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「アンンブッシュ」
フランス・UAE合作。
イエメンの内戦を終息させる為に派遣された多国籍軍。
その中のUAEのパトロール隊がゲリラの罠にハマり……果して遊軍は彼等を助ける事が出来るのか??
事前に情報を仕入れない状態で≒イエメン内戦の事をあまり知らないまま観た感想は「アクション。アクション。またアクション」
でも、単純なアクションもの戦争映画に見えて、実は観る人が観れば、かなり政治的な作品なんだろ〜なぁ……。


「キラーズ・オブ・フラワー・ムーン」
90年代には今で言うイケメンの代名詞だったデカプリオが演じるのが……デブで、周囲の状況や怖い親類に巻き込まれてズルズルと犯罪に手を染める男。
ロバート・デ・ニーロ演じる悪役も、結局は「とんでもない悪事をやらかす奴に限って人間としては薄っぺら」というオチ。
3時間以上、ずっと退屈せずに楽しめます。


「ウッシュ」
判り易いまでの「思想統制をやって る全体主義国家が、民主化革命により倒れる」話。
ディズニー100周年記念作で、100年間、国と統治してきた国王と、今日で100歳になる主人公のお祖父さんは、これまた判り易いまでの、「ディズニーが切り捨てるべき悪き伝統と、ディズニーが受け継ぐべき善き伝統」の象徴。


「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
俺は「面白いと思う閾値は低いが、傑作と思う閾値は高い」(例:「大怪獣のあとしまつ」を「言われてるほどの駄作か??」と思う一方で「シン・ゴジラ」「ゴジラ-1.0」は「言われてるほどの傑作か??」) よ〜な人間なので、やっぱり「面白いけど、世評ほどの傑作か??」。
主人公/男性観客に都合のいい萌えキャラが実は……オチに関しては、過去に、もっと「ウギャ〜」となった作品も観てきたしなぁ……。

インドネシアのヒーロー映画「スリ・アシィ」嫌いになれないのに、真面目に感想書こうとすればするほど、悪口と解釈されても仕方ない文章しか出て来ない……。

映画感想「スリ・アシィ」 

MCUの何度目かの柳の下の泥鰌を狙った「映画の『ユニバース』展開」に、思わぬ国から思わぬ参戦!!!!
インドネシアのコミック・レーベル「ブミランギット」を映画化したBCUシリーズがついに日本公開!!!!
と言っても全国で10館ほどで、劇場公開1週目にして1館につき1回ですが。(大半が2〜3スクリーンの小規模館なので)
「いや、これ、どう見ても呪われたダークヒーローやろ」という生れ方をした正義の女性ヒーロー「スリ・アシィ」の誕生譚……なんですが……。
はっきり言って、ここ10年ぐらいのアメコミ映画の中で、一番出来がアレなのより、更に脚本も演出も荒削り。
もう1回観に行きたいかと言われると、無料でも躊躇します、正直言って。
とは言え、後に人気シリーズになったヤツの第一作でも、このレルの作品は結構有るので、まぁ、今後に期待かな……?

映画感想「PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ」 

植民地時代の韓国。
日本から来た総督への暗殺未遂事件が起きるが、総督府内に独立派に情報を流した者が居るらしく……そこに、日本軍内の派閥争いも絡み……。
1つの作品でジャンルが二転三転。
ただし、途中でどうジャンルが変るかも言ったら、総督府内に居る独立派のスパイ「ユリョン(幽霊)」は単数か複数か、複数なら誰なのかをバラす事になるので詳しく言えない。
あと、敵役の筈の日本軍の軍服が「こんな格好いい軍服なんて日本の旧軍にねえよ」って代物だった。

#映画感想「デジベル」 

グアムでの米軍との合同演習後に本国に帰還する途中で謎の魚雷に攻撃された韓国海軍の潜水艦。
海中で航行不能となり、しかも運悪く台風で捜索が難航し救助された時には乗組員の約半数が死亡していた。

だが、指揮をとったその潜水艦の副長は国民的英雄となり……だが、海軍高官やその副長の家族を狙った爆弾テロが起きた。
しかも、その爆弾は「周囲の音の大きさが一定量を超えると、爆発する」という魚雷を思わせる仕組みだった。
どうやら、潜水艦で何かが起きていたらしいのだが……?

そこそこ面白いけど設定に無理が有るかも。
ただ「歩道が広いではないか…行け」を主人公がやるという、中々、実写映画ではめずらしいカーアクション・シーンあり。

"イスラエル軍が市民に退避を呼びかけるビラを空からばら撒いているというが、それが退避先のガザ地区南部。閉じ込められているのだから退避のしようがない😡

酷すぎる。心底怒りしか湧かない。"
x.com/yukoasanuma/status/17304


「正欲」
原作も読むつもりの人は、絶対に原作先に読み終えてから観た方がいい。
しかし、まぁ、キャスティングを決めたり、撮影してるタイミングでは、ジャニーズ事務所から事実上追い出されたも同じ人が、あんな役をやる事に意図せぬ意味が生まれてしまうなんて思ってもみなかったんだろうなぁ……。


「スラムドッグス」
いや、これ、どう考えてもPG12じゃなくてR15だろ。
まぁ、12歳の子供からしても子供騙しの下ネタにしか思えない内容かも知れないけど。


北野武の「首」って、要は4DXとかMX4Dとかで上映すべき作品だよね??


「首」
超豪華な名優と凄い予算を使った、すげ〜薄っぺらい登場人物による、すげ〜薄っぺらい話。
良くも悪くも、観てる間は面白いが、帰って寝て翌朝には観た事忘れてるような作品。
「観てる間は楽しめるが、後に残らない」と云う意味では「贅沢」と書いて「バカ」とルビをふるような形容が相応しいデート・ムービー向け映画。
はい、カップルで、この映画観た後、ホテルにしけこんで、やる事やっても、お互いに服を脱がし合ってる頃には、この映画の話題が出るかも知れませんが、前戯が終る事には脳内に、この映画の事は、何も残ってません。


「首」
戦国武将達がやってる事が、農民出身である秀吉からすると「周囲に居る連中の所業が『自分がボケ役だと気付いてない超天然のボケ役』達が真顔で大ボケかましている」という、マイノリティであるツッコミ役がマジョリティ達の「本人は大真面目、この映画の観客からすると演者が大真面目に演じてるからボケとして成立するのであって『ボケを演じてます』的な意識が少しでも感じられたら全部台無し」をツッコミが追い付かないまま呆れて見ているという、金はかかってるし、観てる間は面白いが、絶対に映画賞とかやっちゃいけないし、何なら、わざと観た翌日には観た事を忘れてるような作品として作ってるようにしか思えない作品。

イマン・ヴェラーニさんのこれまでの偉業(?)(一部ネタバレ) 

・スーパーパワーが有る以外はあんたそのものだろ、というカマラ・カーンの演者に抜擢。
・カマラ・カーンが主人公のコミックのシナリオ・ライターに抜擢。
・カマラ・カーンが映画版ヤング・アベンジャーズ(多分)の実質的リーダーに。


「マーベルズ」
いや、すげ〜楽しい。
今年観た映画最高傑作には絶対にならないが、「何度も観たい」感は「ゴジラ -1.0」より上。
でも、IMAXやドルビーシネマみたいな高画質だけど3Dよりも2Dで観た方がいいかも。(色彩が鮮やかなシーンが多いけど、3Dだと明度・彩度が落ちちゃうので)


「ゴジラ -1.0」
最高級の牛肉が最高の焼き加減。
ソースは独創的。
そして、ご飯と味噌汁は……すごい高級な米や味噌や出汁を使ってるのは判るが、何故か「普通」。まぁ、このシェフ、昔はご飯炊くのがクソ下手だったから、あの頃に比べりゃ進歩した方か。
盛り付けは……わざとらしさが鼻につく人も一定数居るだろうな、こりゃ。
そう言った感じのステーキ御前。


「ザ・クリエイター」
監督の日本・アジアへの愛が溢れた作品だが、個人的には、劇中のアメリカに近い国家は現実の日本……もしくは、現実の日本は、劇中のアメリカとニューアジアの悪いとこ取りなんじゃなかろ〜か??って気はせんでも無い。


「死霊館のシスター2」
同じシリーズの他の作品観てなくても、まぁ、楽しめます。
絶対に賞レースには絡まないけど、デートムービーとか、友達と数人に観に行くとか、配信になった後に時間潰しに見る分には、ちょうどいい程度の面白さ。
あと、たまたま、前の席に居た4人連れの外人さん達の反応がイチイチ良かった。


「グランツーリスモ」
劇場公開直前に、ようやく観れた。
もちろん、IMAXとかのデカいスクリーンでかかってる内に観れなかった事を後悔した。

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