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東京公認心理師協会の地域活動を今年も行います。
臨床心理士、公認心理師の方が対象です。
ご参加お待ちしております。

facebook.com/ami.privateoffice

とてもいい本。

『妾と愛人のフェミニズム   近・現代の一夫一婦の裏面史』
石島 亜由美

seikyusha.co.jp/bd/isbn/978478

2023年11月23日(木・祝)
パネルディスカッション「ウィニコットを読む」にお邪魔します。

>ウィニコット・フォーラム2023
「外傷」について考える
winnicottforum.com/forum/595/

『文學界8月号』
市川沙央⇔荒井裕樹往復書簡、円城塔×千葉雅也×山本貴光鼎談、とっても楽しみ。

川柳人の暮田真名さんがインタビューに答えている電子書籍『うわの空のすすめ』、とてもおすすめ。
アイデンティティなるものに悩んでいる人には新たな見方をくれるだろうし、言葉との距離を模索中の人にも響く言葉がたくさん。「次世代の教科書」シリーズなので特に若い方、若い世代と関わる方に届けばいいなと思う。
r.binb.jp/epm/e1_305896_290620

岡本亜美 さんがブースト

人権問題に取り組んできた弁護士がぽつりと語った。

「日ごろから脆弱な立場にあるような外国人は、(こういう法案で)殴っても反論できないと思っているんでしょう」

勝手に殴らせてたまるか――今、心の底からそう思う。「嘘」をついているのは誰なのか。書きました。 #D4P
d4p.world/news/21356/

岡本亜美 さんがブースト

近刊『この自由な世界と私たちの帰る場所』の目次です。

論集なのでどこから読んでいただいてもいいです。

その一方、前半は後期新自由主義、ポストトランプ時代のジェンダー論、後半はその状況から抜け出すための「場所」論というデザインですので、その観点でもお読みいただけるとうれしいです。

Ⅰ この自由な世界

第1章 機嫌の悪い女たち、機嫌の悪い男たち――ポストフェミニズムにおける感情の取り締まり

第2章 ポストトゥルース、トランス排除と『マトリックス』の反革命――もしくは、ひとつしかない人生を選択することについて

補論 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とマルチバースの「真実」

第3章 新自由主義、宗教右派、ロスジェネ――何が銃撃事件容疑者を生んだのか

第4章 鏡の中のフェイクと真実――『ドライブ・マイ・カー』における男性性とポストトゥルース

Ⅱ 私たちの帰る場所

第5章 ブラック・マウンテンズから中国山地へ――レイモンド・ウィリアムズと宮崎駿の「エコロジー」思想

第6章 The Return of the Native――『少女を埋める』と、少女が帰る場所

第7章 友だちの場所――ヴァージニア・ウルフ、村上春樹、エミール・ハンフリーズ

あとがき

岡本亜美 さんがブースト

「セルフケア・セルフラブを考える」ブックフェアをあちこちで開催中とのこと。拙著も選んでいただいています!とてもありがたいです。担当編集者の方がお知らせくださいました。

フェア作品リスト
竹田ダニエル『世界と私のA to Z』
小川公子『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』
石田夏穂『ケチる貴方』
紗倉まな『ごっこ』
津村記久子『現代生活独習ノート』
片瀬チヲル『カプチーノ・コースト』
河野真太郎『新しい声を聞くぼくたち』

『新しい声を聞くぼくたち』はゼミ生にもすすめているのですが、なんと昨日のゼミで学生が発表で論じていて、嬉しかった!河野さんのこのご著書は、本当にすばらしくて、『ケアする惑星』でも参照させていただきました。『世界と私のA to Z』も『ケチる貴方』も、読んでいて目から鱗です。

twililightさん、ときわ書房志津ステーションビル店さん、大盛堂書店さんなどがすでにSNSでご紹介くださっています。羽佐田瑶子さんによるブックガイドも配布中!

岡本亜美 さんがブースト

信濃毎日新聞でトランスジェンダー排除についての取材を受けました。

担当の藤田沙織記者がとても熱心に何度もやり取りをして記事にしてくださって、特に

1. お風呂とかトイレとかの話は偏見を煽る意図で何度も持ち出されているが、トランス差別はそこに焦点化されるものではないこと

2. これが世界的な「反ジェンダー運動」の一環であり、それはシスジェンダーや異性愛の人々を含む性と生殖に関わる健康と権利とを広くターゲットにするものであること

3. 特定少数者の問題として考えるのではなく、より広い人権侵害の問題として考えるべきであること

は削らないで下さいとお願いしたところ、字数のない中で全部きっちり入れ込んでくださいました。

感謝。

shinmai.co.jp/news/article/CNT

岡本亜美 さんがブースト

【🎉新刊が出ます!!🎉】
このたび、『「日本に性教育はなかった」という前に——ブームとバッシングのあいだで考える』(柏書房)が刊行されます!

残念なことに、ブームと共に、バッシングも強まっている状況です。特に、「LGBT理解増進法案」の成立過程において、性的マイノリティの子どもたちの居場所へのバッシングが強まり、性の多様性を学ぶ機会となっている包括的性教育がバッシングされ始めています。
そんないまだからこそ、知っておきたいこと。「歴史」を見ると、その対策も立てられるはず。是非とも、一人でも多くのかたに、「じぶん(たち)ができること」を考えてもらえればと思い、これまでいただいたり、集めてきた歴史資料を隅から隅まで読み込んだり、実際に居場所作りに関わる方へインタビューをお願いしました。

本書は、教員や子どもの支援に関わる人、性教育に関わっている人はもちろんのこと、教員ではない方たちに対しても「お願いしたいこと」も書いています。どうぞ手に取って、バッシングに備える準備をお願いできればと思います!

↓柏書房HP↓
kashiwashobo.co.jp/book/978476

岡本亜美 さんがブースト

『トランスジェンダー入門』の表紙ができました。「最初に知ってほしいこと」という帯の言葉は、編集さんの発案ですが、著者ふたり「それにしましょう」とすぐに応じました。想像でいろいろ語ってしまう前に、まず知ってほしいことがあります。入門書ですから、多くの人に読めるよう書いたつもりです。
個人的には、集英社新書の王道の色遣いで発刊していただけたのが嬉しいです。
なお『トランスジェンダー入門』は7/14(金)が発売日になります。Amazon等でももちろん予約できるのですが、もしよければ、エトセトラブックスさんや本屋lighthouseさん、マルジナリア書店さんなど、トランスジェンダーへの差別をなくすための積極的な取り組みや発信、そして棚作りを続けてこられた独立系の書店さんにてお求めいただけると、著者としてとても嬉しいです。(地元の本屋さんで買っていただけるのも、とても嬉しいです‥‥!)

岡本亜美 さんがブースト

『われらはすでに共にある 反トランス差別ZINE』が増補改定のうえ、『われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット』になって現代書館さんから刊行されます!!!!!
重要な論考が3本追加されてますので、すでにお持ちの方もぜひよろしくお願いします!!!!!!!!!

hanmoto.com/bd/isbn/9784768459

ここに書いたことはnoteやブログに書いたら消してしまうこともある。基本的には長文で記録しておいたほうがいいかなあと漠然と思っているので。今回はnoteに。
note.com/ami3note/n/n35e878e34

女同士が企画し、企画自体はオープンにしていくことをますます大切に思う。男頼みにみえる企画には別の意味で注意関心を向けている。

搾取する側がどこまでも社会的な信頼を損なわずむしろ称賛されながら生きていけるのは搾取されるのが立場の弱い女で個人だから。悪いのはいつも泣き寝入り女ってことね。ひどい社会。

午後のパネルに出ます。よろしくお願いいたします。

ウィニコット・フォーラム2023
「外傷」について考えるwinnicottforum.com/forum/595/

がんばった。5月も乗り切れちゃうかもしれない、と次なる資料を目の前にして嘯いてみる。手書きメモが読めなすぎる。自分の字なんだから解読してくれよ、脳。

今から心を無にして作業をせねば。言われたことを言われたようにする気持ちはあるのだけどスキルが伴わないために憂鬱。でもやらねば。あとの仕事がつかえている。5月が31日まであることがとっても嬉しい。ありがとね、5月。

岡本亜美 さんがブースト

『ウィッピング・ガール』メモ⑺

〈絶対に間違えずに他人にジェンダーを振り分けられるとの思い込みから、〈シスセクシュアルのジェンダー特権意識〉が過度に発達することがある。これは個人のジェンダーに対する自己所有感以上のもので、誰が女または男と名乗っていいか、究極的に判断するのは自分たちだとみなす領域にまで到達する。繰り返しになるが、大部分のシスセクシュアルは自分のジェンダー特権意識に気づかない〉(195頁)

〈例えばある人をシスセクシュアルとみなすとしよう。私たちはたいてい、その人から全体的に察知されるジェンダーをおおむね自然で本物だと受け入れ、見た目に現れたジェンダーのささいな矛盾は無視する。だが、その人がトランスセクシュアルだとわかると、あるいはそう疑い始めると、私たちはしばしば積極的に(しかもかなり脅迫的に)、性格や表現のしかた、そして身体に、その人が出生時に割り当てられたセックスの形式がないか探し始める。〔...〕私はこのプロセスを〈アンジェンダリング(ジェンダリング取り消し)〉と呼ぶ〉(202頁)

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岡本亜美 さんがブースト

『ウィッピング・ガール』メモ⑻

〈私の性別移行の方向を示す「MTF」は形容詞としては便利かもしれない。だがこれを名詞として使う、つまり文字通り私を「男から女へ」と呼ぶのは、私が女性のアイデンティティをもって生活しているという事実を抹消することになる。トランスの女性・男性はより丁寧で発音が簡単だし、どっちがどっちだったか混乱することもないと思う。それにも関わらずMTF・FTMのほうが広く使われているのは、意識的か無意識的かはともかく、トランスセクシュアル女性・男性をシスセクシュアル女性・男性と区別したいという多くのシスセクシュアルの願望が反映されているのではないだろうか〉(205頁)

〈私たちは他者を女か男かジェンダリングせずにはいられないので〔...〕簡単に区別できない人に出会うと、私たちはその人を二つのジェンダーから切り離して考える。「第三のジェンダー」と「第三のセックス」という用語は、自分たちは「ノーマル」なジェンダーだと考える人たちによって、同性愛者、インターセックスの人たち、そしてトランスジェンダーの人たちに適用されてきた長い歴史がある〉(206頁)

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