外国に手先。」そんな言葉を使う場合がままある。
「水道民営化」のなにが問題なのかと言えば、公共性の高いものの運営を営利企業に任せる事の危険性だろう。費用や施設維持や品質維持などに関する危険性だろう。その売却先に業界の先行企業でありグローバル企業である水メジャーが入ってくる。
問題はどこか。
問題は「公共性の高いものの運営を営利企業に任せる事」なのであるから、外国系企業でっても、国内の企業であっても、水道運営の担い手にさせるべきではないはず。
「外資系水メジャーで働いているその大物政治家の娘婿が日本で水道会社立ち上げて水道運営します。それはよかった。問題無い。」という風にはならないでしょう。
とすれば、殊更「外国」を強調する事は的を大きく外す事になるのではないだろうか。
「結局外国の企業じゃなく日本の企業に任す事なりました。良かったです。」とはならないのだから。
堤未果は「健康保険制度が海外に売られる」とやってリベラルは飛びついたが、なにが問題なのかと言えば、水道民営化と同じ論理が働く。海外であるか国内であるかはまったく問題ではない。その時点で有力な企業が海外の企業であっても、じゃあ国内だったらいいのかと言ったらそうでは無い以上、ことさら海外を強調する事は的を外す事になる。
堤未果の話でなにが燃え上がったか。
嫌中感情ですよ。
余計なもんを噛ませて的を外すと本来すべき批判や、危機感を抱くべきものへの視線を鈍らせる事にもなり得る。
その点ぜひ理解頂きたい。
まずはお大事になのですが、この写真どうやって撮られたんでしょうね。下から見上げる角度で、黒服が三角形を構成しその頂点には突き上げられた拳、背後にはためく星条旗。偶発的ルネッサンスフォルダに加えないといけない。
語学がんばるフェミニスト。セミベジタリアン。よく映画の話をします。トランスの人権を守れ。