じゅじゅつ読み終わったー
最終戦は戦いの進め方みたいなのは説明理解出来ない位とても詳細だったけど個人の結末はどうしても駆け足に感じてしまったな。自分が一気読みしているせいもあるけど。
自分は部品で、死ぬときに意味あるもの(人に沢山囲まれて死ぬというおじいちゃんの遺言に沿って)になることが大事だと思ってたけどそうではない(それだけではない、かな)という結末にしたのは素敵だったなと思えた。何気ない周りの人達との会話、ぼんやり覚えている何気ない風景、そんなものと思う程の景色が(も、かな…)と大事としたのは優しいと感じた。
お兄ちゃんとは数か月の出会いと別れだったけど、その何気ない会話、一番苦しい時に傍に居てくれたこと、それもいたどり君は忘れないでくれるのかなーときょうだい好きなので思うと少し心がほっとするー。でもかなしいーお兄ちゃんずっといたどり君の傍にいてほしかったよ
「女性操縦法”グッドバイ”より」観た。改題縮尺版のタイトル…。原作が未完なのもあって補強のためのエピソードが個人的にはあまり好きでないのもあって乗れなかった。高峰さんと虹子さんの場面(正妻(嘘)と愛人が意気投合してお酒飲みながら夫の悪口を言う)は好きだった。
きぬ子さんという存在についての映画オリジナルの設定はなるほどな!と面白く拝見してたけどその後のエピソードがあまり…。伏線はきちんと回収されてた。
ストレンジウェイオブライフ、過去に訳のある二人の関係に一体これからどうなってしまうんだとハラハラしてたけど希望が持てる終わり方でよかった。
「噂の女」を観た。遊郭で働く人達の日常や出来事とそこで働くしかない不幸が途切れることなく続いていく事実にはどうすればいいのだろうと途方に暮れる悲しみを感じつつ、その前の倫理観がやばい男のことが強烈で個人的によい方向の結末になってよかったーーっの気持ちが強くなってしまった。不快感がすごい。いやあの当時の価値観だとあり得るのかとか一瞬考えたけどあの冷徹さと普段の普通の人みたいな雰囲気を出してるのがやばかった
上映会場の話など。来年もこの年代の旧作邦画やってほしいな
三本上映があったけど仕事もあったので一本のみ観てきた。「生きる」も行けなくはなかったのだけど自分が今見たら気持ちが挫けてしまいそうでやめてしまった…三本も上映してるのになーとりつつ無理出来ない体力でもあったので…うう。コンサートホール?が会場だったけど当然ながら映画館とは違うのが新鮮だったし、35mmフィルムの状態なのか設備のためなのか年代をとても感じる画面だった。あと自分が見逃しただけの可能性はかなりあるのでそうかもしれない程の話なのだけど数秒コマが抜けている部分もあったかもしれない。馬に飛び乗った六郎太が直後に刀を振るう場面が無くてかっこよくて好きな場面だったから名残惜しかった。自分が見逃しただけというのは大いにあるのでそうかもしれない程度の話だけど。年代は自分と同じかそれ以上の方々で会場半分か三割程だった。
久し振りに観たのもあって冒頭の音楽から気分上がりまくってしまった。気分が上がったのもあって最後辺りは何度も何だこのおもしろい映画はーっっ好きだーっって気持ちになれました楽しかった。あと今回も又七と太平の場面は時々笑い声が上がってた。馬の水飲みの真似する場面や最後辺りの金はおらのもんだーってやいのやいのしてからのずっと一緒に仲良くしようなの場面(しかも二回あるのがよすぎる)
姫の場面は本当に姫ーっっとなったし小冬のことで怒りを顕にする場面で泣く。姫かっこいい。こんな姫の居る国に住みたいとかぐるぐる考えながら泣くという訳が分からない状態になってた。そして「姫こそ生贄です」の意味を改めて考えた。お家を再興することが生きる使命となってしまった十六歳の子供なのだよね(時代の価値観とか諸々は一度置いといて)。そのことを自覚している六郎太がいい。一度敵となった山名の火祭りに感激して「楽しかった」と話す姫も更に好きになったし歌う場面も改めて観てしんみりしてしまった。あとやっぱり六郎太の兵衛へ向けた笑顔にうおーんて目頭にまたきてた。ほんとに太陽のような笑顔だな。兵衛もそう思っていたはず、多分そうだと思うという勝手な願い。でもその後にあれがあってそれがあって…そしてまた最後が良いよーとなりました
国立映画アーカイブ映画推進事業の上映会チャレンジ成功した 隠し砦〜
「穴」を観たけどコメディで推理物で少し怖さもあって色々混ぜこみで楽しかった!これ一体どう解決するのとなったけど要所で助力はあったけど文字通り主人公一人で解決していくのすごかった。細かい所見たら都合良いとか辻褄合わない部分もあるんだろうけど。京マチ子さんの七変化がすごくて色んな人物や表情になるところもとてもとても素敵だった〜。罠に嵌める側(船越英二&山村聡)の穏やかな顔をしながらさらっとぬるっと嘘をついていく所もこえええとなりながらもどこも良くて、それを後に嘘と見破った後の長子さん(京マチ子)の表情も最高だった
「あの手この手」を観た。あらすじが「女であること」に似ているのだけどこちらの市川崑作品のこの、なんと言えばいいのかわからないけど独特のテンポや雰囲気が楽しく観た。アコちゃんが最初から無茶苦茶でドタバタしてて、最初は楽しい娘さんだーと笑ったりしたけど自分の思い通りになるようにさらっとウソをつくのでそれはいいのか…とハラハラした。一緒に住んてだ祖母へのウソもまじか〜となったし叔父さんもおまえ…て顔してたけど結構やばいな…とも感じた。でもアドバイスに沿って、「今居る居場所から抜け出すため」になりふり構っていられなったのかな…とも思う。でもおばあちゃんとても理解ある方だったからそこも大丈夫ぽかったし、ただここから抜け出したい!今!の気持ちが強くなってしまったのかな…。破天荒なアコちゃん…というか、女であることとはまた違う破天荒なくがさんを拝見出来て楽しかった
洋画や旧作邦画を観たりしてます/ツイッターからの避難先 /無言フォロー失礼します