青本柚紀 @aomoto_y@fedibird.com

WANに掲載された声明への感情はまずはっきりと怒り、苛立ち………

アカデミック閉鎖空間での被害＋その場にいた助けてくれると思っていた人による追い打ちの二次加害という夢を見てしまい、目覚めてからもずっとしんどいです……

クィアである、というか規範によって締め出されていることを認識せざるをえない状態であることによって削られるものがあり、それが常態でかつ諸々の情勢によって削られる度合いが深刻化しつつあり……

しんどいニュースやヘイト続きで、やはりTwitterを開くという選択肢が自分のなかから消えるというかたちでTwitter見られなくなってきています……

実名SNS疲れみたいなはなしもあるとおもう

たぶん自己防衛がはたらいたんだと思いますが、プライベートな範囲で使っているもの以外のSNSを見る時間がいつの間にかどんどん減っており、それにしたがって気持ちの落ち込みの底が如実に浅くなっている実感もあるのですが、今起こっていることの把握がどんどんできなくなってはいるわけで、それは仕事柄どうなんだ、と思わないわけでもなく……

何とは言いませんが、「LGBTの映画じゃない」ならクィア・パルム蹴ればよかったんじゃないですかね……

基金の設立自体はやはりすごいことだと思うのですが、上野千鶴子の思想の傾向からホワイトフェミニズム的な活動に予算が回ることを懸念しないではないし、ほんとうにひどい発言も多いし、功罪がもっと明らかにされるべき人ではあるとつくづく思います……。

ceroの新譜めちゃくちゃよい……！

文フリ東京、「花と青」vol.1の在庫が完売しました。お手に取っていただきありがとうございます。vol.1は11月文フリに合わせてvol.2が出るときに装丁の仕様をすこし変更した形で増刷する予定です。どうぞよろしくお願いします！

即売会の常ではありそうなのですが、準備が甘かったぶんの追加のなにかを会場のコンビニで済ませようとするととてつもない待ち時間ができますね……

蔑ろに→しばしば蔑ろに

この問題はたとえば「両性具有者」としてエルキュリーヌ・バルバンをユートピア化したフーコーはもちろん、それについて批判的に言及しつつ論を展開していったバトラーにもわずかながらあると思うのですが、ある特定のセクシュアリティやジェンダーアイデンティティが「革命的」に見えたとして、その人たちはそれが「革命的」であるからそれを選択しているのではないということがジェンダー・セクシュアリティをめぐる議論では蔑ろにされているように見えます。
研究者はその人たちの実存を手がかりにして新たな理論を導出するのではなく、その人たちの実存を排除・疎外しない形の理論の構成を模索することを考えるべきだとわたしは思いますね……。

フィクトセクシュアルに対して差別的な発言をした人がゼノジェンダーに対してもそのように振る舞うことについて、同じ問題によって生じた振る舞いだと感じる

「花と青」vol.1で自分が書いたものについては、主には長谷川白紙の評論をもっといろいろな人に読んでもらいたい気持ちがあります

本来予定されていたvol.2は11月目標なのですが、これは、原稿期間のわたしの精神がグズグズになったりてんてこ舞いになったりで、原稿を落としてしまったためです……照子さんには本当に多大なご迷惑をおかけしています………。この同人誌は照子さんの寛大な心でもっていると言っても過言ではありません………。
ひとまずなんとか持ち直して当初の予定通りゆっきゅん論や詩など書いていきたいです……！！

明日の文学フリマ東京に花島照子さんとの二人誌「花と青」で出店します。ブースは第一展示場R-31です。今回は在庫僅少の既刊を売り切る形になります。どうぞよろしくお願いします……！

哲学と呼ばれる分野の研究をわたしは楽しくやっていると思いますが、それはそれとして、哲学をやっている人たちの一部にある哲学それ自体に対するロマンチシズムのようなものは、その抒情がもつ（いわゆる）ホモソーシャルとの親和性も含めてかなり苦手に感じます……

研究それ自体がハードワークであることや、実存を賭けてというかテキストに強くのめり込んでこそ読めるものがある、みたいなことはわかるんですが、それらを引っくるめた表現が「死ぬ気でやれ」になる人のことはちょっと警戒してしまうだろうな、と思う