YouTubeでDetroit:Become Humanというゲームの実況を見つけて、延々と見てしまった。
アンドロイドが知性を持ったとき、彼らにも人権を与えるべきかというテーマだが、アンドロイドに対する扱いが、アメリカにおける奴隷制や黒人差別をなぞるので、未来の話のような、過去の人権問題を扱っているような不思議な気持ちになった。
白人と黒人の関係とヒトとアンドロイドの関係を暗に並べて捉えさせることが妥当なのかと言われると、やはりアンドロイドは機械であり、ヒトとは様々な点で異なるので、問題があると言わざるを得ないだろう。しかし、ゲームの没入感の巧みさ故に、自分でも自然と並べて考えてしまい、そのことを怖いと感じた。
振り返れば、このゲームで機械であるはずのアンドロイドをヒトのように捉えさせてしまうことの大部分は、その造形にあって、もしヒト型をしていなければ、アンドロイドを虐待し、気に入らなくなれば廃棄するのは、ストレスで家電を破壊し、壊れれば買い替えるという、好ましくはないものの、非難するほどのことでもないのだよね。
わざわざ、アンドロイドが雑誌のページをめくって読んだり、アンドロイド同士に会話させたりというのも、本来は電波でデータ転送した方が早くて正確なわけでw
ウィンズテイル・テイルズ 時不知の魔女と刻印の子 門田充宏著
#PR #読了 作者様からご恵投頂きました!
面白かった! 良い物を読ませて頂きました〜
ファンタジー好きにはファンタジーに、SF好きにはSFに読めるところがミソ
ナノマシンみたいなロストテクノロジーがぽこっと出てきたり…
異形の未来、意思疎通不能な敵との絶望的な戦い、頑張る少年少女と高齢者、そしてわんこ!
ホワイトシェパードなんですよ!
個人的に世界と世界が繋がる話というのが好物なので異界からの侵略の入り口になっている黒錐門の設定がツボりました! 最大50メートルに達する漆黒の三角錐、という圧倒的異形感……そこから現れる巨大な敵「徘徊者」の夢魔的造形もツボ。
生き残りの人類を取り囲む砕ける石英の森、生命のない死の世界だけれどそのイメージは美しくて。世界の脆さを象徴しているように感じたけれど、レジリエンスも感じるんですよね…
五月中に2巻が出るので、その辺がどうなっていくのかも楽しみ!
ゲノミクスには疎いのだが、こういうたくさんの自由に動ける遺伝子があちこちにあって、様々な形で変異を促したりそれ自体が変異したり、って考えると、現代の技術ではその動態というか由来とか経緯とかを調べるのってすごく難しいんだろうな、と素人ながら感じる
https://research-er.jp/articles/view/133273
I love biology(ichthyology etc.), aquarium, speculative evolution, science fiction and furry(kemono).
生物学(魚類学など)、水族館、思弁進化、SF、ケモノ(ファーリー)が好きです
ちょっと文章も書きます