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北野武の「首」って、要は4DXとかMX4Dとかで上映すべき作品だよね??


「首」
超豪華な名優と凄い予算を使った、すげ〜薄っぺらい登場人物による、すげ〜薄っぺらい話。
良くも悪くも、観てる間は面白いが、帰って寝て翌朝には観た事忘れてるような作品。
「観てる間は楽しめるが、後に残らない」と云う意味では「贅沢」と書いて「バカ」とルビをふるような形容が相応しいデート・ムービー向け映画。
はい、カップルで、この映画観た後、ホテルにしけこんで、やる事やっても、お互いに服を脱がし合ってる頃には、この映画の話題が出るかも知れませんが、前戯が終る事には脳内に、この映画の事は、何も残ってません。


「首」
戦国武将達がやってる事が、農民出身である秀吉からすると「周囲に居る連中の所業が『自分がボケ役だと気付いてない超天然のボケ役』達が真顔で大ボケかましている」という、マイノリティであるツッコミ役がマジョリティ達の「本人は大真面目、この映画の観客からすると演者が大真面目に演じてるからボケとして成立するのであって『ボケを演じてます』的な意識が少しでも感じられたら全部台無し」をツッコミが追い付かないまま呆れて見ているという、金はかかってるし、観てる間は面白いが、絶対に映画賞とかやっちゃいけないし、何なら、わざと観た翌日には観た事を忘れてるような作品として作ってるようにしか思えない作品。

イマン・ヴェラーニさんのこれまでの偉業(?)(一部ネタバレ) 

・スーパーパワーが有る以外はあんたそのものだろ、というカマラ・カーンの演者に抜擢。
・カマラ・カーンが主人公のコミックのシナリオ・ライターに抜擢。
・カマラ・カーンが映画版ヤング・アベンジャーズ(多分)の実質的リーダーに。


「マーベルズ」
いや、すげ〜楽しい。
今年観た映画最高傑作には絶対にならないが、「何度も観たい」感は「ゴジラ -1.0」より上。
でも、IMAXやドルビーシネマみたいな高画質だけど3Dよりも2Dで観た方がいいかも。(色彩が鮮やかなシーンが多いけど、3Dだと明度・彩度が落ちちゃうので)


「ゴジラ -1.0」
最高級の牛肉が最高の焼き加減。
ソースは独創的。
そして、ご飯と味噌汁は……すごい高級な米や味噌や出汁を使ってるのは判るが、何故か「普通」。まぁ、このシェフ、昔はご飯炊くのがクソ下手だったから、あの頃に比べりゃ進歩した方か。
盛り付けは……わざとらしさが鼻につく人も一定数居るだろうな、こりゃ。
そう言った感じのステーキ御前。


「ザ・クリエイター」
監督の日本・アジアへの愛が溢れた作品だが、個人的には、劇中のアメリカに近い国家は現実の日本……もしくは、現実の日本は、劇中のアメリカとニューアジアの悪いとこ取りなんじゃなかろ〜か??って気はせんでも無い。


「死霊館のシスター2」
同じシリーズの他の作品観てなくても、まぁ、楽しめます。
絶対に賞レースには絡まないけど、デートムービーとか、友達と数人に観に行くとか、配信になった後に時間潰しに見る分には、ちょうどいい程度の面白さ。
あと、たまたま、前の席に居た4人連れの外人さん達の反応がイチイチ良かった。


「グランツーリスモ」
劇場公開直前に、ようやく観れた。
もちろん、IMAXとかのデカいスクリーンでかかってる内に観れなかった事を後悔した。


「マッドハイジ」
名画座で鑑賞。
すげ〜つまんね〜訳ではないけど、SNSなんかで「予告は盛り上ったのに、本篇の感想は全然見掛けない」理由がよ〜く判るような感じの出来。


「イコライザー THE FINAL」
この邦題付けたヤツ、「この映画は途中から、殺した極悪人の孫(未成年)に撃たれたマッコールさんが死の間際に見た幸せな余生の幻覚」って解釈してねえか??
いや、それ位に「なろう」系感がパンパない。
あと、今はシチリア島ではマフィアは駆逐されてた筈。


「HUNT」
1980年代の韓国を舞台にしたフィクション。
事実を元にしてる部分は有るが……まぁ、東京のド真中で韓国の諜報機関と北朝鮮が、あんなド派手な銃撃戦をやった事は無い……と思う。
どうやら、韓国の諜報機関内に北朝鮮のスパイが入り込んでおり、そいつが流した情報が大統領暗殺計画に使われているらしいのだが……いや、主人公2人含めて誰を信じりゃいいか判んないまま、とんでもない最後を迎え……。


私も、その紹介された映画ではありませんが、アメリカ人監督のイスラエルを描いたドキュメンタリー映画で、イスラエルは満州と同じではないかと驚きました。登場していた移民者が、「パレスチナ人を強制的に追い払って、そこへ入植するものとは思っていなかった。しかし、もう、全てを引き払ってから来たので、帰るところがない」

映画「あしたの少女」
悪は確かに有る。
しかし、その悪は社会の各所に分散しており倒す事は困難。
たった1つの急所をブスリとやれば倒せるような悪ではなく、社会システム内の各所に散らばり、いわば「互いが互いのバックアップ」と化している複数の悪を同時に倒さねばならず、警察だろうとアベンジャーズだろうと根絶は困難。
それでも、倒す方法が有るとするなら……世の中そのものを変える事。
日本が舞台なら絶望的なオチだが、この映画を作った国は、何度も国民の手で世の中を変えてきた国だ。
まだ、希望は有る。

映画「復讐の記憶」
悪者側が判り易いまでの悪者だが、最大の問題は、このような判り易いまでの悪者が現実にゾロゾロ居てデカいツラしてやがる事。

映画「PATHAAN/パターン」
中国では人民解放軍万歳映画を作っても敵は架空の国とか架空のテロ組織(ジャッキー・チェンの主演映画でIRAが登場した時には中国語字幕では架空の組織名に変えさせられてた)になってるが、インドは豪快に実在の国(それも隣国)を悪役にしている。(色々と言い訳的なモノは有るが)
ちょっと、そう云う危うさを含んだ映画ではあるが、単純な面白さは結構いいレベル。

10数年にわたって黒字だった大阪市、維新市政で赤字転落。

大阪市、来年度収支338億円赤字の見通し 万博や子育て施策拡充:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASR986TNYR9

映画「福田村事件」ネタバレ 

虐殺される行商隊(被差別部落出身)のリーダーが「こいつらは『俺達』の『仲間』だから殺しちゃいけない」という擁護を聞いて(当人は一般人を自分を差別している連中と見做し、朝鮮人を自分達と同じく差別されている者と見做していた)「なら、『俺達』の『仲間』じゃなけりゃ殺していいのか??」の意味で、このセリフを口にする。
だが、その場には、デマを鵜呑みにして「東京に出稼ぎに行ってる家族が朝鮮人に殺された」と思い込んでいる者が居て……。
twitter.com/koike_akira/status

映画「福田村事件」
「関東大震災の際に朝鮮人と間違って日本人が日本人を虐殺してしまった」という事件の映画化と聞いて、誰もが真っ先に思い浮かべるであろうツッコミ。
よりにもよって、そのツッコミそのまんまのセリフが虐殺の開始を告げる最初の一撃を引き起こしてしまう……。


「福田村事件」
一応で出そうな批判の多くに関しては映画内でアンサーは出してる。(そのアンサーで十分かは別にして)
観る側が結末を知ってる訳だが、「正しい事」「当り前の事」「普通の事」「誉められるべき事」が、ほぼ悉く最悪の結末に繋がる伏線として機能している。

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