お知らせ。BABELZINE Vol.3にゲスト翻訳者としてラヴィ・ティドハーの短篇を訳しております。鯨井なのでクジラの話を訳しました。かなり奇天烈な話です。おもしろいよ。
https://twitter.com/Babel_Uo/status/1658795209692676100?s=20
anon pressにて公開中の作品「グラウコスの海藻」がポストアポカリプスバイオSFで思弁進化も含んでてめっちゃ面白かったので共有
凄いなこれ
https://note.com/anon_press/n/nfb53ddcaffd0
ネビュラ賞ショートストーリー部門受賞作、サマンサ・ミルズの“Rabbit Test”を読みました。女性が中絶を禁じられたディストピア社会の話です。
直球だったので、個人的にはもう少しひねりが欲しかった。しかしこの恐怖にはいたく共感しますし、中絶禁止州には足を踏み入れたくない。
https://www.uncannymagazine.com/article/rabbit-test/
ネビュラ賞はSFファンタジー作家協会(SFWA)の会員が投票する賞です。
同団体が元々は“米国”SFファンタジー作家協会であることと、米国で「中絶」を重要政策として挙げる人が2018年は9%、2022年は25%と関心が飛躍的に高まっていることを考慮したほうがいいでしょう。
ただ私は「米国の問題」を使ったSF短編だと他人事のように考えてはおらず、本作は個人が国家や社会に機能を搾取される話として読みました。
参考:「意図的に政治化」された中絶問題 米国で大きな論争となった背景https://digital.asahi.com/articles/ASQ6G7VVGQ6FUHBI006.html?ptoken=01H0FVACBFM0V1VDMMHYCZBB1P
ネビュラ賞授賞式が進行中。ゲームライティング部門は『エルデンリング』でジョージ・R・R・マーティンと宮崎英高が受賞。
https://twitter.com/sfwa/status/1657961542078595073?t=_OJSpFcCwYfONuPP5ocUQw&s=19
レイ・ブラッドベリ・ネビュラ賞映像表現部門は『Everything Everywhere All at Once』に。
ケイト・ウィルヘルム至天賞(功労部門)はグレッグ・ベアに。
『ユリイカ2023年7月号 特集=奇書の世界』から「SFと奇書」みたいなお題をいただき、これから執筆するところです。
同誌は過去に『偽書の世界』と『悪趣味』でも特集を組まれていますから、何をもって奇書と見なすか、そのレッテルを貼る是非も含めて立論しないと……と考えています。
古典や最新作の実作紹介もリクエストいただいたので、それもやります。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3822
私にとっては初の『ユリイカ』参加になります。
ネビュラ賞ゲームライティング部門、日本から初受賞 https://news.denfaminicogamer.jp/news/230516a
I love biology(ichthyology etc.), aquarium, speculative evolution, science fiction and furry(kemono).
生物学(魚類学など)、水族館、思弁進化、SF、ケモノ(ファーリー)が好きです
ちょっと文章も書きます