咲き終えたら、朽ちていく。
朽ちていくその瞬間さえも、花である。
人も、然り。



また、春がくるね。あの日、夢見た小さな未来も、細やかな約束も。
きっと君は、もっと遠くにいってしまっただろうけど。



月。木星。金星。飛行機雲。わたし。
どこかに、同じ空のしたの君。


青。ただ、ただ青。どこまでも歩いていけるような気持ちになる。


一喜一憂しながら、待ち焦がれている。
必ず来るものを待っていることの、安心。


歩いてゆく先に光があると思えることは、小さな福音のようなこと。信じさせて。


寒いけど、なんとなく春を感じた朝だった。

ひとりになりたい夜と 一人ではいたたまれない夜は、全く違うのによく似ている。


私たちは、なにを撮したくて無心に撮るのだろう。
もしかしたら、それは自分自身なのかもしれない。そんなことを時々、思う。


何故かたちどまって動けなくなった、雪が雨に変わった駅で。

記憶はいつもぼんやりとした窓のむこう。あまりにも鮮やかだと痛くなるから。


何処に帰ろうとしているのか。時々眩暈のように、通過点を見失う。

明けていく群青を見あげながら、今が始まりなのか終わりなのかわからなくなる。
おはよう、さようなら、世界。

なにか忘れものをしてきたような気持ちになる、夕暮れはいつも。

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