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(前にも書いたかもしれませんが)自分の幼少期はテレビの特撮、アニメからシームレスにSFに接続していたし、それを毎年更新される科学の新発見が支えていた。
でもアラサーの創作講座仲間に聞くと、ニチアサをSFに接続するのは困難と言われる……

(つづき)
文学フリマで購入した『宇月原晴明のために』を昨日読んでいて、寄稿者たちの言葉に、読み手としても書き手としても勇気づけられていました。
しかし、世の中全般は、リアリズム文学しか読めない人たちの壁で囲われ、その中は狭いジャンル分けで分断されていて、中間領域を好むもの、境界線を壊すのが好きなものの居場所を探すのは厳しいのであった……

日本、ファンタジーと幻想文学もたぶん別物な国だから……

『フュリオサ』は神話や叙事詩の構えで作ってきたと思った。冒頭から、滅亡後の世紀末の物語だったマッドマックスを創世神話として語り直そうとしているようで。チャプター区切りの語り方もそうだし。
聖書に北欧神話。おそらく/もしかしたらオーストラリアの神話も何か入ってる? 色々ありそう。
予備知識なしで観ましたが、フュリオサの前日譚てことは「みんなの」前日譚なんだ! というのが嬉しかった。
しかし、デスロードのアッパーなノリと反対の語りで、しかも続編というハンデがあれば確実に興行成績は落ちるのが見えてると思うのだが、それでも尚、この映画を撮る監督の動機が知りたい。

ディメンタスの複雑さとか、週末に詳しく語り合える相手がいるので楽しみです。

昨日は『関心領域』と『フュリオサ』をハシゴしました。どちらも大変興味深く、楽しめました。

『関心領域』の一家は、現在の視点では連日続くパレスチナからの報道を実質無視しているに等しい私たちに重なってしまう、転倒。
音響の演出で「聴かせる」映画だった。しかし、『オッペンハイマー』でも感じたことだが、高度に技巧を凝らした作りでないと、もはやメッセージは機能しないのだろうか。
無邪気にドレスや入れ歯の金属を物色する家族、健気な家庭人かつ組織に忠実で仕事熱心な夫、平穏なグロテスク。
ネガポジ反転場面の意味や意図が掴めなかったのは何を見落として(肉体的な意味で……)いたのかな。

パワポとエクセルの穴埋めしかしていないと、立派そうな書類は作れても、ちゃんと読める書類は作れないよね。

(だから、ちょっと創作講座の実績に関して傲慢なこと言えば、書きたい小説の要約を1200字≒A4用紙1枚の梗概まとめるなんて簡単じゃない? と思って来た節があった。
じっさい、面白いかどうか以前に何が書いてあるか分からない梗概というのは、とくに1年間の講義の前半だと、けっこういるのだった)

以前勤めていた会社は大手製造業で、大学や院で卒論・修論の執筆経験もあり、社内で昇格試験の小論文も書いてきた人が多いはずなのだった。にもかかわらず、部長にレポートが読みやすい、文章が上手いと褒められたことがあった。他の部下たちは、何書いてあるのか分からないやつが多いらしく。とくべつなモノを書いていたわけでは全くないが。
部下といっても、自分も含めて主任、TLクラスの3〜40代の話で、それはそれでヤバいのでは、と思った覚えがある。文章を書く訓練の場を経験しないで出世する人多い……

雑用とかSNSとかで、今日も2時になってしまった。
風呂入ろ

文学フリマ東京38
購入いただいた皆さん、出店側として一緒にやったりお手伝いした皆さん、久しぶりに再会した人、初めてお会いした人、おかげさまでとても楽しい1日でした。
ありがとうございます。

写真は購入したもの&寄稿した新刊ぜんぶになります。

ようは冊子が同人誌なのではなく、本体が同人誌で文フリ賞の位置付けということでは

え……文學界新人賞受賞作って、某SF短編賞受賞作よりも入手可能性が低い?

現代詩手帖5月号『特集パレスチナ詩アンソロジー』を少しずつ読んでいる。
インタビューが掲載されている、岡真里の『ガザとは何か』を注文した。

自分の人格が松本零士と富野由悠季と竹宮惠子と栗本薫で形成されている自覚はあるな、あと神林長平と押井守
イマジナリーフレンドや脳内恋人がいれば、思春期は生きていけるのでは?

本物の楽器その他使って一発撮りできるわけないだろ? と思うのだけど、CGならまだいいけどもし本物だったら許せない的な感想とか……
醜悪な映像だけども、CMに感想言える場所で生きてる我々は、プレスする側にいて人殺しに加担してるやん、と思った

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iPadのCM、アメリカ企業がやるにはかなり際どいガザ虐殺批判なのでは? と初見で思いましたが……それはAppleが良心的かつ皮肉の効いたCM作る会社と思いたがるバイアスでしょうか?

小学校低学年で『コン・バトラーV』の「実は俺はロボットだった」自我崩壊トラウマ将軍とロボット婢女美少女コンビにやられ自分の癖の基本が作られる。高学年になり『銀河鉄道999』で謎の年上美女に攫われる快楽に目覚め、同時に「お前の好きなものは『SF』と呼ばれているのだ」と松本零士に教えられる。
999が毎週どこかの惑星に停車しているこの時期は、毎年パイオニアとボイジャーのどれかが外惑星の写真を送ってくる時期でもあり、イオもガニメデもタイタンも身近な星というのは大きい。

『009』と『超人ロック』と『地球へ…』にほぼ同時期に出会って「髪の毛は重力に逆らって良い」ことと美少年という概念を知ったのも同時期、ここまで12歳、小6。
図書室に子供向けSF全集はあったけど、自分で初めて本を買ったのは、中学生になってから『ガンダム』ノヴェライズか、安彦良和・挿絵『クラッシャー・ジョウ』か、本家パワードスーツ『宇宙の戦士』のどれか。基本ガンダム。

中3で『グイン・サーガ』と出会い、さらに栗本薫の本に竹宮惠子が表紙の妖しいものがあることを知る。
またグインの他にも文庫JAには日本人作家のSFがあることを発見し、神林長平、大原まり子、谷甲州、野阿梓を読むようになったのが高校生……

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