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と言うのも、良い意味でそのあたりの濃さはバランスよく抑えられていて、

Twitterで言ったけど、特に物語の筋に焦点を当ててくれていたため!

かなり都市のNO.6、革命、破壊と再生をがっつり描いてくれたな〜!という印象、
ストーリーのファンとしても大満足、

フラットなので6初見の人にも観てほしい!

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NO.6、私は二人の関係が深く、重く繋がっていて、絆でありながらどこか歪んで拗れていきそうなところも、そうならないために近くにいすぎないほうがいいのか?と思えるところも、
一見好青年に見える、主人公の紫苑の行先の不穏さも、
二人のブロマンス的な距離の近さや感情の大きさ、湿度感も大好きなんだけど

このミュージカルは、そうでない人にも勧めたい!勧めやすい!と思った

6ミュの好きだったところ 夜が明ける前の美しい灰色 

ネズミの描写だけではなく、作品として夜明けの、希望の象徴としてくれたところ

紫苑の怪物性も、8巻の紫苑とネズミの修羅場も大好きだけど、絶対その後の関係に響いてはいると思っている

6ミュは今まで見たどの媒体よりも、二人の再会を信じられる!って評判を聞いていたけど、本当だ…!!これは 

信じられますね

まず思ったのが、紫苑とネズミの関係を拗れさせる要素が今回描かれていなかったこと。
主に「紫苑の怪物性」と、「ネズミの罪悪感」

急所を捉えられたネズミは、紫苑にこいつは何だ…?とは思うけど怪物とは結論を出していない

ネズミは、紫苑に「きみ沙布を利用した!」と詰られて、「その通りだ」と認めるセリフの前に撃たれている

ここって結構二人の再会を難しくする要素だと思っているので、ないのが大きい気がしている

紫苑の、ネズミは望まない怪物性を引き出されたのはネズミがそばにいたことによるのかもしれないため(少なくともネズミはそう思っている)

利用した云々も、ちゃんと話し合う前に撃たれて遮られてしまっているから、二人の傷か後悔か、何かしらの傷になって残ってしまっているとは思うんだよな

CoC繋がりで行くと、エリウリ様登場シーン、ビジュアルで見たらめちゃめちゃCoCクライマックスの神格登場だった

覚えてきた呪文とアイテム使って退散試みるシーンのそれだ

紫苑って特徴表「信頼のおける人」だなぁって

紫苑の説得で、難しい場面が揺らぐ、頑なな相手が心を開く、みたいな場面が(原作でも)ちょくちょくあるけど、あれってご都合というより紫苑の才能として描かれていると思うんだよな
「紫苑だから」うまくいく

逆に言えば相手を虜にして懐柔してしまう支配者の側面でもある

ちょっときつい性格と言動の、危機管理としては至極真っ当な男と、
良心であり温室育ちである甘ちゃんの足手纏いがどこまでいっても好きだなって…………

カーテンコールといえば、紫苑とネズミが 

数回めに出てきた時、同じ舞台上で隣に並ぶのではなく、上下段にある舞台のセットに分かれて、それぞれ違う方向からやってきて、
再度言葉を交わしたりはせずに去っていったのが、

これこそが二人の距離感だ〜〜〜〜〜〜!!!
と感じられ、本当によかった

仲良しわちゃわちゃじゃないのが、ほんと、今は一度別々の道へと別れた二人であるというのが、一貫していて、ありがたい

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9巻といえば、最後、カーテンコールの後で、 

紫苑が窓を開け放つ演出…!!
すごく良かった

あのタイミングで入るのが舞台として新鮮だったし、本当に最後のシーンまでやってくれるのだと

どこか清々しさを感じさせるのが小説を読んだ時の後味でした。

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メディア化で削られたり改変が入りやすい印象だったところについて、 あと1番言いたいのが9巻を本当にしっかり描いてくれていました 

ありがてぇ〜〜〜〜〜〜〜

本当に時間をかけてじっくり描いてくれていた
医師もでてきた 革命のシーンも 月の雫のシーンもあった
😭😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏🙏

月の雫のシーン見た時の、この、懐かしさというか、胸がいっぱいになる感じ、
なんでしょうね…

俺は今、NO.6という作品の結末を見ている…………

未完の状態で別メディアが展開していた作品なので、原作の9巻が見られるのって貴重で

様々な補完ができました

本当にありがとうございます

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メディア化で削られたり改変が入りやすい印象だったところについて、 

月薬さん!!!!!!!
私はあなたが好きだ
いてくれて嬉しい
弱気そうで、でも人並みのプライドもあって、市への弱いながらも反発心もあって…というのが言動、所作から感じられてすごく月薬さんだった ありがとう

欲を言うと最後の場面も見たいけど欲です
この切り方がテンポ感1番良かったと思う

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メディア化で削られたり改変が入りやすい印象だったところについて、 

紫苑がネズミにあげた服がシャツだったの本当によかった〜〜〜っ

ネズミがイヌカシの(大切にしているもの=)犬を大事にしているのが伝わってきて本当によかった〜〜〜〜っ

楊眠、思想を成していた 最後まで革命家だった よかったねぇ よかったねぇ…かっこよかったよ…

当然、おそらく尺に収めるために大胆に削っているシーンとか、切り貼りして繋げてあるシーンもあるんだけど、どれも自然で上手いな〜〜って拝んでた 沙布の思い出のセーター、 

「なんで今の君が着られるんだ、(成長したきみには子供の頃のセーターを)着られるわけがないのに」

という、8巻の沙布の伏線となるモチーフなんだけど、

今回市場で見つけるものがコートからセーターに変わっていて、
コートの代わりにセーターが西に流れ着くことは自然だし、なおかつ「(ここにはないはずの)セーターを着られるわけがないのに」

と意味が繋がって、天才…!!!

今回、大人の沙布もセーター登場時から着ていて、どうなるんだろ…!?と気になっていたんだけど、そういうことだったんだね…

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今回、9巻分の小説全編を約3時間の舞台に収めてくれたのですが、
ここは物語として、名シーンとして、重要なセリフとして、ぜひ入れてほしい!というセリフやニュアンスをほぼ全て的確に押さえてくれていた

これめちゃめちゃすごい、長くNO.6のファンでいる方々が満足して絶賛していた理由がわかりました

そういう意味で気になる!ってところが見ていて全然なかったし、すごく満足感がある…

6ミュ観ました!
ぽつぽつ感想呟いていきます〜
マストドンではしばらくふせを使いますが、blueskyのフォロワーさんはネタバレ見えるかも、適宜ミュートしてください〜

NO.6って小説なのにさ、舞台の写真からどの場面かほぼほぼわかるのすごいのよ
期待

【ミュージカルNO.6 感想まとめ】
絶対呟くので作った
まだ未見で騒いでるだけ!この後追加します
[参照]

数時間の舞台作品なので、もし内容知らなくてもわかりやすいようだったら、
未見の方々におすすめして回れるんじゃない…!?という期待もある

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