2023年にHarper’s Magazineに掲載された、ユンガーの傑作『大理石の断崖の上で』の書評。ボルヘスやイー〇ン・マスクって、どこでユンガーに言及しているかご存じのかたはいらっしゃいますか…?https://harpers.org/archive/2023/03/historys-fool-ernst-junger/
Bedethequeというサイトはデータベースとしてたいへん便利。例として、仏語版「大日本天狗党絵詞」のページ:https://www.bedetheque.com/serie-13576-BD-Clan-des-Tengu.html
ブログ更新。台湾の誠品書店による「書店誌」である「提案on the desk」。その幻想図像世界特集(?)について取り上げています。五十嵐大介、逆柱いみり、デヴィッド・ウィーズナーなどが特集内では紹介されていますが、日本語書籍の翻訳状況がハンパないです。https://air-tale.hateblo.jp/entry/2024/01/04/015642
Japanese Literature in Translation: Izumi Suzuki’s Terminal BoredomをYoutubeで聞き始めています。Sam Bett, Morgan Giles, Daniel Joseph, Margaret Mitsutani, Helen O’Horanが参加。https://www.youtube.com/watch?v=f1UWniTxjkw
ブログ更新しました。今年読んだ書物の収穫。https://air-tale.hateblo.jp/entry/2023/12/28/030341
これも、秋草俊一郎氏の問題意識と接続しうると感じているのですが、「現代詩手帖」2022年2月号に掲載された、ドロシア・ラスキー×スティーブン・カール×由尾瞳×佐峰存による座談会「沈黙を破るアイデンティティの声」では、近年のアメリカ詩がアイデンティティ・ポリティクスのための手段という側面がますます強くなってきていることが語られています。https://air-tale.hateblo.jp/entry/2023/12/21/021757
サンバル…マレーシアやシンガポールなどマレー系の文化圏では食べられているが、どこの国の起源かは不明
最近ではできあいのサンバルも浸透してきた 手作りは日持ちはしない
小エビのペースト…サンバルの材料の一例 インドネシアには液体の魚醤はない*
クルプック 一部の種類をのぞき家では普通作らないが、街で廉価で手に入る。日本では「インドネシアのえびせん」として紹介されることがある一方、エビ味でない味もある*
KFC・マックにもポンプ式のサンバルが置いてある
KFC・マックにもサイドディッシュとしてライスがある*
→パンはあくまで軽食という認知が広まっており、そのためライスとフライドチキンを出すというローカライズ戦略が採られた*
→“パンや麺を食べても、米なしでは食事とはみなさない”
エス=ポデンなどかき氷にはフルーツだけでなくアボカドを入れることも
料理はひと皿にすべて盛ってもまったくマナーとしてOK
食べる時は手が多い。インドネシアではお箸は使わない。左手は宗教的にも好まれないものの、左手が不浄であるという認識は変わりつつある
空心菜(kangkung) 東南アジアの多くの国で炒め物に使われる(つづく)
ここ数年で何度かインドネシア料理を食べに行ったり、インドネシア人の友人と交流したりしているきっかけで関係する本についても読むようになっている。阿良田麻里子『世界の食文化6 インドネシア』(農山漁村文化協会)があまりに面白く(四方田犬彦が紹介しているベトナムの巻もよかった!)、これと間瀬朋子、佐伯奈津子、村井吉敬編『現代インドネシアを知るための60章』(明石書店)と友人の話を読んだり聞いたりしているだけで、テキストファイルのかたちで作成し始めたメモがコットンキャンディーのようにふくらんでいく。
未整理のままだけど、少しだけ箇条書き風にしたものを以下に記す。また、上記・阿良田麻里子氏の本に多くを負っているので、その本に詳しく記述があるものについては*のマークを記した。(つづく)
本好き、旅行好き。 海外詩/翻訳文化論/日本文学普及/社会言語学etc.文章のアップはSNSよりも主にブログのほうで行っています。よろしくお願いします。https://air-tale.hateblo.jp/