昨年は管理組合の(2度めの)理事長で、今期は継続して副理事長(新理事長のサポート)してますから、まぁ、それなりに経験は踏んでると思います。いい人もいますが、碌でもない人もいますし、正直、いかにも日本人なナチュラルに差別的な人・発想にもちょくちょく出くわします。
ある程度の生活になると、どうしても「このラインより下の人と一緒にしないで」みたいな空気を出し始める人が多い気がしますね。私は割と平気でやり過ごせる方ですが、あまり気持ちの良いものではありません(当たり前)。
正直、視野の狭さとか広さって、社会階層・所得階層はあまり関係ないと思うんですけど、一番大きく違うのは反省のなさ、ですよね。社会階層・所得階層が上がるほど、「俺、間違ってない」が増えるんだろうな、というのはすごく思います。「タワマン住んでる、一定以上の所得のある中高年男性は地雷」と言われても、私は否定しません(笑)。
話しやすい人、ってのはいますけどね。しかし、「結局、同じマンションの住民だから話してもらえてるだけだよね、多分」って感じますね。やはり。
管理組合での合意形成が簡単ではないのは、集合住宅であればタワマンだろうと何だろうと基本的に同じ。その上で、三つの条件によって左右される。
第一に、「ないそではふれない」わけなので、「住民の所得階層が下がると、合意形成が難しくなる」。身も蓋もない話だが、基本的に、メンバーに金に余裕のない人が増えるほど金の話がまとまらなくなるのは遺産相続から飲み会の割り勘まで大体そういうもんで、マンションに限らない。
第二に、「オーナー居住者が少なく、賃貸居住者が多くなるほど、合意形成が難しくなる」。資産目的で居住してないオーナーは、とにかく生活の利便性に興味がない。あちこち資産持ってるから総会にもいちいち出てこないが、出てこないくせに管理費などの負担増の提案には何でも反対票を事前に投じるだけの人になりがち。
第三に、基本的にマンションの維持管理は自治組織=管理組合の責任だ、ってのがわかってない人が多いと合意形成が難しくなる。管理会社はサポートでしかないのに、お客さん気分で無茶苦茶言ってる人とかいますし。
全体的に、管理組合がちゃんと機能してるか調べると、大体わかると思う。
東京と大阪で事情が違うのかもしれんが、正直、「タワマン=ハイソ」なつもりな人も「タワマン=デメリットだらけ理解できない」で語る人も、みんな好き勝手言うなぁ、と思って見ている。
私は大阪のタワマンに住んでいるが、タワマンが好きなわけではない。平屋に住めるなら住みたいよ。しかし、高いの。だから、集合住宅=マンションで、基本的に縦に伸ばして単位面積あたりの住居面積増やして割安にしているわけ。ハイソだセレブだ、というのは、何の勘違いなんだとしか思わない。
つまり、交通の便がいいところにある程度の広さの住居を持とうと思ったら、よほどの金持ち以外はタワマン以外の選択肢はほぼないんだよ。あるんなら紹介してくれ。買うから。……まぁ、ないけど。
で、今後老朽化が進むと、合意形成が難しくてどんどん問題が出てくるというのもみんな承知の上。タワマンに限らず、ある程度以上の規模のマンションなら以前からあったし、また、多少は法律も変わってるから古いマンションより多少マシなくらい。
何を言ってるのか。これまで共闘出来ていたのは魔法のお陰だったとでも言うのか?それは魔法では無く政策協定していたからだし、不可能になったのはそれをあなた方が破棄したから。
立憲・小沢氏、野党の候補者一本化「魔法でも使わない限り難しい」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSB82362SB8UTFK010M.html #立憲
自民党への不信感が広まっているなかでの選挙。ほんとなんでこんな時に野田なんだろう。野田じゃなければ、立憲らしくない立憲議員にももう少し快く投票できたのに。
通信制高3(卒業延期)息子と共に暮らす氷河期世代シングルマザー。司書資格持ち。心理学専攻だったのに建築の仕事してます。合気道とヨガにドはまっていて、常にアザと筋肉痛を抱えている。のし梅のシートの匂いが好き。