『最後のユニコーン』の新版が出るそうですが、ビーグルが「くやしい。ぼくは本書のような物語を書きたかったのだ」と最大級の賛辞を寄せた『ボアズ=ヤキンのライオン』もいつか新訳が出てほしいです。
というのは、ユニコーンの物語とライオンの物語は、双子の兄弟のようなというか、片方の作品がもう片方の作品の補助線として読めるような、不思議な関係性をたたえているようにみえるからです。
※コメントの原文は、“I wish I'd written it. It's one of a kind, and those are the only sort of books that mean anything to me.”