君がいじめられるのはね、魅力的だからさ。彼らは狭い世界に閉じられているから、そこから遁れられている君が羨ましいんだ。でも、どうやってそれを手に入れたらよいか分からないから、君をいじめてる。愚かだよね。そんなことをしても、何も手に入らないのに。むしろ、自由から遠ざかっていくばかりだ。彼らにも君と同じ翼があって、でもそのことに気づかないまま、つまらない世界の片棒を担いでいつまでも飛べないでいる……。君は今、孤独を感じているかもしれないけれど、いつか分かるよ、君にも仲間がいるってことが。街で、それこそプラタナスのざわめく並木道を歩いていて、君は数人の人とすれ違う。その内のつまらなそうにして、でも口笛を吹いている一人と目が合う。そして、そのまま別れ別れになるけれど、気づくんだ、そいつが君の仲間だって。孤独なのはむしろ、そのことが分からないで、君をいじめている奴らなのさ……。
命を削るように創作をすること自体は苦ではない。けれど、「命を削らなければならない」という強制力が働いている場が本当に嫌で、各々は自らを放つように身を削り火の粉を発していたとしても、創作の「場」は誰しもが息のすることのできる場所であってほしい。かつて息の通り道を塞がれながら、ある団体を去ったことがあったけど、あのときほど辛いことはなかった。理不尽とどう戦っていくか、について、結局じぶんが権力を持って理不尽を撲滅していくというアクロバティックな方法しか思いつかない。しかも、じぶんが死んだあとに、理不尽が再び飛び出さないような仕掛けをしなければ……と思うと、もう私一人では決して出来ない仕事の規模感ですよね……
私は自分の精神状態の読み取りが割合精確にできるタイプなので、精神科に行ったときも「あなたは大丈夫」と言われて、心の中でexactlyと思ったものです。それでも、心の負担がないかというと、人から非常に多くのものを受け取ってしまう癖があるので、日常的に「重い」です。そして、その「重い」ことの解決を先延ばしにするツケが、いつかやってくる。でも、それでいい。
一本の「考える木」としての私は、その樹皮一枚を剥ぎ取れば、川が脈々と流れていて、むしろその川の流れこそがわたしの本体であり、それゆえ世界に翻弄されて心が流離するものと思います。よくもまあ、こんな「生」を暮らしていけるものよ。あななやましの肉体の鞘。私はわたしの創作者向きの性格が、一方では愛おしいのです。氾濫するわたしを止めるのは、その行為のみ。
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Fedibirdは、マストドンというサーバソフトウェアで運用されているSNS・マイクロブログサービスです。
ただし、Fedibirdは他のマストドンと異なる特徴がいくつかあります。
特に重要な違いが、ローカルタイムラインが無いことです。
そのため、新しいアカウントを作成して何かをつぶやいても、最初は実質的に誰も見ていないので、自分から何かアクションを起こさないと気付いてもらえません。
むしろ、それをメリットと感じる人に向いた、お互いに必要以上に干渉しないスタイルのサーバです。
(管理者は登録に気付いていますが、必要がなければお声がけしないようにしています)
とはいえ、誰かに気付いてもらって、フォローを増やしたり、とっかかりを見つけたい方もおられるかと思います。
その場合は #fedibird というハッシュタグをつけて、挨拶や質問などを投稿してみてください。
また、関心のある投稿やユーザーをみつけて、お気に入り、ブースト、リプライ、フォロー等を行ってみて下さい。
オイスターとともに炒められる歌人。