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 大学を卒業して就職する愛子氏の一挙手一投足を褒め称えて「天皇にふさわしい」と叫ぶ人々、おぞましい。

 尊いとかステキだとか敬愛しているように見せかけて、彼女が生身の人間であることをまったく無視してあらゆる人権を剥ぎ取って一生檻に入れたいっていう欲望は、グロテスクでしかない。自分たちが気分よくなるための「鑑賞の対象」扱いなんだよ。
 
 「皇族はこうあらねばならぬ」っていう勝手なイメージを押しつけて、今のところイメージとちがわないっていうだけで「ふさわしい」と激賞しているだけだもの。そういう人々は、少しでも彼女がイメージと異なるそぶりを見せたら、手の平返して誹謗中傷するでしょう。そのバッシングを彼女がどれだけ恐れているか、少しでも想像してみりゃ分かるだろうに…

 彼女や彼女の家族、親族の心身の健康を守るためにも、天皇制は廃止一択。
 日本におけるあらゆる差別の根源は天皇制。少しでも人権を学べば、いかに気持ち悪いシステムか分かるはず。一刻も早く廃止すべし。




 

うわぁ、、、ようやく。
遅すぎた。でも意味はある。
やっと、、、やっと、1つ。
他の学会も、これに倣え。

過去のアイヌ民族研究「反省し心から謝罪」 日本文化人類学会が声明
asahi.com/articles/ASS490CP9S4

声明全文(PDF)
jasca.org/onjasca/2024seimei.p





『ムーンライズ・キングダム』(2012)を観た。

 絵本で読むお話を、そのまま映画にした感じ。
 かわいく、美しい。
 そしてキャスティングが豪華すぎてのけぞる。
 「美しくかわいい」という形容が普段つかないスターが揃っていて震える。
 ただ、私はブルース・ウィリスは静かな役を演じている方が好きなので、しっくりきている。ハーヴェイ・カイテルもスカウト隊長の恰好がサマになっていて、良すぎる。
 誰かを「一目惚れ」したことがないせいもあって、主人公2人がなぜ惹かれ合ったのか説明(的描写)がないため共感しづらい。とはいえ2人はそれぞれかわいく、協調性がなく自分の境遇に居心地の悪さを感じている者同士で惹かれ合ったんだろうということでとりあえず理解。サムのサバイバル能力が高くて感心して笑った。スージーの持ち物がことごとくサバイバルと無関係で笑った(ファンタジーだから構わない)。島の地理・気象を説明する老人が時折メタ的な登場をするのが楽しい。




『ゴーストバスターズ フローズンサマー』を観た。4Dで観たため、子どもたちは大喜びだったけれど、私は落ち着かない💧w

 リブート版と呼ばれる『ゴーストバスターズ』(2016)は、映画にまったく近寄れない日々だったために作品の存在すら知らなくて、インセルによる激しいバックラッシュの中でのかっこうの攻撃対象になったらしい…ということも当然知らなかった。あとできちんと調べておこう。

 イゴンの孫たちによるゴーストバスターズは、結果的にボコボコにされたリブート版とは無関係(今でいうところの別の世界線?)として作られたわけだけれど、きちんと聡明な女性たちが中心に置かれ、エスニシティも豊かで、その点は安堵。
 レイやピーター、ウィンストンに電話番だった女性も現れて、年寄りもそれなりに活躍し、世代的な多様性もあった。

 フィービー、賢くかわいくて、ずっと活躍を見守りたくなる。
 あの幽霊のメロディは、結局極楽浄土へ行けたのだろうか?どういう事情・心境の変化あったのかよく分からなかった。
 ガラッカが、自分の角を見つけて頭にくっつけるシーンにちょっと笑った。

 エンドロールの冒頭、ハロルド・ライミスの名前に号泣した。最後の最後で不意打ち。




めちゃくちゃ重要な記事
ジョナサン・グレイザーのオスカースピーチに賛同したユダヤ系の面々✨

マイク・リーとジョエル・コーエンがいる!!(涙)
variety.com/2024/film/global/j




 『グランド・ブダペスト・ホテル』を観た。家にDVDがあるのに放置していたが、まさかこんな豪華なキャスティングだったなんて知らなくて、早く観ればよかった、と後悔。子どもたちと、あ、マルコム博士だねーとかティルダ様だねーとかのんきに構えていたら、ハーヴェイ・カイテルじゃん、、、!(涙)

 いつものウェス・アンダーソン的な、作り物的でディズニーランドみたいなカラーリング、「女性ウケがいい」とよくジェンダー濃厚な書かれ方をするけれども、それはそれとしてかわいい。80年代の寂れたホテルの感じも、共産主義国ならではのキッチュさが相まって、かわいい。

 難民映画だった。ゼロが抱える孤独と悲しみに、胸が痛かった。すぐに謝ったグスタブ、よし。
 お客さんや軍隊を相手どった時のレイフ・ファインズの流れるようなセリフまわしと細かい表情の変化を観ていると、チャップリンに似ている気がする。
 ヴィゴ・モーテンセンの狂気は、お家芸。スキーとソリのチェイスは子どもたちが抱腹絶倒。
 ホテルの赤いカーペット、刑務所からの脱走、修道院での殺人、雪山でのクリフハンガー…いっぱい映画愛が詰まっている。




南アフリカ共和国の首都が3つある、というのは、常識なのか…!?


 昨日、子どもと『セルピコ』を観た後に『スーパー・マグナム』も観たため、ニューヨークのイメージが半分冗談半分本気でめちゃくちゃ暴落して笑った。

 チャールズ・ブロンソンもアル・パチーノも、最高✨

 それにしても『スーパー・マグナム』のNYの設定…あれはいくらなんでも喜天烈すぎやしないか。「治安が悪い」のレベルではない(笑)。警察が一般市民に「一掃」を丸投げして、マグナムどころか機関銃やランチャーを撃ちまくる無法地帯。。。笑うしかなかったけれど、作品を選ばないチャールズ・ブロンソンの懐の深さを尊敬する。順番が逆だけれど『狼よさらば』も見せなければ…




岡口判事の罷免、
民主主義にとっては深い打撃だけれど、本人にはまったく同情しないわ…ホモソの象徴的存在。




トランスヘイターになってしまった大切な知人。性差別とたたかう強い言動すべてがむなしい。悲しい。




『映像の世紀』のテーマ曲「パリは燃えているか」と、『未解決事件』のテーマ曲「ラビリンス」がいかにものすごいか(←ボキャ貧)よく語られている。
激しく賛同するのだけれど、『日本人は何を考えてきたのか』のテーマ曲も、同じレベルで胸に刺さってきて忘れられない。




高嶋政伸、誠実な人だ…!
娘を性虐待する父親の役を演じるにあたっての姿勢が、非常にまとも。

shinchosha.co.jp/nami/tachiyom

<僕に娘がいたら、とても演じられない。
 その言葉が浮かぶと同時に、彼女にこれから起こることが頭を駆け巡り、不意に涙が出そうになりました。現実世界でこのようなことは決してあってはならないと、胸が苦しくなり、そしてこの時に改めて、インティマシーコーディネーターという存在の意義、大切さを、身をもって理解しました。作品に関わる全ての人間の心に寄り添い、人間の尊厳を守りながら、この異常なシチュエーションをベストに撮影するためには絶対になくてはならない存在です。>





『女王陛下のお気に入り』(2018)を観た。

 『哀れなるものたち』とこれを観たことで、あぁこういう(魚眼?)レンズが好きなのか!と分かった(笑)。
 歴史ものだけれども、厳しい歴史考証を入れてはいない。それは決して「いいかげん」なのではなく、計算したアレンジだから、面白く鑑賞できる。
 女王が途中で機嫌を損ねる舞踏会でのサラのダンスは…あれはなんだろう(笑)?とにかく楽しかったけどなんか滑稽で、ヨルゴス・ランティモスの描く舞踏会は面白い。
 中心の3人とも、欠点が多くて、しかし決して嫌いになれない複雑なキャラクターで、味わいがある。3人同士の駆け引きというのはそうとう頭が良くなければ勝てない…。オリビア・コールマンの芝居、すごい。
 徹底した「男は脇訳」感もよかった。




ラジオCMで、「トクホではありません、機能性表示食品です」というサプリの宣伝文句に「???具体的になにがどうすごいの??何故なにも説明がないの?」と不思議でたまらなかったし不満だったけれど、小林製薬の事件でようやく「機能性表示食品」の制度ひどっっという理解に至った。
単に知識がついただけではあるが、「あぁ、説明がないのはマユツバものであることをカモフラージュしていたってだけか」と理解が進んだので「防衛」に役立った。




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