ライブが本番というのもほんとうにそうだと思うし、わたしも話していたことをおおよそ体現しているライブ!と思ってめちゃくちゃうれしかったですね……
https://fedibird.com/@derelictio/113288702330091605 [参照]
魔法学区@心斎橋BIGCAT。長谷川白紙のライブにいて身体の場所によって拾っているビートが違うことがままあるのですが、そのような観客の身体に複数の時間を流す試みが明確に意図として解釈できる形になっていて(「草木」ラスサビのボーカルが遅くなりつつビートが速い部分で顕著に)、目をみはりました
2022年冬くらいから?やっていた曲を速く/遅くして楽曲の時間を圧縮/引き延ばしすることの延長のようにも思えて!
重低音が振動としてもがんがんなっていて(でもスピーカーにけっこう近かったので断言する自信はないです)、それもあまりなかったことだと思ったけれど、重低音のなかの「霊位」はそこにいるけれどいないもの/いないけれどいるもの(こういう表現を長谷川白紙は嫌う気もするけれど)、の気配が濃密に立ち上がっているように感じられて、曲の場にいまいる、みたいな気持ちで、入り込んで行くように聴き……
『文藝』のシスターフッド特集の頃は、〈シスター〉でなくともあなたたちのそばに居ることはできるしそうするつもりで、そこに「シスターフッド」という言葉が必要ならそうすればいいよね、くらいに思っていて、まあ信じてはいないのだけれど、信じていないなりに肯定的だったかもしれない……。
時を経て、そこから誰が排除されてきたかということを踏まえたうえですべての「弱き者たち」に〈シスター〉と呼びかけたい、というシスターフッドを唱える人もいるけれど、〈シスター〉が〈女〉に関わる語としての歴史を持つ以上、呼びかけに振り向くかどうかはこちらが決めるし、それって結局は弱者の位置を〈女〉に独占させることになるのでは?(これはバトラーのイリガライ批判の要点でもある)と、シスターフッドに対しては明確に批判的かつ否定的な立場になりましたね……。
シスターフッドの話が出るたびに『子猫をお願い』が好きな理由は、〈シスター〉であるだけでつながることはできないし、差異を無視して〈シスター〉だけであることを理由に繋がろうとすれば摩擦や軋轢を生じさせてしまうようにシスターフッドの限界を描いた映画(そしてそのうえで〈家〉への意趣返しが鮮やか)だから、という話を何度でもしたくなる
こちらで23023年の個人的クィアゲーム大賞として『Magic:The Gathering』『Thirsty Suitors』、そして『彼は私の中の少女を犯し尽くした』の3作の短評と総評を書きました。編集の町田さんのよる序文もクィアゲームの熱い誘いで、一緒に寄稿しているラブムーさんとまきちゃんさんによる選も熱いです!4Gamerというゲームメディアの古参の媒体に乗るのもとても大事なことと感じます。
https://www.4gamer.net/games/761/G076106/20231218039/
@rintakashima なるほど〜〜 i-Dからはまえに長谷川白紙のインタビュー出てるし、新しい記事まだ企画してるのならいいのかも……??
ユリイカ長谷川白紙特集のトークでs.h.iさん、imdkmさんにわたしが長谷川白紙にインタビューした記事を読んでみたい、と言われて、やりたいです、絶対にやりたいです(うれしい)、と思ったのですが、わたしにインタビューさせてくれる媒体があまり想像できていません
そして、『ユリイカ』長谷川白紙特集号の刊行記念として、12月21日の19:30よりimdkmさん、和田信一郎さんとのオンライントークイベントが開催されます!
多角的に長谷川白紙を分析する……という趣のある『ユリイカ』特集号をもとに、長谷川白紙さんについていろいろお話する、というイベントになると思います。『ユリイカ』の内容が厚いので、参加する側としても楽しみにしています。
よろしくお願いします〜!
2023/12/21 Thu 19:30-
青本柚紀×imdkm×和田信一郎(s.h.i)
「長谷川白紙を語ろう!」
https://bookandbeer.com/event/20231221_hh/
バトラー、文芸 │ nonbinary(they/them)・asexual│ 文芸同人誌「花と青」 https://researchmap.jp/aomoto-yuzuki