阿南 @annan@fedibird.com

松本人志は有名人だから狙われたのだというようなことを発言したおじさんに対して黙っていられなくて、無名芸人の名前を出しつつ、では彼らも報道されましたがご存知でしたか？とマイク握って語気荒げ（どこでなにやってんねん）てしまって反省してたんだけど、あとあと法曹界フェミニストにあれを誉められて、ほええ？？？あんなんでいいんですかありがとうございますという気持ちになった

有隣堂のことネットでちょろっと調べたら、内部事情は相当に悲惨らしい。従業員の環境とか。久々に覗いてみた５ちゃんの情報なんてもちろん全部鵜呑みにはできないが、ある程度の規模があり、何代も続いており、なおかつ非上場で同族経営の企業となれば、地獄が生まれても不思議ではない。
ちなみに、トップが腐っている企業を、内部の従業員のみでなんとか改善せいと言うのは120%無理です。それはDV夫を家族だけでなんとかせいということと等しい。無理無理。自分もクソ会社に勤めていたからよくわかる。そうした会社では、トップのクソさ加減に適応できる人間だけが生き残り、またそのクソさ加減を内在化させた人間だけがのし上がって地獄を再生産するというストックホルム症候群みたいな構図が生まれるが、これはもう雨が降ったら水たまりができるのと同じような自然現象の一つなので、その中で突出して目立つ人物像を叩いてもほぼ意味がない。

環境大臣が「マイクを切ったことを認識していない」と言ったのが本当に現代の政治を象徴していると思います。「知らない」「承知していない」「把握していない」と言えばとりあえず言い逃れできると政治家が考え、有権者はそれを容認してきました。「どこが戦闘地域かなんてわかるわけない」の小泉政権からそうですし、その後の安倍・菅・岸田政権に引き継がれてきたものです。

ストを毛嫌いしてきた日本人は、30年間賃金が上がらず。

普通の幸せを望むのは強欲か？　ストに勝利、年収4年で350万円増 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240506/k00/00m/030/067000c

“性別違和（性同一性障害）はネットを介して伝染し、突然発症する——。5年前にある医師が発表した「ROGD（急性性別違和症候群）」をめぐる1報の論文は、科学的根拠に乏しいと否定されたにもかかわらず、今も大きな影響を与え続けている。”

メアド登録だけで全文読めるのでぜひ読んでほしいのだが、いわゆる「トランスジェンダーはネットで伝染する」という説の出どころについて詳しく説明されている。

この説の提唱者は若者の性転換医療へのアクセスを法的に禁止するのには反対だと口では言うものの研究方法と結論の両面で学説としては否定されて心理学会からも最高レベルに非難され、それにもかかわらずトランスの抑圧に政治的に悪用されている自説を取り下げるわけでもない。

この説が最悪なのは政治的に悪用されるからというだけではなく、誰が本物のトランスかという無用な線引きの存在を前提に持っていることだ。肯定的にしろ批判的にしろこの説を話題に上げる時に忍び込むこの分断と差別の方に個人的にはより腹が立つ。

MIT Tech Review: 波紋広げた研究論文、トランスジェンダー伝染説はいかにして利用されたか https://www.technologyreview.jp/s/285249/how-the-idea-of-a-transgender-contagion-went-viral-and-caused-untold-harm/

https://twitter.com/8pLRapKwPwhCGur/status/1663067331407519744

パッと検索にかけてみたら、こんな発言は見つけた。記憶してたのとは違う呟きだが。

毎日新聞は和田浩明を始め、井田純さん、国枝すみれさん、吉永摩美さん、後藤由耶さんなど反差別にも外国籍者の人権などにも所謂入管法の改悪反対にも、行動している良心的な記者さんが多数いるのだけど、非常に残念。

そういえば、弁護士の高橋済さんが昨年の”法改正”の時に明確に指摘されてましたが、毎日新聞は社会部（大阪社会部だったか？）の中枢に入管の応援団というか入管と握っているヤツがいると名指しで言ってましたね。そんな事を思い出しました。