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細やかにモデレーションしていて反差別が明確なサーバーは、高確率で遅かれ早かれ新規ユーザー登録を限定してしまう傾向にあります(英語圏の話)
管理者やモデレーターのストレスが高すぎるからです。これは推測ではなくて実際に表明されている話です。

例えば7万人超えのmastodon.lolは先日、mstdn.jpをドメインブロックし、新規ユーザーは既存ユーザーの招待のみに限りました。
3000人超えでSFF作家・関係者が集まっているwandering.shopも、Twitterからの大移動が起こって早々に登録を招待のみに限定しました。

Wandering.shopは5人のモデレーター(通報処理者)で回しています。大体どこのサーバーもボランティア個人が数人でやっているのではないでしょうか。

これは、数人で現実の町をハラスメントフリーにするくらいの困難さがあるとは思います。そして現実の町には警察や消防団や弁護士事務所がありますが、fediverseにはそれがなく、経費を寄付のみから賄う必要があります。

※ちなみにwandering.shopのステートメント&ポリシーはかなり細かく、明確で、参考になりそうです。
wandering.shop/about

つまりはsafer spaceを切実に希求する場合、新しく土地を買って看板を立てて、それに同意する人と、同意した人の紹介者に慎重に入居してもらい、信頼できる人をモデレーターとして採用して自治するしかないのではと思います。
海外サーバーには英語以外禁止のところもあるので、日本語圏は日本語圏なりに、ユーザーの増加に合わせて新しい安全な場所を作るしかないと思います。

なお、pawooやmstdn.jpをドメインブロックをしたある海外サーバーの管理人さんが「どうせ日本語読んでるユーザーは限られているから(影響はないだろう)」と書いておられて、これはこれで少数派の切り捨てが残念でした。

これはもちろん、我慢しようという趣旨ではないです。
みんなでサーバー立てたり維持したりを学んで、小さな安全な村をたくさん建てていかない?ってことです。

あとは社会全体を安全にしていくアイディアを、ゆるくつながりつつ、生活の傍らでときどきおしゃべりして検討していくしかないのではないかと思っています。今やっているように。それは地道で耐えがたいほどゆっくりな変革かもしれないですが。
(しかし中年のクィアの個人的な意見ですが、これでも世界は割とましになった実感があります。今のバックラッシュをうまいこと切り抜けたいですね!)

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Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。