京極夏彦『姑獲鳥の夏』読了

これは学生の時に一度読んでいるんだけど、すっかり内容は忘れているので一から楽しめた。
昔は脳科学とか精神病理学みたいな?のと民俗学の融合だと思っていたんだけど、今読んでみると仏教哲学だという風に見える…。思い過ごしかもしれないけど。
『姑獲鳥の夏』がすごかったところはオカルトを科学で看破するわけじゃない所にあると思う。人文科学的なあらゆるアプローチで説明するって感じかな…。しらんけど。
当然なんでしょうけど作者の博覧強記っぷりと論理の組み立てに脱帽。

なんかこの本が出た時代の雰囲気とか思い出したなあ。世紀末だった笑。陰陽師とか今ではベタだけど当時はそうじゃなかった。

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今年の龍擡頭(旧暦2/2)は3/11(月)とな…

「龍擡頭(long2 tai2 tou2」は、ほんのりと春の気配を感じる旧暦の2月2日にあたる伝統的な祭日だ。この日は「天で風雨を司る龍が頭をもたげる日」とされ、春の訪れを祝い、その年の豊作や家族の健康、子どもの健やかな成長を願って様々な行事を行う。

中国では古代から、龍が四海や天地を司り人々に恵みをもたらすと考えられてきた。龍擡頭は雨風を司る龍がむっくりと頭をもたげて雨を降らせ、木々が芽吹き始める日なのだ。

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福建省には春節期間に神々の偶像を廟から招いて巷を巡らせる「遊神」と呼ばれる風習がある。これは神々が人々の土地に降り立ち、幸福をもたらすことを意味する。途中、人々はお香を捧げ、一年の幸運を祈願する。

結構現代風のイケメンっぽい造形…

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