『フュリオサ』は神話や叙事詩の構えで作ってきたと思った。冒頭から、滅亡後の世紀末の物語だったマッドマックスを創世神話として語り直そうとしているようで。チャプター区切りの語り方もそうだし。
聖書に北欧神話。おそらく/もしかしたらオーストラリアの神話も何か入ってる? 色々ありそう。
予備知識なしで観ましたが、フュリオサの前日譚てことは「みんなの」前日譚なんだ! というのが嬉しかった。
しかし、デスロードのアッパーなノリと反対の語りで、しかも続編というハンデがあれば確実に興行成績は落ちるのが見えてると思うのだが、それでも尚、この映画を撮る監督の動機が知りたい。
ディメンタスの複雑さとか、週末に詳しく語り合える相手がいるので楽しみです。