「2022年の大学設置基準の法改正とZ大学(仮)」
さて、昨年秋に大学設置基準の法改正が行われたことは以前投稿しました。
この法改正を詳細に検討・分析した北海道大学の光本滋教授によれば、これは「設置基準」を「底抜け」させる「全面的改定」とも言えるもの。私の言葉で言えば「究極の規制緩和」とも言えます。
ZEN大学(仮)に関して言えば、「教室、研究室、図書館、医務室、事務室その他必要な施設」、「添削等による指導並びに印刷教材等の保管及び発送のための施設」の従来の規定を削除、「図書館の閲覧室の削除」、「運動場の規定の削除」、これは「いずれもZEN大学を創設するために行われた改正であるよう」と光本教授は述べています。
つまりZ大学はコストをミニマムにして、通信制としては「破格に高い」授業料を予定している、ということになる。
さらに問題は「破格に高い授業料」を払って卒業する毎年5千人の雇用の「受け皿」をどう考えているのか?ということだろう。
前々職だった自治体史編纂室の同僚から長文のメールが来た。
世間であんだけ非正規職員の待遇について言われてるのに三年で雇い止めでハロワに求人ってまだやってんのかーとか、LINEがキモいらしい相変わらずの元上司のアホさに苦笑するなど。
まあなー常勤学芸員の待遇が凄く安くてお誘いを「安!無理無理!」って即蹴ったくらいだし、文化財行政で権勢持ってた団塊の世代の方々が昭和の意識のまま若い人たちを安く使って今の三重県の状況がある訳で。私はとっとと見切りをつけたけど、まだあの待遇で頑張ってる人たちもいて、その人たちの先行きを思うとなんとも言えない気持ちになります。
本当に切実にこういう遣り甲斐搾取はもう止めて欲しいんだけどな。
東京国立博物館館長による『文藝春秋』2月号への寄稿「このままでは国宝を守れない」https://bunshun.jp/articles/-/59847?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=onlinePublished
バズっているが(今回問題になっているのは電気代)、電気代の高騰といえば英国が本丸(?)なので、あちらはどうかと見てみたところ、Guardianの年末の記事で、城郭や美術館、劇場、遺跡などの運営者の9割が、将来の閉館を懸念していると……。
‘It’s very tough’: UK castles, museums, theatres to close as energy prices hit
https://www.theguardian.com/culture/2022/dec/31/uk-castles-museums-theatres-close-energy-prices
マジで『一線を超えた』を通り越してると思うんだけど、「有事で特定国への敵対心を醸成、国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりするネット空間でのトレンドづくりを目標」って、こんな「目標」を堂々と公式に発表することが『許される』状況なの既に? って愕然とした。マジで怖い。本当に怖い。“戦争できるように国家が市民をコントロールします” じゃん。誇張じゃなくやばい。「反戦・厭戦の機運を払拭したりするネット空間でのトレンドづくり」、これを、目標! 何そのトレンド?????? 戦争したくない、戦争はやめよう、そういう気持ちを私たちから「払拭」する「トレンドづくり」!!!! やばすぎる。最低最悪の政権。これが“戦争やりたくて仕方ない”、以外の何?
私は戦争反対だよ。多くの人はそうだと思う。何が楽しくて戦争しなきゃいけないんだ。でも防衛省が、国家規模で金突っ込んで研究して世論工作してきたらどう?「みんな戦争には反対するに決まってる」なんて断言できない。私だってできない。言論をコントロールするってそういうことでしょ。だから怖い。だから今、潰さないといけない。みんな✉️かFAX送ろ………………
日本の昨晩のポリタスTVにて杉田水脈議員について話しました。これだけ日本軍「慰安婦」問題に関する「歴史戦」に関わりまくってきた人なのに、「慰安婦」問題に関連する多々ある問題発言について、メディアでも国会でも完全スルー状態という問題についてです。https://www.youtube.com/watch?v=9JuWMFF9P7g&t=2539s
@matsuyamakyoko うわぁ、それはお見舞い申し上げます。友人のお友達も初エリザベートだったのに…だそうです。
神道政治連盟が発行し自民会合で配布された「LGBT差別冊子」について、神社で働くLGBTQ当事者らがSNSに意見書を投稿。「すべての内容が差別的だし問題がある内容」一方で冊子配布に「驚きはなかった」「氷山の一角が世間の目に触れたという感覚。とうとうここまで来たかと」。そもそも神道に同性愛や同性婚などを禁じる考えは「ないです。そういう考え方は」。「我々の都合で祈れる人を選ぶようなことがあってはならないですし、どなたでもお参りされるような場に神社を戻していきたい」内部から声をあげてくれていることに敬意。他の神社関係者も続いてほしい。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/213417
圧倒的スルー力を持ちつつ時折喧嘩上等なアラフィフ審神者です。